テキトーに朝顔

今週のお題「植物大好き」


ベランダのプランターで何か植物を育てる、というのも、けっこういいかげんにはなっておりますが、でもまだやってます。

基本は、前の年のこぼれ種と、どこかからもらった種をしまいっぱなしにしないで蒔いておく、という程度ですが。あと、何年も放置の河内晩柑(まだ4年くらい?)と、ポインセチア(冬も外に放置だけど春には葉を出す)。


そんな感じなので、今年も朝顔が芽を出しています。

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が、当たり前のように、普通ではない形のものが出てくるんですよね。当たり前ですが。

例えば、この写真で真ん中にあるのは、双葉が一つしか出ませんでした! 形も変です。双葉の間から本葉が出るのが普通ですから、一体どうするんだろうこの人は、みたいに思ってたんですけど、ちゃんと茎の途中から出てきましたよ、しわくちゃの第一本葉が(それが下の)。その後は、とりあえず順調に朝顔らしい葉が出ていてなんかひと安心ですが。

他にも、芽が出たはいいものの、どうしても葉が大きくなれないもの。でも、そこで力尽きるわけではなく、小さいながらに本葉を出してきてます。

(ちなみに写真右側の明らかに葉の形が違うのは、新たにばらまいたゴーヤです。)

変わった葉で出てくるということは、種の遺伝子に何か変わったことがあるから? 朝顔といえば、変わった形の花、変化朝顔が有名ですので、何かおもしろい花が咲くかもしれないと、ちょっと期待してしまいます。

というのも、以前に

cam.hatenablog.com

こんな感じで花びらが切れた朝顔を紹介したことがありました。

最初はこの切れ咲きのもの、ブログ記事にしたとおりピンク色の花だけにあったのですが。

学校からもらってきた種に青紫のものがあって、それはちゃんと丸い花が(同じプランターで)咲いていたのに(2011年夏)。

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翌年は交雑が起きて、

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青紫の花にもこうして、丸くないのが出てしまいました! 花びらが切れていて、1枚分(?)垂れ下がってます。ちなみにこういうのはつぼみの時点できちんと花びらがたたまれてないので、わかります。

咲き終わった後にちゃんと、この花(あるいは株)からの種を分けてとっておいて、翌年に植えているのではないので、今年の芽を出した種の中に何があるかはわからないのですが、こういうことが起きるのがおもしろく、芽が出た段階から、ちょっと変わったのがあると何か期待してしまいます。


庭の方ではそろそろミニバラが咲きますね。

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バンドライブしてきた

序盤〜中盤は平常どおり何もなかった今年の連休でしたが、最後にイベントあったのでその話を。


1月にバンドサポートでライブハウスに出た話を書きましたが。

cam.hatenablog.com

 

その時のママさんバンドに若干のサポートメンバー追加などした編成のバンドで、週末に百貨店前で演奏してきました。


出演の話が来たのは2月くらいだったでしょうか。百貨店では毎年、母の日関連イベントをしているそうですが、その枠での出演でした。これまでだと、ママさんコーラスなどに出てもらったことがあったそうです。お母さんに何かをプレゼント、の母の日ではなくて、「がんばっているお母さんを紹介する」みたいな主旨で。


というわけで、1月発表会でやった曲に2曲追加して、練習開始です。


既に人前で演奏したことがある曲もあったので、それほど難しくはなかったのですが(それでも楽譜からは難しいところをいくつか端折り)、追加2曲を覚えなければなりません。


また、1ヶ月くらい前から意識したのは、「立っての演奏」です。

いつもやってるジャズのビッグバンドですと、10曲以上あっても座ったままの演奏ですが、ロックじゃそうはいきません。改めて立ってやってみれば、ベースが重くて腰が微妙に痛いわ、ベルドが肩に食い込むわ、たまに肩こるし、体力もちません。なので、家でもずっと立って練習です。

