ウクライナ チャリティイベントに参加してきた

ウクライナイースター 講演会&音楽会」というイベントに参加してきました。
感想やレポというよりは、そこで紹介していただいたものを改めて調べてリンク残しておきたい、そんな記事です。

会場のつくばカピオ、初めてでした。
どこから会場となっている部屋(リハーサル室)に入るのかすごい迷いました。

ジャブコ・ユリヤ先生の講演会

茨城キリスト教大学のジャブコ・ユリヤ先生のお話。
このイベントがあるのを知ったのも、ユリヤ先生をフォローしてたからでした。

ウクライナという美しい国の紹介の後、この1年の戦争についての解説、それから、なぜ即時停戦や降伏が絶対受け入れられないのかといった内容でした。

茨キリでの活動として、記事のリンクも貼っておきます。
www.icc.ac.jp

この時に、ツイートに書いていたとおり、攻撃を受けたりしたところの写真を見て涙ぐんでたウクライナ人の方を見て、本当に自分ごととして感じていらっしゃるんだなと刺さりました。



後半の音楽会はいろいろな方が出てこられてバリエーション豊かでそれも興味深かったです。
演奏された曲とか作曲家とかのリンク中心に貼ります。

「シュチェドリク」

すごい聞いたことある!
世界的に知られている「Carol of the Bells」というクリスマスキャロルの曲だそうですが、元はウクライナ民謡。
つくば少年少女合唱団のみなさんが、日本語訳で歌われました。
日本語訳はこの会主催の方が英語から訳されたそうで、初演ではないかという話でした。

youtu.be
ウクライナ語で歌われているものの動画。
確かにウクライナ語だとなじみない人には意味不明でしょうが、こうやって歌詞が書いてあって、やっとでも文字が読めると、「なるほどこういう歌になるのか」っていうのがわかります。

ウクライナチェリスト、G. トルマチェフさん

2週間前に来日されたばかり、というウクライナチェリスト、トルマチェフさんによるチェロ演奏がありました。
日本の曲も演奏してくださいました。
ご本人の何かしらの情報がないかと検索かけたのですが、うまく見つかりませんでした。
キリル文字でのつづりも予想して入れてみたんですけど、限界が。
こういう時、やっぱり日本語(カタカナ)検索って、世界の情報得るのには狭いです。
ご本人、貫禄ある方でしたが、大学を卒業してまだ数年ということで、大きな実績などはこれからなのかもしれません。

演奏すばらしかったです。
けっこう近くで手や指の動きもよく見れたので、こういう音を出す時にはこんな感じ、みたいなのが興味深かったですね。
チェロ演奏を間近で見たのは初めてかもしれません。
「日本での仕事を探している」という話だったので、何か依頼があるといいなと思いました。

ウクライナ人の作曲家

ウクライナ人作曲家による作品のピアノ演奏が2曲ありました。

コセンコ(Kosenko)のConsolation

youtu.be
演奏されたのはこの曲だったのですが、この楽譜、すごい難しそう。

リセンコ(Mykola Lysenko)

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こちらの動画はリストになってますが、この日に演奏されたのは「1902年の夏のアルバム」より、3曲でした。

ウクライナコーラス隊のみなさんによる歌

民族衣装、ヴィシヴァンカでばっちり決めた4人の女性によるコーラスでした。
もう見た目も歌もすごい素敵でした!!

「おお草原の赤いガマズミの実よ」

youtu.be

この歌はもちろん知ってました。
手帳に歌詞書き写してます(歌えるようになりたい)。
上の動画は日本語訳が入っているものです。
私もいくつか動画を見ましたが、ものによっては「ヘイヘイ」のあたりのリズムの入り方が違うのがあって、聞いたのは上の動画とは違うバーションでした。あと、1番だけじゃなくって続く2番以降(動画探してるんですけど)、今回初めて聞けたかもしれません。

「おぉ霧よ、私の霧よ!」

動画見つかりませんでした。

Ой, туманы мои, растуманы
が、ロシア語訳でこのタイトルの曲はあるのですが、これをウクライナ語に翻訳した
ой тумани мої розбещені
では動画がヒットせず、間違ってるのかもしれません。

「私のハヤブサ

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Гей, соколи

ウクライナ民謡。
上のウクライナ語で検索すると男女問わずいろんな方が歌ってる動画が出ます。
覚えやすそうな感じがします。

「私のキーウ」

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Як тебе не любити, Києве мій

キーウ市歌だそうです。
これ、バンドゥーラのナターシャさんのコンサートでも聞いたと思います。


というわけで、上記のあたりをきっかけに、いろいろ音楽も聞いてみたいと思います。

当日の新聞記事。
mainichi.jp