2012年夏に小笠原に行った写真を貼ってみる(母島〜帰り)

2012年夏に小笠原諸島へ行った時の話です。前半は父島に1週間ほど滞在しました。

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その後、母島移動して1週間ほど遊びました。その時の写真です。

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母島に行くのはもちろん、ははじま丸です。

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母島の沖港を、集落から登れる小剣先山の山頂から見ると、こんな感じ。

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母島に入って最初の夜は、カメレクチャーに参加しました。子ガメの中に真っ白なアルビノのがいるのに驚きましたが。翌日には死んでしまったそうです。

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翌日は海ツアーへ。海から見た母島。崖の中に家みたいな穴があるのは、戦争跡です。

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ハシナガイルカ。いっぱいいました! この時はドルフィンスイムはなしで、平島の近くでシュノーケリングなど。

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生き物が続きます。イソヒヨドリ

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母島に来たらな絶対に見たかった、メグロ。かわいい! なんだかのんびりした声で鳴きます。

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滞在中のある1日は、山のガイドさんにお願いして、南崎までガイドさんとともに歩きました。そこから見た鰹鳥島。なんてことない無人島に見えるけど…。

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よく見ると(上の写真を拡大)カツオドリがいっぱいいて、白いのはヒナです。モフモフでかわいい。

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カツオドリの大人(♀?)は港で見かけました。かなり近づいても逃げません。

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(多分)アケボノカタマイマイ(固有種)のカラの中に入ったオカヤドカリ(天然記念物)。生きた固有種カタツムリには会えなかったので、次の課題です。

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オガサワラトカゲは固有種。

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一方、こっちはグリーンアノール(外来種)。茶色になっちゃってますが。小笠原に来て、外来種問題も随分と考えさせられました。

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外来種といえば、野鳥たちにとって脅威のノネコ。見かけました。

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これは父島で撮った写真ですが(ピンボケ)、こんなふうにノネコをつかまえるワナが山の中に仕掛けてあって、つかまったネコは内地に送られて獣医さんが必要な手当などをした後に、飼ってもらえるようにするプロジェクトが動いています。

www.ogasawaraneko.jp


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散歩でブラブラして、港をのぞけば、ここでもこんな魚が簡単に見えます。ツノダシ?

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山歩きの時に海岸まで降りて見た、貨幣石(有孔虫の化石)。

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星空も撮影してみました。コンデジで三脚使用、ISO6400、8秒露出と、マニュアル設定できるギリギリまでですが、星どころか、天の川まで写ってびっくりしました。さすが小笠原です。この写真ではいくらか傾きかけてますが、さそり座の位置が高かったです。

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カシオペアと、ペルセウス。流れ星も見れました。

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最終日は、朝に母島を出た後、昼にはもう父島を出発します。恒例の、父島で見送ってくれる船。

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行きのおがさわら丸は海が荒れたのでなんだかよくわからないうちに着いたという感じでしたが、帰りは穏やかだったので船旅を楽しみました。島々の景色、海鳥、トビウオ、日の入りに日の出、忙しいくらいです。これは、夕日。

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夜が明けて大海原をどんどん進んでゆくと、行く手にきれいな形の山が! 富士山が先に見えます。


というわけで、前後編合わせて2週間の旅の写真の中からセレクトでした。これがあっての、現在の、「離島に行きたい!」があるのです。

2012年夏に小笠原に行った写真を貼ってみる(父島編)

ブログ書きをさぼっていた頃の旅行写真を貼ってみることにします。2012年夏、世界自然遺産に登録された小笠原諸島に行ってきたので、その時の話です。

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そんな遠くの島まで行くきっかけになったのは、何回も小笠原に行っている友人の誘いです。その方はダイバーです。とにかく自分たちは船旅も何もかも初めてだったので、この時の旅はその方に全部旅程を組んでもらいました。ガイドさんも予約していただきましたが、宿や船の予約はみんなで協力して電話しました。

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出発の日のおがさわら丸。実はその前の往復のおがさわら丸が台風で欠航したため、それに乗るつもりだった方も次の便に入っていたのでしょう、すごい混雑っぷりでした。そして、東京湾内はいくらか穏やかだったのですが、外洋に出るとまだ波は高いようで。派手な船酔いこそしなかったものの船内を自由に動き回るわけでもなく、まともな食事もせずにダラダラ寝てばっかりだったような気がします。夜中に寝ている時の、背中に伝わる前後揺れ、左右揺れの大きいこと。何度も小笠原に行っている友人も「これまで乗った中で2番目くらいにひどい揺れ」と言ってました。夜から翌昼の到着までは、船のデッキにも出られないように閉められた状態です。

そんな中でも、子どもたちは船酔いもせず元気なんですよね。孤立した船内で何が怖いって転倒による怪我なので、それだけはしないようによく言ってました。

というわけでたいした写真もなく、まる1日の初の船旅を終えて父島に到着。以下、いろいろ写真です。

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序盤は島も天気が悪かったのでいくつかの海レジャーはキャンセルになり、ビジターセンターを見学したり、水産センターでアカバの歯磨きしたりして遊んだりしてました(あとは山歩きツアーとか)。

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小港海岸の枕状溶岩。海底で火山が噴火してマグマが冷えて固まるとこうなるんだとか。

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どこかの展望台(多分、長崎展望台付近?)から撮った写真。ようやく晴れ間が出た頃のもの。とにかく海がきれいです。

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海レジャー初挑戦でこの透明度。兄島付近でシュノーケリング初挑戦。

ちなみに、着いた日のシュノーケリング講習がキャンセルになったため、海ツアーの時が初シュノーケル、初の海、初のドルフィンスイミングという、すごい状況でしたが、なんとかなるものです。

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この時は、水中OK写ルンですを持参。プリントしたのをコンビニスキャンしたものですが、魚の種類もわからないくらいとにかくいっぱい写ってました。ロクセンスズメダイ、タテジマキンチャクダイ、ヤマブキベラ?、ケサガケベラ?

