弘道館の梅も撮ってきた

ブログが梅写真で埋め尽くされてる感じですが、練習でもあるので載せます。弘道館外の梅林です。
3/12撮影。本当に種類があって撮りきれない感じですし。


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滄溟の月。
前の記事の偕楽園に行った日に「こんな名前の梅が!」と気づいたのですが、偕楽園では咲いてなかったので後でまた撮ろうと思ったら、弘道館では咲いてました。
滄溟とは「青々とした広い海」の意。これは「月の名の付く三銘花」の1つで、他が「田毎の月」と「満月」だそうです。とすると、月影とか、月宮殿とか、違うの?

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弘道館に来るといつも確認する2色の「思いのまま」。偕楽園のもそうですが、基本が白で、たまにピンク系の枝があるという構成なのかな? 逆はないのかと思ったりして。

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江南所無。遅咲きなので他の早咲きが散り始めた頃に来ないと見れない梅だと思ってます。花びらが豪華で見応えあります。まだづぼみ多いですし。

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弘道館外にも何本も古木があって、幹が横向きだったり枝がこんなふうに地を這うようになっていたりして、緑の草を背景に撮れるところがおもしろいと思ったのですが、画面整理がなってない1枚でもあり。

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探しても名札がなかったものの、この「花びらの色が一色でないのは何なんだ?」と思って写真に収めて後で確認したら、どうやら「鈴鹿の関」のようです。

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ずっとブログトップ画像にもなっているメジロがいる梅が、実はこの弘道館の「駒止」です。
花がでかい!! スケール入れて撮りたくなる花ですが、枝との比較でもちょっとは感じてもらえるかもしれません。この日はメジロの群れはいませんでしたが、多分、栄養たっぷりなんでしょう。
ちなみにこれを見てたら黄色ジャケットの歴史ボランティアの方がたまたまいらっしゃって、駒止の由来を教えてくださいました。お殿様が馬(駒)を止めて見たからだとか。

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散歩してる方もけっこういました。あまり写らないようにするのが難しいところです。それにしても、目で見て「いっぱい咲いてる!」と思っても、写真に納めると枝が目立つので、撮る時によく考えないと。

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みどりちゃん! でも、これは緑萼でした。背景の葉も緑でわかりにくいですが、やっぱり見つけると何だか嬉しくなります。

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みどりちゃんアップで。「大輪」が付いてないのは花びらの枚数が少ないからでしょうか。

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弘道館と県立図書館の間に、鹿嶋神社があります。

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名前わからない白なんだけど、やっぱり撮ってしまいます。



それにしても。
帰ってきてからインスタにアップしたりしてみながら、名前を改めて確認したり思い出したり、撮ってる時も見た事ない花があったら「何これー?」って思ったりしていて。さながら

「図鑑作ってるんじゃないか?」

って撮り方をしてるのに気づきました。
写真の楽しみ方は人それぞれだし、名前と見た目が違う花なら違う見せ方もあるだろうからそれでいいのですが。

3月の偕楽園の梅など

3月5日(火)の撮影写真です。200枚くらい撮りました。帰る頃には「随分撮ったな」と思ったんですが、見返して選んでみると「こうした方がいいかも」なんていうのも思い返されて、まだまだという感じです。


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まずは、本来ここから入るべきという偕楽園表門から。

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表門から入ったところの竹林。陰の世界です。弘道館で勉強して疲れているところ、いろいろ思索したり反省したりしながら、陽の世界へ向かいます。
観光客は少なめでしたが、それでもいらっしゃいました。

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そして、陰の世界を抜けて明るくなったところが好文亭のあたりなのですが、既に多くのお客さんででごったがえしてました。お土産屋さんも活気があって。
写真は見驚(けんきょう)。ピンクで花が豪華なのがあったら多分これです。

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酈懸(てっけん)梅。どうしても気になります。
「『もう花びらも散って終わってるだろうな』と見向きもされない」
というような紹介をされるそうですが、人間が綺麗と思うかどうかなんてオレたちには関係ないという感じでしょうかね。

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同じくてっけん。前ぼけもあってそれが花びらありのようにも見えて、どこ見ていいかわからない感じがなんか自分としては気になる1枚です。

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斜面にあった内裏。かわいらしい雰囲気です。

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右上の花にピントが合ってなくて悔しいけど、烈公梅。花びらが丸くなくてちょっととがっているのが特徴かと思います。もうちょっとかな。

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輪違い。別名「思いのまま」。同じ樹なのに枝によって花が白だったりピンクだったりします。
他にも、五色梅とか春日野とか、その、1本の樹にいろんな色が咲くのがあるそうですが。

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午後、歩道橋から拡張部分の梅林を。ドローン撮影したくなりますが、人が行ける高さのはこのへんまでがベストポジションです。ほぼ満開ですね。

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後半は拡張部分の梅を。窈窕(ようちょう)梅林。偕楽園本体部分は東門から好文亭あたりのメインストリートを中心に大勢の観光客でごった返しているのですが、南側はこんな感じでのんびりです。ペット可でゆっくり楽しめます。

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白梅。

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そしてピンク。木札があっても名前が読めなくなってるの、どうにかしていただけたらありがたいですが。

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脇の小川にダイサギがいました! 上ではアオサギも大声で鳴いてました(巣がある?)。
この写真、サギの左側の水面におもしろい形で白い波線が出てるのが写ってるのも、自分としては気に入ってます。

