卒対の予算が余ったら…

変わらず、卒業対策委員会と関連ワードでの検索で来る人が多いです(総数が少ないからそれほどでもないけど)。やっぱり、情報少ないのかな?

その中で、「予算が余ったらどうするか?」みたいなキーワードでいらっしゃった方がいて。なので、そのへんを改めてまとめておこうかと思ったので書きます。

消耗品を買う

余った予算が数千円くらいの場合、学年の児童数全員で割っても100円以下とかになってしまう場合。うちは、学校の消耗品代として使っていただくことにしました。というか、学校と取引している教材屋さんは、こういう中途半端な予算でもうまく消耗品(紙とかペンとか?)を用意して納品してくださるようで、たいしたものです。

記念品に消しゴムとかを追加

ひとりひとりに何か買えそうかな、というレベルまで余った場合は、消しゴムとかを人数分購入して卒業記念品に加えるのもありです。過去にうちの学校でもあったという話を聞いたことがあります。

花などの予算をup!

卒業式用のお花とかの予算を少し多めにして、高めのものにして、当初の事業計画にあったもので使い切るというのもありでしょう。このへん、急な変更になりますし、なじみのお店だったりすると、話がしやすいかもしれません。

教材費に当ててしまう!!

うちがやったパターンです。ひとりあたり数百円レベルでした。

学校では、通年で教材費として集めている以上に、ドリルとかノートとか、図工の材料費(最近はいろんなキットがあって楽チンだけどそれなりのお値段…)なんかで余分にかかってしまって、年度末に集金するケースがあると思います。卒対の費用だってひとりひとりから集めたお金ですから、その分を教材費にまわしてしまって、改めて集金する額を減らしました。

ただし、これは事務の先生にちょいと嫌がられたのをまだ引きずってますね。先生によるのかもしれませんけど。でも、余って困ってる方、アタックしてみる価値はあると思いますよ。

返金する?

使わなかったのだからそれぞれに返せばいいじゃん、というのはごもっともです。ただ、これすごい面倒だって言われてます(事務の先生にも)。小銭を用意するのもあるでしょうけど、保護者の方に対面でお渡しして、各家庭が「この金額を受け取りました」っていう書類(領収書?)を出す必要があって、それをきっちり集めるのが…。まぁ、要は、受け取ったお金は使い切るしかない、ということなのかもしれません。あー大変。

返金…、難しいと思ってましたが、やったことありました。震災の時です。あの時は謝恩会の係の長をやっていて、そこは食事つきの謝恩会を企画してたのですが、震災でパーに。3月末に短縮バージョンでやって、食事はなしにしました。食事会の分を現金で返金してました。なんか会計係さんがすごい大変そうだったのを思い出します。まぁ、式当日たったから保護者みんな来たので間違いはなかったようでしたが。



だからこそ、卒業関連のお金はPTAとは違って繰り越せないからこそ、ちゃんと考えて予算立て、それから集金して、使うこと。不安だからとか、恒例だからといって、お金集めすぎない、というのを徹底して欲しいですね(難しいけど)。

ベースとMITOレディースビッグバンドのこと

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ここ数年でいろいろあったうちの1つが、3年前にベースを始めたことです。買ったのは随分前のこと。

このベースを買った日の日記がはてなにコピペしてあったので、いつ頃買ったのかバレバレです。買った理由も、これにしたのも、書いてあるとおりです。全てはMOON CHILD
cam.hatenablog.com

なのに、ようやく弾き始めたのが2013年なのですから、アンプとともに10年以上も放置してたわけです。その間、ほこりをかぶった姿を見て、もう使わないんじゃないかと何度も思いましたが。

3年前に、水戸駅ビルとヤマハ本社、そして地元の楽器店がバックアップして、女性だけのジャズのビッグバンドを立ち上げる、というちらしを駅で見つけました。吹奏楽とかではないのですから、エレキベースのパートもあります。ちらしを見てすぐに、「このチャンスを逃したら、買ったベースを弾けるようになる機会はもうめぐってこない!」と思い、電話で問い合わせ、10月からメンバー集まっての講座(練習)開始となりました。

練習開始前、ず〜っと放置してたんだから弦の全交換しようと思って楽器店で4本セットを購入し、交換のやり方を検索して自分でやってみたら早速新品を1本切って(!)、慌てて購入した楽器店に泣きついたりしたのも、今では笑える思い出です。どこを抑えたら「ド」の音なのか、当時買った教本を見ながら自宅練習し、全員そろっての合奏に備えました。

講座で渡されるビッグバンドの楽譜は普通のヘ音記号の楽譜ですから、タブ譜なんてありません。時にはコードしか書いてなかったりとか。そのたびに、自分でポジション探して数字を楽譜に書き込んだりして、初心者まる出しで月に2、3回の練習についていくのがやっとでした。

そんなこんなやって、1年後にはデビューコンサート。それからイベント出演が次々に。そして、今年3月に2ndコンサートをやって、先月に3年間の講座が修了となりました。書くときりないくらいいろいろあったのですが(なのにブログに残してなかったな…)、主なところは、ヤマハのサイトにまとまってます。ちらちら顔も写ってます。動画もあります。

jp.yamaha.com

修了後はバンドの運営も自分たちでやることになりました。大変なこともいろいろありますけど、これからも、人前で演奏する機会があると思います。がんばります。バンドのfacebookは、右のリンクにありますのでよろしければどうぞご覧ください。主に私が更新してます。昨日もカミスガで演奏してきました。



