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きんいろのきつね

絵本

冬休みの絵本。

ペンちゃんギンちゃんおおきいのをつりたいね! (絵本のおもちゃばこ (7))
先日からブームの宮西達也さんの絵本です。うちの子達はまだ小さいってこともあるから、まだなんとなくだけど、有名なウルトラマンや恐竜のシリーズには手を出せないでいるんですが…。ていうか、ティラノサウルスとか私が泣いちゃうかも(笑) というわけで、数ある中からかわいい&おもしろ系絵本を探してくるわけです。

いつも一緒のペンちゃんとギンちゃんですが、一緒に釣りに行ったはいいものの、どっちが大きいのを釣るかで大げんか。その、巨大でいびつな魚やタコやイカやカニの絵は、当然子供たちにうけてました。それと当時に、同じ展開の繰り返しが単調なようでいて読み手のこちらもノッてきてリスムが心地良くなってくるところなど、よく計算されてるなぁと感心さえしてしまいます。

雪のかえりみち (えほん・ハートランド)
上の子はいつも、北海道の天気を見ては「雪、いいなぁ〜」って言ってばっかり。そんな上の子のために借りてきたようなこの本です。雪がたくさん降ってしまった時の暮らしがいかに大変か、ということも示したかったのですが。でもそこは絵本ですし、雪遊びする子供達も、立ち往生する車も、寒さで縮む手足も、絵の隅々まで見て楽しんでたようです。一方で、兄弟や家族のつながりってのもあったかいなって感じる、そんな絵でした。

ところで、絵のはたこうしろうさんてどっかで読んでるはず…、でも思い出せない、っていうわけで調べたみたら、クーとマーの方でしたか!(それに、別の日記にも「これが!」みたいなことが書いてあったのを見つけてしまいました)。なんか、あの塗り絵みたいなかわいいこぐまの絵と、今回の家族の絵が簡単に結びつかないところが、すごいです。

ピチャン、ボチャン、ザブーン!―水ってふしぎ! (評論社の児童図書館・絵本の部屋―ふしぎだな?知らないこといっぱい)
水の循環を示す、科学ものって感じの絵本でした。シリーズで何冊かあるようです。最初の方の自然(海から蒸発して雲になって雨が降って…)がらみのところは子供にもなんとなーくわかるようなんですが、人間の生活のために水が引き込まれ、キレイにされて、使われ、また下水処理されて流される人工物場面の連続では質問攻めにあってしまいました。U型パイプに興味を持つところなんか、うちでも見てて身近なのはわかるんだけど、子供っておもしろいです。

へっこきあねさがよめにきて (おはなし名作絵本 17)
幼稚園で読んでもらったそうなのに私は詳しいストーリーは覚えてなくて、それで借りてきた本です。何度読んでもらったかわかりませんが、よく覚えてるんですよ。米をもらったシーンとか、カキを落としたシーンとか。

はい、爆笑でした!!! 絵本を手に読んでる時も笑えるけど、ふとした時に思い出して「あねさがブー」とか言って誰もかも笑えるところなんか、もう、すごいお話です。なのに、屁をこくあねさは実は「たからよめ」だし。笑えた上でハッピーエンドってところがいいですね。

そして、日本の昔話の絵本の絵をよく描いてらっしゃる太田大八さんの絵も、らしくていちいち見入ってしまいます。あねさのよめに来たばかりで恥ずかしそうにしてる表情も、屁をこいてうまいこと事が運んでちょっと得意げな表情も。

きんいろのきつね―「殺生石ものがたり」より (むかしむかし絵本 21)
子供達、ポケモン好きです。キツネみたいなほのおタイプのポケモン、ロコンがキュウコンに進化するんですが、九本の尾を持つきつねのモデルがこれなんだということを示したくて、九尾の狐の物語を探してきました。

これがもう、おそろしい、おそろしい。中国でもインドでも人々を苦しめ、そして日本へやってきた、スケールのでっかいただものではない化けギツネ。それがとうとうなすのがはら(那須)で退治されて殺生石になるわけですが。怖いもの嫌いな子供は「これて本当じゃないよね」としきりに史実じゃないと否定しつつも、「本当にこの石は那須にあるんだよ」って言って画像を見せると興味津々でした。やっぱり、知りたいのは科学の方なのかなー?