偕楽園の夜のライトアップも撮ってきた

また梅写真です。

というか、夜にこんだけ大々的に梅のライトアップやってるのに撮りに行かないわけにはいかないだろうということで、先週行ってきました。ライトアップ時の設定も覚えて練習したかったのです。

ただ、ISO感度を下げて三脚使って長時間露光した方がいいと本に書いてあってそのとおりにしたのと、やっぱり園内をぶらぶらしながら撮るわけで三脚をわざわざ使いたくないシーンもあってその時はアドバンストオートの夜景モードで(つまりISO数値は大きくなりシャッタースピードは短くなる)で撮ってみるので、その違いもわかればいいかなということもあって載せます。

写真はものによってはトリミングしてます。あと縮小。
ブログ掲載用に縮小しちゃったらブレとかわかりにくくなってるかもしれませんが。

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X-T20 ISO800 F4 1/40

夕方6時前でまだいくらか明るいのですが、それでもこんな感じです。まだ三脚出してないで手持ちで撮ってます。

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X-T20 ISO800 F4 1/52

半月に近い月が出ていました。どうしても一緒に入れたくなります。

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X-T20 ISO2000 F4 1/30

オートだとISO値が時間とともに上がっていき、シャッタースピードが長くなっていくのがわかります。そろそろ手持ち限界かも。

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X-T20 ISO200 F8 6秒

このあたりで三脚を出して、ISO200のF8固定で撮ってます。
どうしても三脚を置いている地面に傾きがあるので、写真の傾きを補正せざるをえません。でも、撮れたの見てみて、梅だけでなく夜空の雲もこんなふうに写ってくれていい雰囲気出たと思います。暗くなってきてよりライトを浴びている梅が輝いてきます。

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X-T20 ISO200 F8 13秒

シャッタースピードがオートなのでお任せにしてたら、13秒もかけてくれました。
しかし、風が吹いて花も揺れるのでぶれるっちゃぶれてると思うのですが。

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X-T20 ISO400 F8 7秒

改めて表門までまわって、竹林のライトアップを狙います。地味な竹林がこんな色に輝いてました。考えてライトアップしてるからこその色、でしょうか。これも時間によって変わります。

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X-T20 ISO400 F8 3秒

そしてもう一度、東門に通じるメインストリートへ。
とにかく平日夜なのに、お店もほとんどやってないのに、思った以上に人がたくさんで、みんな花を眺めたり写真を撮ったりしてます。
ただ、夜なので顔が映らないし、シャッタースピード長ければ人はぶれるので、人もこうして入ってます。みんな楽しそうに、一生懸命撮ってます(一緒か)。

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X-T20 ISO200 F8 6秒

ちなみに右の赤いのは佐橋紅。暗いのでそれぞれの梅の名前はほとんどわからないのですが、これは昼間に覚えてたので。

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X-T20 ISO F2.8 1/18

こっちはオートモードに戻して、三脚の脚の方を持っていくらかでも上から見た感じを出したくて撮ってみましたが。

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X-T20 ISO200 F8 6秒

烈公梅と月。もとの花の色が薄ピンクとかあんまり関係なくなってますね。
ちなみにその、ライトアップのライトの色が時間で変わるように設定されてるのもあって、うまいこと好みの色にの時に当たらなかったもして難しいところです。待ってるとどんどん後ろに撮影待ちの人もたまっていくし。


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X-T20 ISO400 F8 15秒

最後、線路を渡って千波湖側から偕楽園と、湖にリフレクション、を撮ってみたくてやってみました。
レンズ1本、画角がこれしかないのでうまく全体入ってないのですが、それっぽくなったでしょうか。



実はこの日このとおり、恋歌を読み終えたところで、偕楽園(と斉昭)に対していいイメージだけじゃなくなってたんですが、こうして嬉々として撮りに行って楽しんでしまっていて、やっぱり楽しんでいいものとし素直に受け取ってもいいのかもしれないと思ったところでした。

もしかしたらこれらの木の中には、幕末の当時を知るものも残っているのでしょうか?

恋歌 (講談社文庫)

恋歌 (講談社文庫)