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夜にも(大人だけ)ブラブラしてみた時の写真。暗い夜、港をのぞきこんだだけで、こうやってエイとか、あとサメとかも見れます。すごい。

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そんな、あまり海レジャーコンディションが良くない中、人家近くに出てきてくれたアカガシラカラスバト。みんな喜んだことでしょう。この時は、この1羽の周りを数十人が取り囲んでいてカメラを向けていて、ある意味壮観でした。

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その翌々日か何かに見つけた、アカガシラカラスバトのカップル。公園の草刈機の向こうにいました。こんなにキレイなんですね。

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オガサワラヒヨドリ? これがあの、沖縄八重山諸島が起源とか。

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前のブログにも載せましたが、VERA父島局。と、オレンジぺぺを。同じ電波望遠鏡ですが、夜はこのようにオレンジ色にライトアップされているので、(父島で見れる緑色に光るきのこに例えて)、このように呼ばれるのだとか。

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最後に、宿(ユースにお世話になりました)の食事の写真を。これは出港日前の豪華版の夕食です。島寿司とか、アカバの唐揚げあんかけとか、美味しかったですね。

写真もごく一部でしたが、こんな感じで。

母島編に続く…。

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御前山ハイキング

水戸からバスで行ける初心者OKのハイキングコース、御前山(城里町常陸大宮市)に行ってみたいとずっと思っていましたが、ようやく実行に移しました。バス旅でもあります。


バスは45番の「野口、長倉行き」。降りるのは「御前山」バス停です。近くに「道の駅かつら」があるので、お店をのぞいてパンフレットをもらった後、山に向かいます。

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道の駅から赤い橋へ向かい、その手前を左に曲がって少し行ったところに東登山口があります。新緑に覆われた山道に踏み込みます。

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ハイキングコースはこんな感じで足元は踏み固められていますが(その上に落ち葉など)、いきなりの登りの連続に疲れます。最初が御前山なのですから、山登りになるのは当たり前なのですが。

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コアジサイ。新緑はきれいですけど、森の中で咲いている花はこのくらい?

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先も長いので、とにかく淡々と歩きます。ド初心者なので登りはきつく、下りは注意しないと転ぶ危険性もありますし。虫(やぶ蚊?)も追いかけてきます。こんな感じなので歩くことに忙しく、あんまり写真が撮れません。「写真!」と思った時は、たいていこんなちょっと平坦なところ。足元ではなくて前を見れば、かなり大きな木もあります。この山の木々が伐採されずに守られてきたのを感じます。

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このハイキングコース、とにかく随所に案内板があります。どのくらい進んだのか、残りがどのくらいなのか、不安な初心者にはわかりやすいしありがたい!

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ひたすら緑と茶色の世界。鳥の声は、ウグイス、シジュウカラ(の仲間?)、他、なんかいろいろ聞こえますが、姿はさっぱり見えません。動物はいなかったかな、多分。

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木の根っこを利用した階段? この下りはけっこうきつかったかも。

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休憩は、コースどおり、鐘つき堂跡、第2あずまや、第1あずまや、そして展望台でとりました。これは展望台からの眺めです。那珂川と、川の北側の集落が見えます。この時ちょうど12時で、お昼の音楽が響きわたってました。ちなみにこんな感じで家々も見えるところなので、山の中でもわりと携帯の電波は入るみたいです。

展望台を過ぎたら、もう青少年休暇村。この後は、舗装された県道をぶらぶら歩いて戻ります。

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前半の山道はいろいろ気をつけなければならないので動植物に目を向けてる余裕はあまりありませんでしたが。舗装された県道を歩いていた時の方が気楽にこうやって探したり撮ったりできました。これはヒメウラナミジャノメ

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ドンビもよく飛んでたし鳴いてました。あとはヒバリも。

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予定どおり、10時前スタート、13時半着の3時間半で帰還です。遅めのお昼を道の駅かつらで、野菜天ざるそば。常陸秋蕎麦です。

ちなみに、これでおよそ2万歩でした。コースですれ違ったのは5組くらい。平日だとこんなものかもしれません。道の駅は、お店も食堂もけっこう混んでました。

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食後に那珂川を散歩します、小さい魚がたくさん泳いでいるのが見えました。ちなみにこの橋、「あかいはし、とりのみち」の赤い橋でした!

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道の駅にまた戻って、お土産や野菜を買ってバスで帰ります。

帰ってきてから、疲れやら筋肉痛やらで翌日ほとんどつぶしましたが、それでも、「行ってこれた! コースを歩けた!」という達成感があります。またどこか、県内で行けそうなコースを探して行ってみたいです。