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のんびりな猩々(しょうじょう)梅林。
何がいいって、偕楽園本園部分は柵もあってものによっては花に近づけないのもあるのですが、ここは特にそういうのがないので無理ない範囲で好きなポジションまで寄れます。

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日も少し傾いてきたので、逆光で透かしにしてみました。

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ここで、見事な枝垂れの梅を発見。何がすごいって、その、

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枝の内側に入れることです!! 枝垂れの枝が長いので、梅カーテンか簾みたい。

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田鶴鳴梅林ではヒヨドリが花(つぼみ)をついばんでました。顔が花粉で黄色くなってます。

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花ばかりで単調になりそうな撮影でしたので、生き物がいてよかったです。
この日はコゲラも見かけました(望遠レンズ欲しい)。

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最後。千波湖で咲いていたカンヒザクラ(多分)。


多分、また撮影に出かけたいです。練習と、改善と、あと、まだ咲いてない遅咲き狙いで。ライトアップ中もできたら。

2月の偕楽園の梅

今年こそは梅を撮りたい! ミラーレスで練習したい!! 水戸にはもってこいの素材があるじゃん!!!
まずは2月分です。

2/21(金)

この日は昼過ぎに「やっぱり撮りに出よう!」と思ったらX-T20の充電が空っぽだったというアクシデントで、スマホでしか撮れませんでした。
線路南側の拡張部分の梅林が見頃にかかってきていたので、そちらを撮ってます。

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iPhone5s
というわけで線路にかかる偕楽橋を渡って南側へ。特急が通るとどうしても撮りたくなります。

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iPhone5s
窈窕(ようちょう)梅林へ。窈窕とは、窈窕とは、「美しく、しとやかなさま」とのこと。

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iPhone5s
けっこう咲いてます! しかし、iPhoneで撮ると空がかなり青黒く写ります。

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iPhone5sマクロレンズ
スマホしか持ってないのですからレンズを付けてこういう撮影もしたくなります。けっこう寄らないとピント合わないです。

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iPhone5s
そういうわけで南側は観光客ではなくて地元の人っぽい方々が散策してました。人も少なめです。
あと、偕楽園本園部分はペット同伴禁止なのですが、拡張部分はOKだそうですのでペットと一緒の方はこちらに是非。

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iPhone5s
そして変わらずいるコクチョウたち。
この間、ニュージーランドについて書いてある本で「南半球にしかいないコクチョウも見れますよ!」みたいなことが書いてあるのを見ましたが、「うちのところにもいるって!(連れてきてすみません)」と思ったものです。
カモやオオバンは人が近くと水の方へ逃げて行くのですが、コクチョウは逃げませんね。


2/27(水)

曇り空で夕方近かったですが、本園内の梅を少し。

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撮影順で行きます。まずは必ず確認したいてっけん梅。この花びらがないという不思議な、ある意味、思い切りのいいところに興味を惹かれます。

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園内もかなり咲き進んでいてこの時で5割くらい。夕方近くても観光客の方もけっこういらっしゃいました。
曇り空での撮影ってどうなんだろうと思ってましたが、それはそれできれいです。

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X-T20
道知辺。梅は白梅と紅梅だけではなく本当にいろんな種類があります。

いろいろ撮ってみて。曇り空だと、空に向けて花を撮ると、太陽の位置関係なくどこに向けても逆光で花が暗くなってしまうことに気づいて、花の背景は風景や地面などになるようにするとうまくいくことがわかってきました。

あと、悩んだ結果の(よくわかってない)マニュアル撮影よりアドバンストオート強いです。オートがこういういろんな数値を選んでるんだというのがわかることが、まず初心者として大事なのかなとも思ったりして。

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どうしても地味かもと思って、これだけベルビアで撮ってます。
何にびっくりしたかって、木漏れ日が玉ぼけに!!!

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御成門近くの白難波。花びらがたくさんで豪華です。

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同じく御成門近くの満月。これも毎年確認。

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緑系の梅、月影。奥にある紅やピンクの花が玉ぼけになってて驚きました。やっぱりコンデジではこうはならないかなと。

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名札は重要です。漠然と「きれい」と思ってるわけではないのでできるだけ確認したり覚えいところですが、かといって写真に入ってしまうとどうなのかなと思いながら撮ってます。

ちなみにこのアントシアニンがない緑系の梅を見ると、最近では「ケムリクサの」影響で「みどりちゃん!」と心の中でつぶやいてしまうのでした。

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鹿児島紅。濃い赤の梅も目立ちます。

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先日、とある方にこういうふうな奥に好文亭、手前右に紅梅の構図で撮ってる映像を見せてもらったのでまねしてみました。
青空ではないのでいまいちですが。



https://www.instagram.com/ayano_cam/p/BuYTGdOARSG/
曇り空ですが、短時間で撮ってきました。3枚目、満月。4枚目、月影。5枚目、鹿児島紅。6枚目、背景は好文亭。私の好きな「思いのまま」や「見驚」はまだでした。#偕楽園#水戸の梅まつり #水戸 #fujifilmxt20
ちなみにこの日のはインスタにも貼ってみました。


やっぱり撮ってみるといろいろわかるものが増えるし、本などで見た「こういう時はこう撮る」みたいなのの実践を積み重ねないと覚えていかないというのもあります。その上で、自分の好みとかも意識してゆきたいところでしょうか。