冬の千波湖の鳥たち

数日前の千波湖の鳥たちです。X-T20+キットレンズで撮影。ものによってはトリミングしてます(そして縮小)。


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まずは、コブハクチョウたちがどうしてるかの見ます。相変わらずです。でも、こんな感じでカモを含めてまばらでした。巣作りにはまだ早い?

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餌付け禁止看板、新しい金属製になってます。その前に大塚池を見た時も看板が新しくなっていたのを確認しましたが、大塚池はコクチョウ、千波湖コブハクチョウの写真です。みなさんちゃんとこれを見て、「エサをあげたら大変なことになるからダメなんだな」と思ってほしいです。

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年末にも見たオオハクチョウ。まだ何羽かいました。そろそろ北へ帰っちゃうのでしょうか。それにしても、弁天池で見てきたのよりも鳥の密度は低くてまばらです。餌付け禁止の効果が出ていて、無駄に集まらない、鳥に病気があっても他の鳥にうつし合わないのは良いことです。

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最近たて続けに見てきた大塚池や弁天池に比べて、(マガモと思われがちですが実は多分)アオクビアヒルの数が多い印象の千波湖です。そして、カップルが何組も。

「あら奥さん、こんにちは」
「あら、いつもどうも」

みたいな光景。アヒルですから家禽の仲間? 体も大きくてよく太っていて、いかにもという感じもします。


オナガガモなどのカモ類は、(今は)数が少なめみたいですが、他の種類の鳥を見かける、という意味では、千波湖おもしろかったです。

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ワシカモメ。でかい。顔がコワくてかっこいい! 最初、遠くから見えた時はよくいるユリカモメかと思ったけど全く違いました。尾の模様もきれいです。

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コチドリ。小さくてかわいいけど、顔の模様が何だか変。そこがおもしろいけど。

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コチドリの奥にいるのはカイツブリ。意外に小さいです。千波湖の中で何度も潜ったり出たりしてるのを見かけます。

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そして。鳥見のポイントは茶屋の裏の池。いつものところにはアオサギがいます。魚が見やすいんでしょうか。獲物を狙ってます。

私が観察しながらカメラを向けてたら、梅まつりで水戸納豆を臨時で出店しているテントにいた女性が「カワセミがいるよ」と教えてくださいました(上の写真にも写ってる)。

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いた! キレイ!! でもこのレンズ、50mmじゃこれが限界。
アオサギの近くで同じ池に飛び込んで魚を採っている様子も見れました。千波湖カワセミがいるというのは聞いてはいたのですが、けっこう人の近くにいるものなのですね。

いろんな種類がまた見れて(撮れて)、満足なのでした。


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鳥じゃないけど、千波湖の中にある浄化装置。このハクチョウボートのデザインが景観に合わないということで、撤去予定だそうです。そんな古いモノの印象を引き出せるかと思って、これだけ、フィルムシミュレーションをクラシッククロームにして撮ってみてます(他はスタンダードなPROVIA)。この日は曇りがちだったので、他の写真もなんとなく暗めに写っているのですけどね。

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水の波紋。こっちはモノクロで。枝の影に波紋が重なって、うずまき模様が不思議。

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トリミングするともっと、何かわけがわからない写真になる、けど、手前の枝や枯葉で外の景色かもしれないとわかりそうなところ、が、わりと気に入ってます。

2月の #関東雪結晶

2月も何度か雪が降りました。

#関東雪結晶プロジェクト、ひき続き参加してます。夜にどうしてもうまく撮れないので、昼のみになりますが。その時の写真と気づいたことをいくつか。荒木先生に写真を送るのに整理して見返したので、こっちにも簡単にまとめておきます。

#関東雪結晶 プロジェクト


2月2日

1月末の雪もまだ解けきらないというのにまた降りました。


投稿したのは遅かったですが、撮影時刻は8:49のもの。六花がからみあっているのが見えます。

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8:52頃。iPhone連写の写真から2枚です。連写するとピントの位置が変わってゆくので、うまくすれば大きな塊でも別々のところの結晶の様子がわかるようになります。

