この冬に鳥インフルエンザが発生した千波湖と大塚池ですが、野鳥の監視区域が解除された3月中旬と、それからこの5月、行って見てきたので、写真たくさんでご報告します。
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3月の千波湖
3月、監視があけた梅まつり期間中の3月中旬に見てきました。
コブハクチョウとコクチョウ、相変わらずいます。「道路に餅が落ちてます!」とかいうツイートを見たことがあるのですが、まさにそんな感じのコブハクチョウ。けれども、インフル前に43羽いたうち7割が死んだので、13羽が残りということになります。この日は、数羽くらいしか見かけませんでした。本当に少なくなってしまいました。
オナガガモのカップル(?)とオオバン。寒いのでまだいくらかカモ類とかいます。以前の、餌付けし放題の時の水鳥の密集度をよく知らないのですが、まばらな感じではあります。
顔が茶色で頭のてっぺんが黄色い、ヒドリガモなど、人間などおかまいなしにウロウロ。
オナガガモの隊列。
そして、まだまだ寒い3月だったのですが、コクチョウが巣づくりしてました。多分、抱卵もしてるのでしょう。この日たくさんのコクチョウがいたのですが、人間にすり寄ってきて「エサくれよ!」っていうヤツはほとんどいなくて、みんな、自分でのエサ探しに忙しいというふうに見えました。
5月連休の千波湖
千波湖に立ち寄ったら、肉めしバトルとかですごい人だった。
— おばやしあやの (@cam_ob1) 2017年5月4日
「鳥にエサをあげないで」の看板の横でパンの耳を持ってる人がいて、コイにエサやってたよ。
コクチョウの巣は10個くらいあったかなぁ。このままじゃ増えるよこの春も。
連休でも遠出できないし、近場の様子でも見に行くかと思ったら、とんでもない混雑の千波湖でした(特に西側)。
親水デッキはこんな感じです。鳥のエサやり禁止看板ありました。その効果なのか、とりあえず、鳥にエサやりしてる人は見かけませんでした。さすがにみんな守るようです。でも、子どもとかは水鳥に近づいて行きますよね。
湖を一周しましたが、とにかくコクチョウ天国。コクチョウの巣が10個くらいありました。コブハクチョウが減って、勢力図が一変したような感じです。
卵が見えました。偽卵があったかどうかまではわかりませんでした(というか素人が見てわかるものなのか?)。
そして、もう生まれてます。このカップルには1羽だけだったようです。そりゃ、モフモフでかわいいんですけどね(ちゃんと飼い鳥として扱ってもらえれば)。
白いのいた!と思ったら、ダイサギ?
他、冬にいたカモ類はだいぶいなくなくなって、アイガモかそのへんのが残るくらいです。
餌付け禁止の看板は、左右の「鳥インフル発生中」が白く塗りつぶされていて、この冬に設置したのをそのまま使っているようです。湖のあちこちに立ってました。もう、あんな大変なこと(鳥は次々に死ぬし、養鶏場は気が抜けないし)はごめんこうむりたいです。
5月の大塚池
大塚池、国道からちらっと見ることは何度もありましたが、初めて、一周してみました。
ここもエサやり禁止看板あります。千波湖と同様です。
鳥インフル発生時に置いたものなのでしょうか。当時twitterの投稿などで見てたフェンスがあります。ただし、出入り口は開けっ放しのところもありましたし、そもそもこのフェンスは池の南東側にしかありませんでした。
「白いのがいる! コブハクチョウか?」と思ったら、はぐれハクチョウ(オオハクチョウ?)でした。何の理由があるのか、北に帰ってないようです。シャックリみたいによく鳴いていました。
隣接する公園の木にいた、多分エナガです。カップルでしょうか? かわいいのに、尾と腹しか見えません〜。
この日は暑かった! 水につかるキジバト。
とかやってたら、コクチョウがいました。でも、1羽だけかなと思ったら…。
巣がありました!! 千波湖に放したはずの外からのもらいものの鳥が、こうして別の場所でも増えてゆくということですか。もちろん、市の方は大塚池での繁殖も確認してるとは思いますけどね。
雲間からの光芒を撮ろうとしたら、多分、アオサギ。別に、外から鳥を連れてこなくても、こうして誰もがわかるサイズの大きな水鳥は来るんですから、そういうのを楽しめばいいと思うのですけどね。
ちなみに
ちょうど1年前の千波湖の様子の記事を。
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まさか1年後にはこうなっているとは。いや、ようやく対策開始です。
togetterまとめには、解除以降の動きや、偽卵の話についての反応なんかもちょこっとだけまとめてます。
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