六地蔵寺の桜

桜舞う しだれの古木 六地蔵

「水戸郷土かるた」でこのように詠まれる水戸市六地蔵寺ですが、桜の季節に行ってみたいとずっと思っていて、ようやく行けました。


f:id:camelopardalis:20190408163044j:plain
iPhone5s
交通には、茨城交通バスの観光漫遊バス「桜の名所編」を利用しました。無料です!!
他の季節にも走っているのでまた利用したいですね。

www.ibako.co.jp


f:id:camelopardalis:20190408163112j:plain
X-T20
水戸駅からノンストップで六地蔵寺に到着。敷地に入ってみるとこのとおりどの桜もいっぱい咲いてました。見事です。

f:id:camelopardalis:20190408163145j:plain
X-T20
こちらが六地蔵。花に包まれてます。

六地蔵寺には震災の2年後、2013年夏に訪れたことがありますが、その時は葉桜だったので緑が深い印象でしたが、こんなふうに美しいとは。

f:id:camelopardalis:20190408163201j:plain
X-T20
手水舎。すでに散った花びらがたまっていました。これ、モノクロにしてもいい感じだと思います。

f:id:camelopardalis:20190408163231j:plain
X-T20
「これが本当の徳川埋蔵金だ」と説明を読んで思った「法寶蔵」。光圀公が修繕費用にとためておいた小判が明治に入ってから見つかった蔵。

f:id:camelopardalis:20190408163311j:plain
X-T20
瓦の鬼も心なしか優しく見えたりする春。

f:id:camelopardalis:20190408163837j:plain
X-T20
そして、桜を背負っているように見える鬼?

f:id:camelopardalis:20190408163511j:plain
X-T20
こちらが名物の枝垂れ桜。光圀公が観賞したものの子孫にあたるそうですが、こちらも年を重ねたせいか花の数が少なくなってきているとか。

f:id:camelopardalis:20190408163348j:plain
X-T20
アップで。

f:id:camelopardalis:20190408163535j:plain
X-T20
どこを切り取ってもきれい(自分の腕をたなにあげて)。

f:id:camelopardalis:20190408163611j:plain
X-T20
まばゆい。

しかし、どうしても風が吹いてピントが微妙に合ってなかったり、花もピンクなら背景もピンクで目立たなかったりと、せっかくきれいなのにいまいちな写真も連発してます。そういう写真について帰ってから気づくのがなんとも。練習とか経験あるみでしょうか。

f:id:camelopardalis:20190408163906j:plain
X-T20
敷地内に胎内くぐりがあります。以前に訪れた時は安全ではないということで入れなくなっていた場所でした。

f:id:camelopardalis:20190408163958j:plain
X-T20
中はこんな感じ。

f:id:camelopardalis:20190408164023j:plain
X-T20
すぐに出口。カメラを地面スレスレで構えたので斜めになっちゃいましたがあえてそんな感じも込めて。

f:id:camelopardalis:20190408164105j:plain
X-T20
そういうわけで、水戸徳川家が大事にしてきたお寺なので、葵の御紋です。
子供を守る仏様でもあるので、赤ちゃん連れの家族を何組も見かけました。

f:id:camelopardalis:20190408164158j:plain
X-T20
お寺なので敷地としてはこじんまりとしてますが、参拝客が絶えません。

桜の季節に来れて良かったです。

www.rokujizoji.or.jp


で、バスに乗って次の場所へ向かうわけですが、それは次記事で。

秋葉原散策とケムリクサカフェ

子どもに「春休みどこに行きたい?」って聞いたら「秋葉原」って言われたのが1年とかもっと前。いわゆる観光地とかテーマパークじゃないのかと思いましたが、年頃とか興味範囲(パソコンとかアニメ関係)を考えるとなるほどそうかもねということでこの春休みに行くことにしました。

そこに、この我が家のケムリクサブーム到来!!