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8:56のもの。こちらはデジカメ接写モードです。中央の一番大きいのが、直径3〜4mmくらい。枝がよく発達してるのを見つけると、やはり嬉しくなります。


2月22日

この日は確か、日中は茨城県や千葉県北部くらいのみで降ったのでした。(南岸低気圧の接近というわけではない?)降雪予想が難しいパターンだったとか。


撮影は7:09のもの。5ミリはオーバーだったかもしれませんが。でも、この日もやはり、1月に見たのよりは大きめの3〜4mmくらいの、六花がわかりやすいものもどんどん降ってきてました。

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7:16、デジカメ撮影。六花がからみあってます。
山ほど撮った画像を見比べるのですが、接写にするとピントが合う範囲が非常に狭くて、1つの結晶でも一部分しかはっきり写ってなかったり。あるいは、布地の方にきれいにピントが合っていて、それに乗っかっている結晶はぼけていたりと、悔しい思いもする写真がたくさんあります。こういう場合は、写真の腕より数で勝負なのかもしれません。

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7:43、iPhoneで撮影。十二花が見えます。これで直径が5ミリあるかないかくらい。



撮影時刻は14:30のもの。今度は白とびしてます。明るすぎてもダメ、夜に暗くてもダメ。スマホで写るけど、キレイに撮ろうとすると難しいです。

素人考えで。結晶の枝の先に見えているまるっこい構造は、雲粒(氷)なのか、それとも解けた水なのか、そのへんの判断が難しい写真かなと思ってしまいます。それにしても、目で確認した時はきれい(枝も針のよう)だったのに、ほんの数秒遅れでの写真では形が変わってしまっているのがもどかしい!

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雪の水戸駅水戸の梅まつり開幕とともに、装飾は刀剣乱舞になってます。

この日はバンドの練習に出たので、練習の休憩時間にも撮ってました。撮ってる姿をみんなに見てもらうのも、普及活動です。



1月の記事。
cam.hatenablog.com

弁天池の水鳥たち

水戸市内にハクチョウの飛来地である弁天池という池があることを前から聞いていたので、行ってみました。

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私の姿が見えたとたん、水面にいるオオハクチョウたち、熱烈歓迎で寄ってきます。水から上がって休んでいた大量のカモも、我先に飛んできます。驚きです。

ところが。

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私が何もエサをくれないとわかると、

「な〜んだ、来て損した。帰ろ、帰ろ」

とばかりに、お尻を向けて全員が去ってゆきます。

それを呆然と眺めながらもシャッターを切りました。
あまりにあからさまだったので心の中では大爆笑。

餌付け、されてるんですね。昨冬の鳥インフルエンザ発生があって、ここも水戸市の公園緑地課の管理下にあるので、公的なエサやりはされてないとは思いますが、ハクチョウ飛来地としては、ど田舎であっても知られたところのようです。

だって、これだけのかわいい鳥たちが、やってきた自分(人間)のことをまるでアイドルか何かのように、我先にと集まってくるんですよ。悪気もなく趣味にしちゃう人がいるかと思うとゾッとします。これだけのカモやら水鳥が集まってるのですから。



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なんか、くちばしの色がちょっと違うハクチョウがいました。これはちょっと羽が灰色がかっているので子どもかも。2羽いたので、親子? ハクチョウの数は、ざっと数えて45羽くらいいました。千波湖よりも断然多くで密度も高いです。

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私が、エサくれないヤツとわかってても、こんな目で見つめてくるのです。

「お姉さんいい人だから、ボクにだけ、なんかちょうだい」

みたいな。かんべんしてくれよ。


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目の赤い鳥、ホシハジロ

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とにかく水鳥がたくさん。オナガガモホシハジロ、など。足の踏み場もないくらい。

訪れたのがちょうどお昼時だったのですが。池の隣の駐車場に車が来て停まると、カモたちが車に寄って行くのです。車から降りてくる人がエサをくれるかもしれない、と思ったからでしょう。でも、車の中の人は買ってきたお弁当をお昼ご飯に食べるために車内で休憩しているわけで、出てはきません。それでもカモはわからないから車の近くにいます。

以上、弁天池レポでした。

次は千波湖の近況をまたアップしたいです(今日行ってきたから)。