はなのみち

はなのみち (えほん・ハートランド)

はなのみち (えほん・ハートランド)

一年生の国語の教科書に載ってるお話です。絵本でも出てるってことで、借りてきました。

教科書の文章なんて本当に短くて、暗唱させる宿題が出るくらいなんです。でもこれは本ですから、「まさか続きか前振りが!?」とか思ったのですけど、そんなのはありませんでした。本当にあれだけ。

ただ、絵(と絵のページ数)が全く違うので、教科書と比べて違うところを探したりしてしまいます。例えば、ふくろを発見するのは、教科書では「くまさんの家の中」なのですが、絵本では「道ばた」です。なので、ふくろ(とその中身)の持ち主が、くまさん(忘れちゃっただけ)かその家族、なのか、見ず知らずの人なのか、可能性が分かれます。正解はないのでしょうけど、どっちだったら楽しいかなぁ〜、なんていろいろ想像してしまいます。

絵本の土田さんの絵も好きなんですが…、教科書の絵(柿本幸造さんだそうです)もわりと好みですね。絵本もいろいろあるようで、探してこないと!

ところで。

このお話を家で子供が読む(音読)するようになって、ついついやってしまったこと。それは(私が)「関西弁で読む」ことです。くまさんが関西在住なら、こう言うかもしれません。

「おや、なんやねん。ぎょうさんはいっとる。」

子供が(やや)マジメに宿題やってるのに横からそんなことを口走る私ってば一体(笑)。でも…、でも、そうしゃべってみても正しい関西弁になってるか自信がないのもちょっと悲しいわけでして…orz

それだけ大阪がなつかしいのか、それとも、話し言葉や習慣としてなんとなく身に付いてしまっているのか。身の回りはすっかり変わったっていうのに、一人家で子供に向かって「なんでやねん」「それ、ちゃうやろが」と突っ込んでる中途半端なニセ関西人です。

関西弁変換ページなんかも試しましたよ、もちろん。でも、どなたかに正しい関西弁で読んで欲しいです、「はなのみち」を。