ケムリクサカフェも予定に加わり(というかそっちがメインの目的へとシフト?)、先日行ってまいりました。

X-T20での撮影写真ですが、今回はあえて、フィルムシミュレーションをクラシッククロームで撮ってみてます。写真によってはトリミングとか少しの回転とかしてますが、色はいじってない撮って出しです。

まずは散策

f:id:camelopardalis:20190404140737j:plain
X-T20

秋葉原に来たらこれが撮ってみたかった! の、万世橋方面からJRの高架を。でも、なかなか電車が通るタイミングで撮れません。人多いし、信号の途中で立ち止まって待つわけにもいかないし。

f:id:camelopardalis:20190404140849j:plain
X-T20

f:id:camelopardalis:20190404141429j:plain
X-T20

秋葉原に着いて少しお店を見てまわった後に、万世橋を渡って旧万世橋高架下のお店へ向かいます。こういう雰囲気に合うかと思っての、クラシッククロームなのです。

f:id:camelopardalis:20190404141456j:plain
X-T20

外国人観光客の方が撮ってて何かなと思ったら、レンタサイクルでした。こんなところに放置型で、その場で決済できるのですか。都会は進んでますわ。

f:id:camelopardalis:20190404141624j:plain
X-T20

ランチは「フクモリ」で。手前がお魚、奥が鶏肉のです。おいしくてご飯おかわりしてしまいました。

www.ecute.jp

f:id:camelopardalis:20190404141920j:plain
X-T20

食事が終わったらまた散策開始です。それにしても、外国人観光客が多くてびっくりしました。電気店だけでなく、私らが寄るようなアニメグッズ店にもたくさんです。みなさん何を買うんでしょう。やっぱり作品のファンだから来日されるのでしょうねぇ。

ちなみにうちの戦利品はガルパンとかけものフレンズとかFateとか。特定のアニメを少ししか見ない私にとっては、どのお店にも所狭しと並ぶ新旧ものすごいグッズの量に圧倒されてました。

f:id:camelopardalis:20190404142132j:plain
X-T20

夕方前にちょっと小雨がぱらついて、でもすぐにやんで日が射してきたところを。

f:id:camelopardalis:20190404142213j:plain
X-T20

そういえば東京は桜満開に近かったですが、さすがに電気街には桜並木はなくて。でも、こうやってささやかながら咲いてました。

ケムリクサカフェ

cafe.animate.co.jp

散策の最後、夕食にケムリクサカフェに向かいます。

f:id:camelopardalis:20190404142258j:plain
X-T20

「水だナ!」

昼食後はずっと街を歩いていて、かなり歩き疲れてヘトヘトになって、「水飲まないと!」みたいに近い状態でケムリクサカフェへ到着。本当に、水(と座って休憩できる)がありがたく感じられた瞬間でした。

f:id:camelopardalis:20190404142455j:plain
X-T20

店内こんな感じ。もう、あの最終回を見終えてのカフェ。感無量です。あえてこの世界もクラシッククロームが合うだろうという意図で撮ってますが。

あとはお料理写真を。

f:id:camelopardalis:20190404142611j:plain
X-T20
f:id:camelopardalis:20190404142708j:plain
X-T20
f:id:camelopardalis:20190404142725j:plain
X-T20
f:id:camelopardalis:20190404142742j:plain
X-T20
f:id:camelopardalis:20190404142757j:plain
X-T20

家族で行ったのでいろいろ注文しました(食事、デザート、ドリンク)。
店内暗いからISO感度の設定とか悩みましたけど、こんな感じです。パンケーキがりなちゃんのスカートの球になっているところがカワイイ。

ちなみにコースターはりつ姉さん率高めでした。

平日夕方ということでお客さんは多くなく空席もあり、滞在時間無制限だったので、けっこうのんびりしてしまいました。
他のお客さんは、お友達同士ぽい方もいれば、お一人参戦の方(男女とも)も。8時近くなってお仕事帰りみたいな方も何人かお見かけしました。

店内には交流ノート(スケッチブック)があって、みなさん作品への愛や感謝をたくさん書いてらっしゃいます(撮影禁止)。自分たちも書かせていただきました。ノートが指定場所にない時はたいてい別のどなたかが書いてらっしゃるのですが、
「あの方が書いてるのね」
と思ってそちらの方を見ると、
「あ、どうも」
みたいな感じでアイコンタクトしてくださるので、言葉はなくとも「同じ作品のファン同志!」っていうなんというか一体感みたいなのを感じられて嬉しい瞬間でした。
なので、ぼっち参戦を不安視されてる方もいらっしゃるようですが、そんなことはないみなさんいい方なので大丈夫ですよー。

というわけで、春休みの1日でした。

偕楽園の夜のライトアップも撮ってきた

また梅写真です。

というか、夜にこんだけ大々的に梅のライトアップやってるのに撮りに行かないわけにはいかないだろうということで、先週行ってきました。ライトアップ時の設定も覚えて練習したかったのです。

