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8/31 てつがくキャンプ(てつがくカフェ@みと)

また、夏休みにひとつも更新できませんでした。今回は長旅には出なかったので、地元近辺でいくつか子供向けイベントに参加する(させる)ことができましたが、そのへんの話はここではナシで、サイエンスカフェのルーツともいえる哲学カフェの話です。


水戸で活動するMeToo推進室というグループが主催しました、32CAMPというイベントが、先週末、8/31(土)から9/1(日)にかけて行われました。水戸中心市街地に近い「西の谷」という公園でキャンプするという、一言で言えばそんなイベントなのですが、詳しい中身についてはリンク先を見ていただきましょう。そのキャンプイベントの中の1つとして、哲学カフェが31日夜に開催されるということで、参加してきました。

実は、6月頃に、MeToo推進室が関連して、既に2回も水戸で哲学カフェが開催されているということを知りました。哲学カフェにヒントを得て生まれたのがサイエンスカフェですから、コミュニケーションに重きを置くスタイルは似ているはずです。是非参加してみたいと思ったのと同時に、同じ水戸でやっているのですから、何か協力できないかなと思い、グループの方とメールのやりとりを何度かしていました。

ちなみに、MeToo推進室のサイトにもあるように、水戸の取り組みは、てつがくカフェ@せんだいのスタッフさんが関わっているそうです。



今回の会場、外です。キャンプイベントですから。後ろではキャンプファイヤーの火が燃えていて、開催時刻は、野外ライブが延長したせいで、19:30から20:00に変更になりました。

テーマは「居場所」。ファシリテーターさんから、「あなたにとっての居場所とは?」という問いかけがなされ、言いたい人が手を挙げて自分自身が思う「居場所」について話すことから始まります。それに続いて、「では、居場所とは思えないところは?」という質問も出ました。会場にはホワイトボードがあり、みなさんから出た話を次々に書く担当の方もおります。

様々な例が出たり、話が脇道にそれたり戻ったりしましたが、次に、共通点を出してみたり、定義付けをする、というプロセスに入ります。けっこう好き放題にしゃべりっぱなし、が、こういうカフェイベントなんだと思っていた私は、こういうやり方をちょっとだけ意外に思いました。なので、これまでわりと勝手に自分の言いたいことを言ったり、質問し合ったり、気付きあったり、(言いたいことはわかるけど)共感できないなと思ったりしてた場が、「とりあえずまとめなきゃ」という雰囲気に、少しだけ変わってゆきます。自分の意見はちょっと横に置いといて、ホワイトボードを見ながら考えてゆくのは、ハードル高いかなとも思わされました。

会場は、参加者の出入りもあり、最大で20名くらいは聞いていたでしょうか。参加者の方の中に、東京での哲学カフェに参加したことがある方がいらっしゃって、テーマとは違いますが、その方のお話も興味深かったです。

気付けば夜中の23:00近く。頭上にあった夏の大三角は西に傾きはじめ、明るい流れ星を目撃した参加者の方もいらっしゃいました。休憩をはさんでまだまだ話は続いたのですが、私の方は残念ながら23:30で場を後にしました。「あの人が言ってたことは、納得いかないようでわかるところもあるけど、どう考えればいいんだろう」とモヤモヤしながらでしたが、きっと、最後までいてもモヤモヤしてたでしょう。それがこういうイベントなので何も問題はないのですが。

事前に、「居場所ってこういうものだろう」「家庭とか地域とかそういう話になるんじゃないか?」と思ってました。でも、話してゆくうちにどんどん違う例をみなさんが出してきたりして、気付かせてもらったことがたくさんありました。ただ、夜もふけてゆくにつれ、眠気で頭がまわらなくなるような感じで(実はこの日の昼間に子供とプールに行っていた)…。

後で聞くところによると、0時過ぎまでやっていたとか、最初から最後までいた人が数名いたとか、出られなくて残念がっていた人がいたとか、いう話もあって、水戸でも十分できるんだなというのも、改めて感じることができました。

帰る前、MeToo推進室の主催の方にもご挨拶することができました。水戸の哲学カフェは、11月頃に次を予定しているそうです。また、私が考えているサイエンスカフェなイベントについても興味を示してくださったので、協力し合ったりできるのではないか、と思います。