そして、本番前にはいつもの楽器店のボーカルの先生にも見てもらって、「1月の時より良くなった」って褒められました! やっぱり、1にも2にも練習です。


当日。11時に集合してセッティング。意外に時間がかかって、そのまま13時の部スタートです。

ちなみに、この日ゲストボーカルとしてお手伝いいただいたのは、シンガーソングライターの穣史さんでした。穣史さんにはオリジナル曲も歌っていただきました(そっちは楽譜ない&練習してないので伴奏はCD音源でしたが)。

お昼休憩はさんで15時の部は、アンコールもいただいたので、1曲目の「恋詩」を最後にもう一度。

演奏してる時の写真はないなー、と思ってたら、お世話になりました川又楽器さんのブログにありました。

それから、穣史さんのブログにも。


当日の様子は、リンク先の写真のとおりです(こちらのブログは写真なしで)。事前に話をしたらわざわざ来てくださった友人もおりましたし、開演前から座って待つ方々まで。なんでもないアマチュアバンドではありますが、集まったみなさん、通りがかった方々、楽しんで聞いてくださって本当に良かったです。バス車内から見られていたのにも気付きました。


ちなみに、私たちが演奏した曲は、

  1. 恋詩(いきものがかり
  2. ありがとう(いきものがかり
  3. 歩いて帰ろう(斉藤和義
  4. 花束(back number) 15時の部のみ
  5. アポロ(ポルノグラフィティ

でした。

「ありがとう」は紅白バージョンで間奏なしの短めで。これ、私が下の子の幼稚園卒園式でママさん出し物の歌の時にピアノ伴奏したのと同じ長さです。その時に採譜したものの結局使われなかった鉄琴(グロッケン)用の楽譜をこのバンドで使っていただき、楽譜が日の目を見ることができました。

どの曲も雰囲気ちがって楽しかったし、緊張も間違いもしましたが、今回一番意識したのは「アポロ」でしょう。間奏のところのエレキギターとベースのユニゾンを、ギタリストと

「前に出て向き合ってやろう!」

と、ロックバンドっぽく。イメージとしてはこんな感じ?



演奏をちゃんと仕上げるのももちろん大事ですが、お約束っぽいこととか、楽しんでる感じをお客さんに見ていただくとか、そのへんも意識してやれたこと、できたことが良かったです。演奏の演出としてこういうことができるロックバンドは楽しいし、かっこ良くやりたいです。



ママさんバンドでしたが、サポートしてくれた中3ギタリストくんにもがっつり注目集まって、嬉しかったですな。ちなみにメンバーの誰かのお子さんではなくて、彼も楽器店生徒さんです。


アマチュアが人前に出られる機会はそうないでしょうが、また機会があったらやりたいですね。その前に普段の練習も。

今週のお題ゴールデンウィーク2016」

茨城県のサイエンスカフェ(2012まで)

サイエンスカフェの活動ですが、ここ数年休んでましたが。昨年に声をかけてくださった方がいらっしゃって、今年度から新しくサイエンスカフェをやることになりました。今、その準備中です。

具体的な内容については、サイエンスカフェ水戸のブログを見ていただければと思います。開催決定です。

 

ところで。

随分前のサイエンスアゴラでの話になりますが、2012年のこちらの記事内で、

 

cam.hatenablog.com

 

ちなみに、この時に比較として出しました「茨城県の過去7年間の329件のサイエンスカフェの価格調査」について。気になる方はご連絡ください。

サイエンスアゴラ2012 - camelopardalis きりん座

 

と書いた、茨城県サイエンスカフェの調査結果について(たいして深くやってませんが)、ここでポスター発表しただけで終わらせるのはもったいないから、ブログで紹介せねば、と、ずっと考えておりました。というより、何か調べたのを発表する機会って、もはやここくらいしかないのですよね。 

 

 

きっかけは、さらにさかのぼること2年。

 

cam.hatenablog.com

 

