水戸市内にハクチョウの飛来地である弁天池という池があることを前から聞いていたので、行ってみました。
私の姿が見えたとたん、水面にいるオオハクチョウたち、熱烈歓迎で寄ってきます。水から上がって休んでいた大量のカモも、我先に飛んできます。驚きです。
ところが。
私が何もエサをくれないとわかると、
「な〜んだ、来て損した。帰ろ、帰ろ」
とばかりに、お尻を向けて全員が去ってゆきます。
それを呆然と眺めながらもシャッターを切りました。
あまりにあからさまだったので心の中では大爆笑。
餌付け、されてるんですね。昨冬の鳥インフルエンザ発生があって、ここも水戸市の公園緑地課の管理下にあるので、公的なエサやりはされてないとは思いますが、ハクチョウ飛来地としては、ど田舎であっても知られたところのようです。
だって、これだけのかわいい鳥たちが、やってきた自分(人間)のことをまるでアイドルか何かのように、我先にと集まってくるんですよ。悪気もなく趣味にしちゃう人がいるかと思うとゾッとします。これだけのカモやら水鳥が集まってるのですから。
なんか、くちばしの色がちょっと違うハクチョウがいました。これはちょっと羽が灰色がかっているので子どもかも。2羽いたので、親子? ハクチョウの数は、ざっと数えて45羽くらいいました。千波湖よりも断然多くで密度も高いです。
私が、エサくれないヤツとわかってても、こんな目で見つめてくるのです。
「お姉さんいい人だから、ボクにだけ、なんかちょうだい」
みたいな。かんべんしてくれよ。
目の赤い鳥、ホシハジロ。
とにかく水鳥がたくさん。オナガガモ、ホシハジロ、など。足の踏み場もないくらい。
訪れたのがちょうどお昼時だったのですが。池の隣の駐車場に車が来て停まると、カモたちが車に寄って行くのです。車から降りてくる人がエサをくれるかもしれない、と思ったからでしょう。でも、車の中の人は買ってきたお弁当をお昼ご飯に食べるために車内で休憩しているわけで、出てはきません。それでもカモはわからないから車の近くにいます。
以上、弁天池レポでした。
次は千波湖の近況をまたアップしたいです(今日行ってきたから)。