ただ、ISO感度を下げて三脚使って長時間露光した方がいいと本に書いてあってそのとおりにしたのと、やっぱり園内をぶらぶらしながら撮るわけで三脚をわざわざ使いたくないシーンもあってその時はアドバンストオートの夜景モードで(つまりISO数値は大きくなりシャッタースピードは短くなる)で撮ってみるので、その違いもわかればいいかなということもあって載せます。

写真はものによってはトリミングしてます。あと縮小。
ブログ掲載用に縮小しちゃったらブレとかわかりにくくなってるかもしれませんが。

f:id:camelopardalis:20190320215225j:plain
X-T20 ISO800 F4 1/40

夕方6時前でまだいくらか明るいのですが、それでもこんな感じです。まだ三脚出してないで手持ちで撮ってます。

f:id:camelopardalis:20190320215422j:plain
X-T20 ISO800 F4 1/52

半月に近い月が出ていました。どうしても一緒に入れたくなります。

f:id:camelopardalis:20190320215528j:plain
X-T20 ISO2000 F4 1/30

オートだとISO値が時間とともに上がっていき、シャッタースピードが長くなっていくのがわかります。そろそろ手持ち限界かも。

f:id:camelopardalis:20190320215644j:plain
X-T20 ISO200 F8 6秒

このあたりで三脚を出して、ISO200のF8固定で撮ってます。
どうしても三脚を置いている地面に傾きがあるので、写真の傾きを補正せざるをえません。でも、撮れたの見てみて、梅だけでなく夜空の雲もこんなふうに写ってくれていい雰囲気出たと思います。暗くなってきてよりライトを浴びている梅が輝いてきます。

f:id:camelopardalis:20190320215851j:plain
X-T20 ISO200 F8 13秒

シャッタースピードがオートなのでお任せにしてたら、13秒もかけてくれました。
しかし、風が吹いて花も揺れるのでぶれるっちゃぶれてると思うのですが。

f:id:camelopardalis:20190320220041j:plain
X-T20 ISO400 F8 7秒

改めて表門までまわって、竹林のライトアップを狙います。地味な竹林がこんな色に輝いてました。考えてライトアップしてるからこその色、でしょうか。これも時間によって変わります。

f:id:camelopardalis:20190320220159j:plain
X-T20 ISO400 F8 3秒

そしてもう一度、東門に通じるメインストリートへ。
とにかく平日夜なのに、お店もほとんどやってないのに、思った以上に人がたくさんで、みんな花を眺めたり写真を撮ったりしてます。
ただ、夜なので顔が映らないし、シャッタースピード長ければ人はぶれるので、人もこうして入ってます。みんな楽しそうに、一生懸命撮ってます(一緒か)。

f:id:camelopardalis:20190320220443j:plain
X-T20 ISO200 F8 6秒

ちなみに右の赤いのは佐橋紅。暗いのでそれぞれの梅の名前はほとんどわからないのですが、これは昼間に覚えてたので。

f:id:camelopardalis:20190320220527j:plain
X-T20 ISO F2.8 1/18

こっちはオートモードに戻して、三脚の脚の方を持っていくらかでも上から見た感じを出したくて撮ってみましたが。

f:id:camelopardalis:20190320220645j:plain
X-T20 ISO200 F8 6秒

烈公梅と月。もとの花の色が薄ピンクとかあんまり関係なくなってますね。
ちなみにその、ライトアップのライトの色が時間で変わるように設定されてるのもあって、うまいこと好みの色にの時に当たらなかったもして難しいところです。待ってるとどんどん後ろに撮影待ちの人もたまっていくし。


f:id:camelopardalis:20190320220813j:plain
X-T20 ISO400 F8 15秒

最後、線路を渡って千波湖側から偕楽園と、湖にリフレクション、を撮ってみたくてやってみました。
レンズ1本、画角がこれしかないのでうまく全体入ってないのですが、それっぽくなったでしょうか。



実はこの日このとおり、恋歌を読み終えたところで、偕楽園(と斉昭)に対していいイメージだけじゃなくなってたんですが、こうして嬉々として撮りに行って楽しんでしまっていて、やっぱり楽しんでいいものとし素直に受け取ってもいいのかもしれないと思ったところでした。

もしかしたらこれらの木の中には、幕末の当時を知るものも残っているのでしょうか?

恋歌 (講談社文庫)

恋歌 (講談社文庫)