くまくまさんの…

夏休みも終盤。子供の世話に追われ、ここも放置ぎみです。「絵本を返すから記録しとかなきゃ!」って思って更新してます。そういえば自分の宿題もあったけど全く手つかずです。困った。

くまくまさんのがいこくりょこう (みんなで絵本)
お父さんの思いつきで外国旅行に行こうと決めた、くまくまさん一家。チケットやを服やカバンを買ったりパスポートをとったりと慌ただしい日々が続くわけですが、初めての海外行きが心配になってお母さんの具合が悪くなっちゃったりなんかして、直前までドタバタが続くテンション高いお話です。なるほど中川さんらしいというか。そのドタバタで表情の動きが激しい絵を描いてるのが、私の好きなはたこうしろうさんです。行くって決めたくせにアクシデントの連続でページのどこでもハラハラしちゃうんですが、「あおまわりさんにはないしょですが…」のくだりが一番ドキドキしますね。旅行に行く、って、案外こんなもん(行くまでが大変で笑えちゃうの)かもしれません。

ゆでたまごまーだ (ちびっこ絵本 12)
なんとなくかわいいなぁ〜と思って借りてきたら、かの有名な“くまの子ウーフ”シリーズの絵本でした。自分が子供の頃に既にあった絵本ですから相当な古さ!? おなかがすいたのでおかあさんにゆでたまごをゆでてもらっている間に、ウーフが散歩で出会ういろんなこと、のお話です。中でも、くしゃみをしたうさぎが一番予想外でうけました。この絵、マンガっぽいかわいさはあんまりないけど、でもどことなくかわいい動物達です。シリーズいっぱいあるので、他も探すことになりそうです。

わたし (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)
わたしを他の人(じゃないのもある)が見るとどう見えるか、というお話。というより、谷川俊太郎さんの文なので、詩みたいです。これ、ピタゴラスイッチにある歌の「ぼくのおとうさん」と似てますね。

アカメアマガエル (いきもの写真絵本館)
カブトムシの飼い方の本を探してたら、どこかから子供が持ってきた絵本です。写真を見るとこんなんで一瞬ドキッとしますが、中は写真絵本です。写真を使って、アカメアマガエルの一日が語られています。文字も少ないし、このシリーズけっこういいかもしれません。

ポットくんのおしり (福音館のかがくのえほん)
“おしり”と書いてあるだけでいつでも反応してくる子供達です。植木鉢であるポットくんの底(おしり)に穴があいてるわけですが、その理由を尋ねて歩くポットくん。そして、理由がわかったところでヒヤシンスの球根を迎え、役割を果たすというお話です。

家であさがおやミニトマトを育てたり、花壇のスペースをもらって私がする庭仕事のまねごとみたいなのを見るようになった子供達ですが、こういうのにも興味が出るだとうと思って借りてきたわけですけど。こーんなのも何でも、絵本の題材になっちゃうんですね。

スミレひめのにわづくり (児童図書館・絵本の部屋)
というわけで、ガーデニング絵本2冊目です。こっちはけっこう本格的でした。ねずみのスミレはお姫様なのですが、庭に興味を持ち、自分で庭の設計図を書き、庭師のみなさんと一緒にステキなお庭づくりをする、というお話です。スミレひめが描いた設計図と、実際にできあがった庭を比べるのも楽しいです。が、そこまでに至る庭作りの過程、作業着に着替えてどろだだけになってがんばるスミレひめの姿もほほえましいですね。