劇場版仮面ライダービルドのエキストラの話とか

このカテゴリで書くの本当に久々かも。

仮面ライダービルド、ちょっとだけ書いたように、5月連休にエキストラしたのが劇場版で公開され、本編も最終回を迎えました。

cam.hatenablog.com

8月に劇場版を見てきました!
が、自分がどこにいるのかさっぱりわかりませんでした。「このシーンは撮ってた!」っていうのはいくつもあったのですけど(やっぱりいちいち「おぉ!」って思う)、どれも尺が短い! まぁ、撮っても使わないとか、使っても0.数秒だったりする世界ですから仕方ないです。

映画宣伝用写真の中には、かろうじて自分を発見しましたが、後ろの列だし背も低いし頭がようやく見える程度。頭がメットじゃなかったら本当にわからなかったかも。

しばらくしたらDVDも出るでしょうし、うまくすればディレクターズカット版も出てちょっとは長くなるかもしれないので、そのへんに期待したいですが。

でも、写ってなくとも、葛城先生の後ろで爆風と破片を浴びながら、「警備員役の人に、走るのトロいから本気で心配されてるのか?」って思いながらヨロヨロ走ったり、いろんな場所で「殲滅」コールしたり、武器持って怒りの表情になったり、目を見開いて洗脳されてみたり、駐車場に寝そべったり、いろいろがんばったのを思い出して嬉しくはなりました。

どうしても、引きが北九州、寄りが県庁ってシーンになっちゃうのは最初っから撮影の都合上そうなってしまったのかもしれません。公式がやっぱり北九州ロケ推しなので、気になるといえば気になります。「あれは県庁だよ!」って。

3日間だったので、いろいろありました。見れました。俳優さんも挨拶してくださいました。みなさんステキでした。

どんな感じだったのか印象深い出来事とか、「こんな方だったのか!」って気づきとかいろいろ思い出して書こうと思えば書けるのですけど(かなり昔にやってたライブレポばりに)、とりあえずやめておきます。

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エキストラやるの、ライダーではこれで2度目でした。

最初のエキストラは鎧武でした。その時にエキストラに演技をつけてくださった助監督さんが、今回のビルド劇場版監督の上堀内さんでした。当時、「助監督って(いろんな仕事あるだろうけど)、こんな仕事もするんだぁ」と思ったものです。なので、今回、監督として目の前にいらっしゃっていて「偉くなった!」と勝手に嬉しくなったものです。


仮面ライダービルド。
主人公が物理学者で、とうに理系学者から離れてさっぱりちんぶんかんぶんになってきていても、ちょっとだけ身近に感じるのもありますし。

それよりも何よりも、一番最初の一番大事なスカイウォールの惨劇のシーンが茨城大学(と国立天文台)の高萩アンテナで撮っていて、毎週毎回のように写るものですから、「見た人の意識には刻まれただろうなぁ」と思ってましたし。

そして、密かに応援する藤田さんが3号ライダーグリス。武田さんもよかったけど(でも私らにとってはどうしても紅音也)、藤田さんのアクションにと熱い演技にも注目して見てました。


仕事忙しくなったりするととたんに遅れて完走できなかったりするのが続いてたのですが、ビルドは久々に完走です。微力ながら参加もできて、思い出深い作品になりました。

日帰りで会津に行ってきた

8月に、子どもの合宿の送迎で、会津若松市に行ってきました。

子どもは合宿するのでそのまま置いてゆきますが、自分は泊まりません。なので、お迎えもありの2往復もしました。それも、日によって水戸線とか水郡線とか高速バスとか使い分けて。
で、せっかく行ったのですから観光したいです。5年前「八重の桜」を釘付けで見てた自分としてはもう是非とも。行きの日だけ短時間でまわりましたが、それでも自分としてはいろいろ見れました。

以下、ツイート写真はiPhone5s、他の写真はX-T20です。


大学から駅まで戻ったところで目当ての周遊バスが来てたので、早速、1日乗車券を買って乗り込み、車内で悩みながらもまずは飯盛山で降りてみます。

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反対車線に来たバスでも撮ってみようとカメラを向けたら、見事な彩雲が写っていました(電柱がジャマ)。
彩雲て、太陽の周辺方向の雲がもやもやと虹色に見えるものがそうだと思ってたんですが、こんな離れた角度に、こんな見事な虹色で見えるものだとは、知りませんでした。この日のツイートを検索すると、猪苗代湖周辺などでも同じ彩雲を撮ってる方が何人か見つかったので、間違いないです。

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白虎隊自刃の地として有名な飯盛山から、彼らが見たように会津城を見ます。写真中央よりやや左寄りに会津城が見えます(が、アップした画像はサイズを小さくしてるからわかりにくい)。
飯盛山を訪れてみて、資料館も見て、彼らや会津の当時の立場や苦しさもすごく伝わってくるのですが、それと同じくらい、「こんな前途ある若者がたくさん死ななければならないなんて、今いる自分たちが何かしなければ!」という、後の時代を生きる人々の思いみたいなのも、この地にあるいろんなものからあふれ出しているような気がしました。

