今年の梅は咲くのが遅め

この冬は寒かったので梅の開花が遅く、3月に入っても中咲きも咲いてなくって、なんかびっくりです。
先週末の写真です。
偕楽園本園内に入って撮ってきました。

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白。
早咲きのものは一本が満開近くなってるのもありました。

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真っ赤な(多分)大盃。

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構図によってはみっしり咲いてるように見えますが。

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やっぱり少ないです。

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ぶらぶら歩いてたら、隣で来園されてた方が
「なんでこんな形になるんだろう?」
って言ってた木。
老木になると当たり前な感じもしますが、街中でもまっすぐ高く伸びてる梅の木も見かけるので、何か育て方があるんでしょうかね。
それか、やはり100年以上経過してる偕楽園内は特別?とか。

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うずまきになってる!?

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いつも元気なシジュウカラ。この下に別の一羽がいました。
多分、二人で会話してたんだと思います。

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横向き幹の向こうに見える花。

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真ん中の青いところ、文字入れ用。

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好文亭の近く、椿の木があるちょっと高くなってるところから見ると、暗いところから、向こうの梅が輝いてるように見えます。

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その椿。

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みどりちゃん、じゃなくって月影。
ものによってはまだっぽいのもありました。

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見驚(けんきょう)に至ってはまだこれだけ。
驚きたいのでまたしばらくしたら訪れたいですが。

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花びらのないてっけんは早咲きな方。
目立たないので見過ごしてしまいそうだけど。

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かわいい道知辺。

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次郎杉の株の周り、こんなのです。
とにかく、チームラボのライトアップの設備が、園内いたるところに設置されていて、ものものしい感じもします。

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そして、竹林にはたまご。
チームラボの夜のライトアップを見たことなかったので、ちょっとギョッとしました。

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花を透かしで撮ってみるけど、いまいち?

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こんな感じに撮りながらぶらぶらしていて、昼近くになって気づけばすごい人だかりが見えました。
実はこれ、梅大使を撮影する人だかりだったのです。
まぁ、自由に撮れるモデルさんですからね。

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拡張部分も、もう一息。

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好文亭。いい天気。

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大日本史の石碑の周辺は見事でした。

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撮ってる人たくさんおりました。

自分も毎回似たような写真ばかり撮っていて、ブログに載せるのに「どうせボツばかり」と思いつつも、自分としては言いたいことがあるので載せてしまったりして、上手くなってるのか、気付きがあるのか、なんだかよくわからない感じです。

セキュリティ服作り

シャツを縫いました。

えっと。
なんで手芸というか家庭科のシャツ作りがサイバーセキュリティなのか???
順を追って経緯を書きたいと思います。



サイバーセキュリティの若手人材を育成する1年間のハッカソンプログラム、

sechack365.nict.go.jp

SecHack365という取り組みというかイベントがあります。
詳しくはサイトを見ていただければわかるのですが、25歳以下の若者40名程度が、1年間でサイバーセキュリティに関して開発したり何か作ったりするハッカソンプログラムです。
もちろん、私は参加者ではありませんが、今年、念願かなって家族が参加したので応援していました。

で、まぁ、「自分も何か作りたいな」と思うようになったのです。

サイバーセキュリティについて、何かセキュリティソフト作ったりなど開発するのがイメージされるでしょうが、一方で、「サイバーセキュリティって大事なんだよ」「気をつけなきゃいけないんだよ」というのを多くの人に広めたりするのも重要な目的とされます。
なので、何か身近に感じてもらったり、目に留まったりするものがあるといいなと思ってました。

ある日、私がはまっているNHKの番組、
www.nhk.jp
ソーイングビーを見ていると、出場者の中に
「自分で生地も作ってきました(プリントしてきた)」
と言ってる方がいました。確かきのこ柄の生地だったような。

そこで、ピンときたのです。
「サイバーセキュリティについての柄の生地で服を作って歩けば、知ってもらえるのでは?」
みたいな。
チームやイベントのロゴではない、説明が書いてあるような生地。
例えば、数式とかグラフとか、化学式とか描いてある生地ってあるじゃないですか?
そんなのをイメージしたのです。