もともと、日本で開かれているサイエンスカフェの問題点について、仲間の何人かと考えて活動などしてきました。アゴラで「考える会」をしたりメタサイエンスカフェなるラジオに出たのもそうです。

その流れで、2010年のサイエンスアゴラにて、来場者の方に

サイエンスカフェ参加費、いくらがいい?」

と聞いてシールを貼ってもらったことがありました。ブログ記事の茶色の棒グラフはその結果です。このアンケートでは、一番多いところが500円、次に多いのは無料です。そんな参加費(=収入)じゃ、ゼロからイベント作るなんて無理ですって。

 

そして、2012年のアゴラでも再度同じシール貼り調査をした結果が上のブログ記事にあります。

 

ですが、その前に、現実に開催されているサイエンスカフェは一体いくらぐらいなのだろう?という疑問が出てきたので、調べて同時に掲示したのが、この時のサイエンスアゴラの「横串フィールド」の私のポスターでした。

 

ただし、全国で開催されている1年あたり1000件以上というサイエンスカフェ(と名のつくもの)を、Web告知ひとつずつ拾ってゆく作業は膨大に見えたので、茨城県内のものに限りました。それでも329件です。

 

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 その時に掲示してたスライドの1枚をそのまま載せます。

 

無料最強です。これができた時に、本気で肩を落としました。

 

茨城県はつくばがありますので、わりと早い時期からサイエンスカフェを数多くやっている地域でもあり、主催側もそういった研究所関係等が多く、草の根のものは少ない傾向にはあります。ちなみにこの329件の開催地を調べたのが、こちらのグラフ。

 

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2011年で開催数が減ってるのは、震災の影響ですね。2005年につくば外で開催が始まっているのは、県主催でサイエンスカフェが行われたからです。

 

話は戻って。無料でサイエンスカフェができるわけとして、

  • 主催者(大学、研究所など)にサイエンスカフェ専用の予算がある(補助金がある)?
  • 研究所一般公開の一部としてサイエンスカフェをやってみている(ゲストはいつもの仕事の一部としてやっている)
  • 場所は学内や研究所内で、提供するものも飲み物だけとか?

ということを考えて、ポスターにも載せました。

 

水戸に来てじきに、上市朝会という商店街活性化に関心のある方の集まりに定期的に出ていた時期があったのですが。その場所にてサイエンスカフェの話をした時に、ある方に、

 

サイエンスカフェって、つくばの学生がゼミみたいにやってるやつのことでしょ?」

 

と言われたことがありました。その時は「そんな勘違いするなんて…」と思ったのですけど、上記のような調べた結果を見て(いや、その前にひとつひとつサイエンスカフェを拾っていく段階で)、その方のその認識はたいして間違ってないんじゃないかと考えなおしました。

 

サイエンスアゴラでの発表だったので、2012年11月以降のデータは入っておらず、その後は何も追加してないので、もとにしてるデータはここまでです。どなたか調査したい方がいらっしゃったら是非がんばって欲しいです。私はもうここまでにしときます。開催時刻(日中か夕刻か)や、参加人数(定員)、テーマ等の数比較もとれなくはないですが、告知文だけでは不確定なイベントも多いので、それでグラフを作るのはできないかなぁ、というような印象です。

 

本当は調査結果が欲しいですねぇ、最新のデータまで含めて。論文書けると思うのですが。どなたか…?

 

 

ちなみに…。

話がまた戻りますが、2012年のアゴラで調査した「サイエンスカフェいくらがいい?」のグラフ(オレンジ色)は、

 

ジャーナル - 一般社団法人 日本サイエンスコミュニケーション協会(JASC)

 

の第4号の、「サイエンスカフェのつくり方」特集内の記事に掲載していただきました。さかさパンダサイエンスプロダクションさんによる記事です。もう無料で読めるようになってましたね。

 

追記。

というわけで、今はこんな感じで。なるべくしてなったというか…。