北海道 流氷ツアーに行ってきた 3日目

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続きの記事です。
といっても2泊3日の旅なので最終日になります。

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ホテルでの朝食はバイキング形式で、凍結した真っ白な湖を眺めながら、寒くても元気な鳥たちを見ながらでした。

能取岬

最初の目的地は、能取岬です。
岬までの道の途中に、雪原というか林の中に入っていっている足跡とかがありました。
スノートレッキングを楽しんでる方もいらっしゃるようですね。やってみたい。

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着いてみたら、ここのところ暖かかったのか、雪はかなり溶けていましたが、「なんにもない」です。
でも、その眺めが良いのです。

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流氷は接岸してませんでしたけど、ちょっと先にばっちり見えます。
寒そうなオホーツク海がたまりません。磯の匂いは(どこも)ほとんどしません。
眼下にたくさんの海鳥たちが小さく見えてますが、双眼鏡で見たりした印象ではシノリガモではないかと思われます。
背中に白い点々が見えていたので。

砕氷船オーロラ号

次はいよいよ、網走の道の駅の港から砕氷船に乗って流氷が漂う海へ出ます。
船内ほぼ満員。海外からの団体さんもたくさんいらっしゃってます。

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でも、もちろん船内なんかにはいなくて外でカメラを構えながら周囲を見渡すわけですが。
出発したところに海鳥がいました。
頬にも背中にも白い模様があるのは、シノリガモでしょう。

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流氷帯に近づいてくると、氷の上にとまって休んでる黒いヤツらも見えます。
オオワシオジロワシです。かわいい。

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一面の氷。すごい。

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オジロワシオオワシが仲良く並んでおりました。

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海の向こうは知床半島
もうひたすら氷の海が続きます。

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流氷帯を抜けたところにも、いました。
残念ながらアザラシなどは見えませんでしたが、この帯のどこかにはいたかもしれません。

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およそ1時間のクルーズでしたが、迫力ある流氷の中をぐいぐいと進んでいくさまは見事でした。
さすがにずっと外は寒いんですけど、カメラもスマホも普通に動作し、問題なくて助かりました。
シャッター切る右手は手袋なしで、撮らない時は手袋の左手で包んでいれば大丈夫な程度です。

このオーロラ号は、5月から夏シーズンは知床半島付近の海を行く観光船となるそうです。
あと、道の駅の案内板など見てたら、「流氷が年々減っている」ことが示されていて、どうにかならんものかと思いましたけど。
とりあえず見たい人は早めにということでしょう。

網走監獄

最終の見学地は、網走監獄でした。

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ただ、この、雪景色がどこも見飽きなくて、なんでもないこういうのも撮りたくなるんですよね。
バスを降りたところですが。

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正門。

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そうそう、こういうつらら。
街中でもどこでも普通のお家なんかでも見かけましたが、こういうのも自分にとっては初めてで珍しくてたまりません。

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有名な、舎房および中央見張所です。
見張所に5本の棟がつながっています。

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独房が並ぶ棟ですが。
上に何やら人がいるの、有名なんでしょうね。

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自由散策時間でもあるので、雪景色も満喫します。

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出口付近の木々のところで、小鳥たちがしきりに鳴いてました。
シジュウカラ、ではなさそう。
ネクタイがないのでヒガラ?

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あと、ここに載せてない写真失敗した中に、ゴジュウカラが写ってるのもありました。
で、なんでこう、混群がひっきりなしに鳴いてるんだろうと思ったら、上空にワシタカ類(トビ?)がいましたよ。
警戒してたんでしょうか。

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お昼ご飯です。
左上の鍋は石狩鍋風でした。
こちらも食べごたえあっておいしかったです。

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名残惜しく、寒い海岸を眺め。

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午後の飛行機で成田まで帰りました。
帰りは内側の席だったので外の景色はあまり見えず。

この日、強風のため羽田空港は混乱があったようですが、成田へ向かう便は遅れはあったものの大きな問題はありませんでした。
帰宅したのは10時過ぎ。



とにかく、念願の流氷も、それから野生動物(オオワシオジロワシの他、フクロウも見えたし、あとシカとかキツネとかもバスから見えた)も見れたし。
雪国の風景というか生活というかそういうのも何もかも初めてだし。
監獄では網走の歴史にもふれることができ。
いろいろな経験、体験をすることができました。
本当に行って良かったです。

まだ世界遺産知床には踏み入れてませんし、道東の他の見所もたくさんあるし、是非ともまた訪れたいですね。