前回読んで好評でした、しんくんとのんちゃんシリーズの他の2冊です。発行の順番としては、「かいぶつのおとしもの」→「空からのてがみ」→「雨の日のふたり」、のようです。「空から〜」、は、タイトルで想像できるとおり雪のお話だったので、季節はずれでした。
「空から〜」を先に読んでしまったので、次に「かいぶつの〜」を読んだ時に、子供に、「なんでしんくんとのんちゃんはくまさん親子のことを知らないの?」って言われちゃいました。順番をよく考えて見せるべきだったかもしれません。
毎度のパターンですが、その、しんくんの過剰な心配を、のんきなのんちゃんがうまく前向きにしてくれるので、たいした出来事があったわけでもないのに気持ちのアップダウンがあって、ほのぼのおもしろいお話です。
化石はおしえてくれる
GWに化石掘りに行ってから一段と化石が身近になった子供達です。この絵本では、どうやって化石ができるのか、化石から何がわかるのか、といったことがよくまとまっていそうだったので、借りてきました。説明も絵もわかりやすいし、化石の種類(恐竜やアンモナイトのようなものだけでなく、足跡、それから植物、こはくに入った虫、それから冷凍マンモスまで)も、それらのでき方もいろいろ載ってます。最後に「化石をつくってみない?」ってなるのが意外な感じでしたが、良いアイディアでしょう。ちょっと古いかもしれませんが、この方が描かれた科学絵本がいろいろあるそうなので、探してみたいです。
川から流れてきた「みどりのみどり」さんからの手紙に誘われて、3時のお茶に行ってみることにしたまりちゃん。道中で仲間が加わってゆくという、なんか正統派なお話です。こういうのに子供達はわくわくするんでしょうね。お約束、な結末に私の方は「やっぱそうなるんだ」って感じなんですが、子供は「おもしろかった」って言うんです。この場合の「おもしろかった」は、ドキドキワクワクした、というよりも、楽しく安心して読めた、ってことなのでしょう、多分。
超有名な「ともだちや」シリーズ、最初の本です。前に子供が園の発表会でやった原作本を何冊か紹介しましたが、他のクラスの本はないのかな?と思って探したら、これがありました。といっても、他のクラスのはほとんど見れないので、劇がどうアレンジされていたのかはわからないのですが。
実はきつねが一番さびりがりやだった、のかどうなのか。やはり、続きも読みたい!と要求されましたので、しばらくこのシリーズが続くと思います。
なんとなく村上さんの描く人物を思い出させる絵ですが、村上さんではありません。
じゃんけんに勝ちたいと葛藤する「ぼく」の気持ちがよく表現されていておもしろい…、はずなんですが、最後に負けちゃうところがつらくて、上の子は逃げてしまいましたね。
国語「はなのみち」の挿絵、柿本幸造さんの代表作、「どうぞのいす」です。めっちゃかわいいです♪♪♪ ちょっと調べてみたら、昨年度、下の子の隣のクラスの劇がこのお話で、ビデオがあったので早速見返してしまいました。できあがったいすを動物達が使ってる様子をうさぎが草の陰からのぞき見するところをはじめ、絵本とかなり違ってもいるのですが。でも、作ったうさぎさんはどうしているのかも知りたいですよね。
お話もかわいかったんですが、絵目当てで借りてきたので絵に着目してしまいます。くまは大人だったので違いますが、りすさんとかキツネさんとか、「はなのみち」のくまさんの仲間達にそっくりです! さては、ここにいるのはお前達だな!と教科書に向かってつっこんでしまいます(^_^;)