ちなみにこの日の会津の空はとてもにぎやかで、飛行機雲もたくさん見えてました。
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時には雲に影を落としていたり。

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消散飛行機雲も見れました。


飯盛山でお昼にお蕎麦を食べた後、次はメインの目的地、会津鶴ヶ城へ。


ここへは私が小学生の頃に一度訪れているのですが(ほとんど覚えてない、写真が残ってる)、ちょうどその頃が再建されてすぐだったみたいです。

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なにげなく撮ったお城の上にも薄くハロが見えます。

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天守まで登って降りてきて、そして、庭から一枚。

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この日はボランティアの方にも説明してもらいました。写真は武者走り(石垣)。八重さんもここを、スペンサー銃をかついで上り下りしたのでしょうか。

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お堀に水があります(水戸にはお堀はあってもカラ堀)。たとえ(夏の水が)緑色であっても、やっぱりお堀に水があるといい雰囲気です。

この後、会津新撰組資料館を見てから駅に戻ったので、5時間程度で観光できるのはこんな感じでしょうか。


最初に書いたように、この日は周遊バスの1日周遊券を使い倒しました。あかべぇさんでまわったので時計回りで。どちら周りも2台体制の30分おきで運行しているようで、とてもわかりやすいです。主だった観光地は結んでますし、東山温泉だって行けちゃいます。それで600円で、いくつかの施設では入場料割引サービスもあります。

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あかべぇさんコースをまわっていた、蒲生氏郷バス。お客さんもたくさん乗ってます。会津は幕末というイメージが強いですが、戦国時代からもう注目されていた土地だったのですね。

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駅にそろった周遊バス2台。

この日の帰りは、電車じゃなくって高速バスを選びました。


もちろんお土産もここで買います。


高速バス車内から、磐梯山を。
行ってから思い出したのですが、磐梯山は火山だし、周辺を含めてジオパークになってるのですよね。

ただ、郡山を通り過ぎていわきまでは、乗り換えなしはいいけどちょっとキツかったかも。


実は最近幕末づいている私(主に、「ねこねこ日本史」の影響、他の本もあれこれ読んでたり)にとって、興味深いもの満載の会津でした。たかだか150年前の出来事ですから、いろんな物が残っているものです。

それだけでなく、ここは山とか湖とか(雲とか)サイエンスな見所はたくさんだし、加えて、バスを使っての観光についても、学ぶべきところがあるなぁと感じる旅でした。

また、ぜひ、今度は時間をかけて、暑すぎない季節に行ってみたいです。盆地は暑かった〜。

大子 月待の滝

5月末、仕事シーズンに突入する前に、X-T20を持って大子の月待の滝に行ってきました。大子町といえば袋田の滝ですが、月待の滝も観光スポットとして名が知られつつあります。

最初、地図上で場所を探した時は、どう考えても公共交通機関で行くのは無理かと思ってたのですが、水郡線の下野宮駅から歩けばなんとかなりそうだということがわかって、行ってみました。

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下野宮駅を出て少し歩いたところにあった小学校。どうも変だなと思って撮ったのですが、廃校のようです。

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乗ってきたのじゃないけど、水郡線の車両。単線です。

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しばらく歩いて、線路と久慈川を渡ります。とんびも飛んでます。本当にこんな感じののどかなところ。

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駅から歩いて30分くらいで滝に到着しました。

そう、これが撮りたかったのです! シャッタースピードを遅くしたのが。いろいろ試しましたけど、これで1/15秒。流れ落ちる水の軌跡が写ります。

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滝の裏側にも入れます。カメラが濡れるのが心配でしたが、大丈夫そうでした。これで1/30秒。

平日ですが、何人かのお客さんも来ていらっしゃいました。



滝を見終わったら、ウォーキングも兼ねて、バス路線を大子駅まで歩きます。
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途中にあったリスカの工場。うまい棒って、常総で作ってるものだと思ってましたが、大子にも工場があったのですか。ちょうどお昼だったので、白い服の従業員の方が出てきたところでした。

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そして、茨城交通(バス)の大子営業所。こんなところも「おぉ!」と思って撮ってしまうあたりが自分らしいというか。廃線になったであろう路線から撤去されたバス停がたくさんあって、寂しさを醸し出していました。

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路線バスも、意外と走っていて何台か見かけました。今度来る時は、うまくバスも使ってみたいです。

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1時間くらいで、大子駅前商店街に到着です。古い建物、街並みがいい雰囲気です。

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dig cafeにて食事。

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アップルパイとアイスコーヒー。これだけ、iPhone撮影です。りんごジューズを飲んでいるようなジューシーさでした。おいしかったです。

今まであんまり人もいないところをずっと歩いてきましたが、カフェはほぼ満席。しかも、この日は取材も入っていました。


というわけで、ちょっとした旅をしてきました。車がないと無理そうってところも、行けるものです。

写真の腕としては、チャレンジはできましたが、なんかまだまだというべきか。練習してないうちに大きなイベント(旅行とか)になっちゃうのでは間に合わないので、こうやって持ち歩かねばと思います。