当時は半ば、若気の至りと言うべきか、勢いで買ってしまったもののどうしていいのやらという感じだったのですけど。思い切って行動してみれば、やったこともないジャズを人前で演奏するまでになったり。あとは、1月の記事にも書きましたけど

cam.hatenablog.com

ライブハウスのステージに立って(最初にやりたいと思っていた)ロックバンドに参加できたり、プロのボーカリストの方に演奏を見てもらったりと、以前から見れば信じられないような展開を見せるものです。ということは、いずれかの方と共演できることがあるかもしれない、と密かに夢を持ってゆきたいと思います。

伊豆大島に行った話(2014)

この夏、三宅島に行ったのは先日書いたとおりですが、

cam.hatenablog.com

2年前の夏休みには、同じ伊豆諸島の伊豆大島を訪れました。こちらもいろいろ楽しかったので、折角だから写真とともに感想などいくつか。

水中OKのデジカメを買った

買ったのは、リコーのWG-4(黄色)。

友人に誘われて行った小笠原で海遊びを覚え、その翌年は水中OK写ルンですを3個買って東伊豆でシュノーケリングしたのですが、やはり撮影枚数が限られてしまうし、こうして何度も海に行くことになるなら、防水のカメラを購入しても良いかと思いまして。

お店に行く前に値段や機能などを確認して、他のメーカーのにめぼしをつけて行ったのですが、それが品切れ! そこで勧めてもらったのが、リコーのでした。防水が目的でしたが、顕微鏡モード(1cm以内まで近付いて接写、近付いて暗くなった分、レンズ横の6つのライトが光る)というの、重宝してます(石の接写とか)。

シュノーケリングなので、海底の魚に近付いて撮影、というわけにはいかないのですが、このくらいは撮れました。

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秋の浜のソラスズメダイ。

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同じく秋の浜のスズメダイ

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日の出浜の磯のところの魚たち。いろいろ。

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これ、どこに魚がいるかわかります? 磯散策している時に見つけたヤツなので、泳ぎながら撮ったわけではないのですが、カメラを水につけることができたので撮れた1枚です。

折角だから、もっと活躍させたいものです。

というわけで現在は、この時のカメラ
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FUJI FILMのと2台持ちです。


ジオツアー

伊豆大島に行くことにした決め手の一つが、ここがジオパークに認定されていることでした。まる1日、ガイドさんにお願いして、見どころをまわりました。

その時は、(予習なしの)盛りだくさんな内容に、「おー、そうなのか!」ってなってばかりだったような気がしますが、今年、三宅島に行って、「ここも、そこも、似てる!」と思ったところがあったので、そのへんをちょっとだけ。

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言わずと知れた、地層大切断面。この他にも、島内いたるところで地層が見られ、地層好きとしては大興奮。ちなみに、これ、三宅島からの帰りの橘丸からも見えました(元町寄港)。

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ガイドさんに最初に連れていってもらったところの地層ですが。ここにも、黒い地層の間に、約1200年前の神津島の噴火による火山灰という層があります。自然が地層に印をつけてくれたようで。…、となると、がぜん、大島や三宅とも違う、白い層をもたらす島にも行ってみて、比較してみたくなるわけです。

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黒い溶岩と、そこに生えはじめる植物。

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一方の、赤いスコリアでできた赤禿。断面のところじゃなくって、海が見えるところですが。

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1986年噴火の、元町溶岩流。でも、2013年の土石流災害のあったあの時により、ごつごつした溶岩の隙間に土がかぶさって、かなり歩きやすくなってしまったとのこと。これ、後々の人が断面を見ると、そういったことまで読み取るのかなと思ってしまいました。


と、こんなものばっかり見てるものだから。

余談ですけど、先日、無人島生活の番組にて、濱口さん、有野さんが歩いている海岸を見て、「黒い石、溶岩だから、ここは火山で玄武岩質?」とか予想する我が家。実際、火山活動によってできた島で、溶岩が流れた跡が洞窟になってました(今、五島列島で検索しようとしたら玄武岩とか出てきたし、やっぱり)。


釣り体験

子どもがどうしてもやりたいとずっと言っていた、船釣り体験もできました。一緒に船に乗るお客さんの島到着を待って、午前の遅い時間に出発したのですが。魚群の上に陣取りさえすれば、入れ食い状態でした。えさをセットして、指示された通りの深さまで糸を伸ばして、「さて、子どもの方は何やってるかな?」と横を向いて一息つくヒマもなく、船長さんから「お母さん、引いてるよ!」と声が飛びます。

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この日、釣れまくったのはイサキでした。あとサバも。

子どもはあまりの忙しさに疲れが…。なんだかこれで満足しちゃったようです。


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釣れたものを氷絞めにして宅急便に預けたら、帰宅して到着待ちです。たくさん釣れすぎたのでさばけそうなご近所さんにもらっていただいたのですが、それでも家でなんとか格闘しての、煮付け写真をアップしておきます。魚なんてほとんどさばいたことなかったのですが、なんとかなりました。やればできるものです。