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サイエンスアゴラ ご報告&感想

正解の漢字

遅くなりました。そして、追記しました…(やっと)。

24日のみたった1日の参加でしたが、濃いぃ〜1日でした。それだけに、疲れもどっぷりです。復活するのに一体何日かかるんでしょうね?(苦笑) そういうわけで、参加した日付と違いますが、個人的報告&感想を書き残しておきましょう。

俯瞰ii 新進科学コミュニケーター・レポート

タイトルの通り、北大はじめいろんなところで養成講座のある「科学コミュニケーター」、そこで学んだ人が自分の活動や考えをポスター発表する場でした。発表件数は15。

この日24日の午前に、ポスターの3分発表が企画されていました。しかし、発表する場は1階に貼られたポスターの前ではなくてその上の階です。自分のポスターもなく、プレゼン用のプロジェクタもなく、どうやってやるんだろう?という感じで、行きの新幹線の中で用意したのがこちらです。

子供のお絵書き帳とクレヨンを持ち出しました。見た人には「生活感あふれてるぅ〜」とか言われてしまいましたが、それはまさに狙いどおりで、「生活感あふれている人」が講座を受講し、コミュニケーターとして活動したいともがいている、そんなことも感じて欲しかったのです。

ポスターの内容はこのブログにずっと書いたり報告してきたことなので、お読みの方に新しいことはほとんどありません。構成はこんな感じでした。

  1. 自己紹介
  2. CoSTEP選科生として学んでみて(id:camelopardalis:20061121)
  3. 活動1 星の話しを聞こう(id:camelopardalis:20070531)
  4. 活動2 サイエンスカフェ@明石(id:camelopardalis:20070804)
  5. 活動3 個人ブログ
  6. まとめとこれから

5のブログについてなんですが、ここで科学や科学技術コミュニケーションの話題を書いて、それについて知らなかった人にも知ってもらったり、考えてもらったり、書き込みしてもらったり、ということをもくろんで(一応)やってます、という内容です。

ところで、「ブログを科学技術コミュニケーションのツールとして使う」というのは、(忘れてるかもしれませんが)CoSTEPの演習でも考えてみたことでした。科学者ブログでは超有名な北大の5号館のつぶやき先生によるものでした。けれども、2期生でしたら本科生、選科生合わせて約60名で、その中で新たにブログをスタートさせ、今まで続けさせている人ってけっこう少ないのです。本科生はよく把握してないのですが、選科生仲間で続いている人って、演習前からブログをやっている人を除けば、ほんの2,3人くらいじゃないでしょうか?

なので、何故続かないかをちょっと考えてみました。

  • ブログなんて忙しくて書けない
  • 直接対話の科学技術コミュニケーションで満足できている
  • 科学技術コミュニケーションのツールとして使おうと、ハードルを高くしすぎ

普段の自分の時間をどこに使うかにもよりますが、仕事が忙しい、また、仕事が科学技術コミュニケーションと直結してる方(どこかの広報や教員、博物館系など)は、それだけでいっぱいいっぱいなのかもしれません。

なんていうのがまともに考えられる理由ですが、実は、不特定多数の人が見る可能性のあるネットコミュニケーションツールをストレスなく使いこなすためには、話題についての専門的知識(この場合は科学技術)だけでなく、実は、ネット特有の心構えやスキルが必要なのではないかと思います。コメント等のコミュニケーションを大事にする一方で、いわゆる心ないコメントや荒らし等に対するスルースキルってやつも持ってないと、ってことなんじゃないでしょうか。

CoSTEPの先生方は、ブログ演習の成果をどのように考えてらっしゃるのか、いつかお聞きしてみたいものです。

ちなみにちなみに。上の小さい写真は、プレゼンの時にみなさんに見てもらった「星の話しを聞こう」の小道具と、あと、自分のポスターの内容を漢字一文字で表すというクイズの答えの紙です。「遠距離」選科生でしたからね。北海道や東京が遠いってだけでなく、自分の置かれた状況で、育児中で家から出られないという意味も含んでおります。

見て歩いたものなど

午前の発表を終えてお昼は外にて。Salsaさんのスペースタイムが主催する、植松さんのロケット発射を見ながらお弁当しました。子供達が列を作り、打ち上がるたびに歓声があがっておりました。

そして、その周囲で駅弁スタイルサイエンスカフェを展開する北大de Moblie Cafeのみなさんのお話を聞くこともできました。本物のサイエンスフェアリーM姫さんにお会いできて嬉しかったです。写真を載せたいところですが、そのあたりは、北大de Moblie Cafeのブログをご覧下さい。いやしかし、こんなにフレンドリーに初対面の北大の先生方とお話しちゃっていいものだろうか?って感じですよね。そうではないですか? 