しかし、ふさわしい、かっこいい絵が自分で描けたりデザインできたりするわけではなく、なかなかアイディアを実行に移せないまま日にちは過ぎてゆきます。
でも、そうやってやらないことでは何も進みません。
「まずは、攻撃名の文字でいい!」
と決断し、スライドで画像を作りました。
オリジナルの生地のプリントは、

realfabric.jp

こちらにお願いしました。
色を水色にしたのは、サイバー攻撃の恐ろしい雰囲気より、まずは着ても違和感ない爽やかな雰囲気にしたかったからです。

2月下旬、入稿&入金して10日くらいして生地が届きました。大満足です。

裁縫に関しては、たま〜に本などを見て作るレベルなので、大作を完璧に美しく仕上げるというのは無理ですから、まずは基本のシャツにしました。

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ちゃんと縫ってます。ミシンの糸調子はいまいちです。

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まだボタンがついてない時の写真。
本を見てもわからないところもあって、ごまかしたりもしてます。

しかし、縫いながら考えるのはセキュリティのことではなくて、

「きちんと指示は読んだ?」
「アイロンをきちんとかけなきゃダメよ」
「仕上がりにシワが寄ってる。これはダメね」

といった、エズメ(番組に出てたステキな審査員の女性)の声です。もちちろん吹き替えの土井美加さんの声で再生されてます。
もう、本当「ごめんなさーい」って感じですが。

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で、一昨日にようやくできあがりました。
ポケットは柄合わせしましたが、前身頃もするべきでしたね。

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裏はちゃんとヨークもついてます。

これを着て、本日、3/5にあったSecHack365の成果発表会を見に行きました(オンラインだけど)。
とりあえず、間に合ってほっとしてます。



さて。
あと3mくらい生地が残ってるんですが、何作りましょうね。楽しみ。

茨城県立近代美術館「風景画のはじまり」

週末、茨城県立近代美術館へ行ってきました。

www.modernart.museum.ibk.ed.jp

ちらしをまちなかで見かけ、なんとなくタイトルの「風景画のはじまり」というのに惹かれました。
入館は予約優先ですが、予約サイトを見ると日曜でもかなり余裕があったので、焦ることはないかなと思います。

入って見始めてみて、「昔は風景画ってなかったんだ!」というのが最初の驚きというか、改めて気付かされたことです。
「神話とかそういうのが優先」「そもそも外で絵が描けない(道具が持ち出せない)」などで風景画がなかった時期から、道具やその他の面で風景を描くようになったということ。徐々に認められてきたということ。それがあってからの風景画なんだそうです。
小さい時から学校で風景画を描かされている現代の私たちには、今の常識を疑わないといけないレベルの話です。

なので、展示会のタイトルのとおり「風景画のはじまり」を、説明を読みながら見せていただきました。

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これはパネルになってますが、最初はこんな、暗い森とアクセントになる人といった感じ。

そのほかにもたくさん絵があって、説明するとネタバレ(?)になるので割愛しますが、展示の最後にあるのが、クロード・モネ

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べリールの岩礁

です(ここは撮影可)。
最初のうちは描いてるのが牧歌的な風景とかだったのが、だんだんと描く対象も表現の幅も広がり、そして、モネはここに至ったというわけなのでしょう。

「その、この荒々しい離島の岩場を描きたい気持ち、わかる!!!」

と、とても共感しました。
だって、自分も離島好きだから。
岩場と波を見てるだけでも楽しいし飽きないから。
ここは、「ベル イル アン メール島」といいう島だそうです。そっか、フランスにも離島あるんだ。


終わってから、ミュージアムショップの隣にある「描いてみよう」なコーナーにも立ち寄りました。
おもしろい催しやってるので訪れた人は是非参加して、そして、ほかの人が描いたものも見てみていただきたいです。
必見です! 絶対にカラスで吹き出します。


ロシア語とかの語学やってるとたいてい、現地の「美術館めぐり」みたいなのが話題に出たりするのですが。
今回、フランスですけど、美術館めぐりができたというか、美術館が茨城にやってきた! という、海外旅行みたいな経験ができました。
これまでも、見逃してるだけでけっこうこういうのがあったのでしょう。
もっと気をつけてみてみたいと思いました。



あとは、梅写真です。
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近美の入り口付近の梅。こんな植え込みだと、見下ろして緑を背景に撮ってみたくなります。

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そして、偕楽園拡張部はこんな感じです。
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この日、この後にあられが降ったので雲行き怪しかったりしますが、毎日まだまだ寒いせいか、こんなふうなところがあっても咲き進んでる感じではなかったです。
やっぱり月末か3月頭かもしれません。