上がその「実」チームのみなさんにいただいた北海道名物ハスカップのお菓子です♪ ちなみに下はサイエンスカフェを考える会メンバーFさんからいただいた、今や貴重な白い恋人(裏面に印字あり)でした。どちらもおいしくいただきました。

その後は、理科on喫茶にお邪魔しました。牛乳の飲み比べしたりしながら(ジャージィ牛のはおいしいね)、すっかりだらだらくつろいでしまいました。どちらかというと、テーマの牛よりも、こちらを主催された国立科学博物館認定の科学コミュニケーターのみなさんがどういう方なのかというような内容を、一緒に行ったみなさんとぺちゃぺちゃしゃべってました。こちらのみなさんが作っているフィラメントというペーパー。こういう同人誌みたい(といっては失礼かもしれませんが)なノリは好きです!(笑) 

サイエンスカフェって何? 〜できることをさぐろう

そしてそして。開始2時間前からスタッフ&ボランティアお手伝いのみなさんに集っていただいて、ワークショップ、「サイエンスカフェって何? 〜できることをさぐろう」の準備を始め、本番にのぞみました。

どのくらい人が来るんだろう?って不安もあったんですが、会場には最大で約70名の方が集ってくださって、サイエンスカフェについてそれぞれの想いや意見をいろいろ出していただきました。

全体像の紹介をされたMさんの調査どおりならば、これまで日本で「サイエンスカフェ」という名前をつけて開催されたイベント数は約1000件!! 開催者のみなさんは少なくとも、サイエンスカフェって面白そうと思って、イベントを開いているのでしょう。そのごく一部でしょうが、こうやって集っていただいて想いや苦労を語っていただいて、その熱さを感じることができました。

個人的なスタッフ目線で反省点を書くならば、質問カードを分類したり、その質問を要約してホワイトボードに書いたりしてたのですが…、そうやって全てを書くことで全てを(議題として)取り上げなければならないというような雰囲気を作ってしまったかもしれないと、今更ながら思ってしまいます。わかりやすく、公平にが、1つのテーマについて深く議論するといったことをしにくくしてたかもしれません。「ファシリテーションの方を担当させて!」なんて打合わせメールで書いたような気がしましたが、やっぱり難しいですね〜_| ̄|〇

本当は私も、考える会のブログに書いたとおり、そして、会のテーマに掲げていたように、「サイエンスカフェと双方向コミュニケーション」について、もっとつっこんだ議論をしてみたかったです。サイエンスカフェって名前のイベントに行ったら、実は講演会にコーヒーがついてただけで、コミュニケーションができてないようなものだったりしたらがっかりじゃないですか? でも、参加したい人は、実は、お話を聞く方を求めているのかもしれませんし。例えばそんな感じのことです。そこを深めてゆくことで、いろんな話(双方向にするためにどんな工夫があるかとか、参加者の要望、開催者側の目的に合わせていろんなイベントの形があってもいいとか)に発展するかなと思ったのですが。

けれども、こんなふうに話が散らばってしまうような形でしたが、いくつか「これはきちんとわかって気をつけてないと!」とか「そういうふうにとらえて考えれば良かったんだ」ってことは気付かされました。この辺はいずれ、スタッフで当日の内容やアンケートをまとめて、会のサイトにアップして共有し、ブログ等で話してみたり次の何かの機会に役立てたいです。

反省するのはいいのですが、これを次の活動につなげなきゃ、ですよね。前向きに!

ワークショップの写真を載せたいところですが、それは、24日の小さい写真の方でご想像ください。

こっちは、別会場のサイエンスカフェのポスター展です。ついつい、天文系で知ってる人の顔や名前を探してしまうんですが…、もうちょっと他もよく見てきたかったです。こっちの方も貼りっぱなしじゃなくって、工夫が必要でした。

サイエンスアゴラに参加してみて

たったこれだけの時間で出てるものを見て、自分の企画やプレゼンもやって、なおかつ参加者のみなさんと交流をはかるという、考えてみればとんでもなく忙しい一日でしたから、自分のことは置いておいても、それぞれを深くつっこんで考える余裕がなかった、そんなイベントでもありました。

開催されてるイベントの数もものすごくって、10会場パラレルとか当たり前でしたし。総参加者数は決して非常に多いわけではなかったらしく、でも、にぎわって見えたのは、関係者(発表者やスタッフ)がかなりの部分を占め、忙しく動きまわっていたからなのかもしれません。

ポスターや展示を見てみたい、ワークショップで議論もしたい、この分野の第一人者の講演も聞きたい、他のコミュニケーターさんが企画したイベントを見て工夫を学びたい、もちろん、イベントやる人は一般のお客さんも呼びたい…。わ〜 (@_@;)

企画団体の一人で、コミュニケーターの一人である立場から、他のみなさんのパワーを見させていただきました(見て圧倒されてたのが大部分)。その一方で、次回もし企画を出すなら、アゴラのこういった見本市的特徴に合わせて参加者に意味あるものを持ち帰っていただけるか、その場をどうやって作るか、といったことも考えさせられている今の私です。