FUJIFILM X-T20を買ったので、千波湖で鳥写真を少し

5月頃に、6年使っていたコンデジが壊れました。

なので、前々から一眼レフカメラに興味があり、新しいのを買ってしまいました。写真整理する過程でいろんな人のブログとか何やらを検索して読むにつれ、やっぱり違う写真表現をしてみたいと思うようになったのが1つ(沼への一歩?)。それから、どうしてもコンデジだと星空写真を撮るのにマニュアル設定の限界があり、撮れるものが限られてしまっていたのも不満でした。

コンデジとしては、水中用に買ったリコーのがあるので、気軽に持ち運んでちょろっと撮る分にはそれで十分です(あとはスマホ)。

では、どこのメーカーのどれにするか、パンフレットを集めていろいろ考えたのですけど。ずっとFUJIFILMのカメラを使っていたので、やっぱりFUJIFILMのに決めました。ミラーレス初心者にしてはマニアな選択かもしれませんが、操作する上で見慣れたアイコンマークがあるとちょっと安心します。

FUJIFILMの中でも一番安価でコンパクトなX-A3でもよかったのですが。自撮りをほぼしないのと、どうもあの、女子ウケしそうなデザインや色に惹かれず、その上の機種、X-T20に決めました。当初考えていた予算オーバーではあったのですけど、カメラのキタムラさんの下取りとかいろいろサービスを駆使させていただきました。

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カメラ箱。手に入れたのは6月上旬だったので、もう1ヶ月も前なのです。

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そしてカメラ。シルバーの方です。もちろんレンズキットです。自分としてはけっこうでかいかもしれません。


6、7月とバタバタしてたのでなかなか持ち出せなかったのですけど、7月頭、このカメラを持って千波湖を一周してきました。100枚も撮っちゃったし。

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最初の被写体、ゴイサギです。やっぱり鳥。千波湖の茶屋の裏手の小さな池で、小魚を狙っているようです。

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一方、千波湖は緑色です。アオコのせいでしょう。FUJIは色が鮮やかだと言いますけど、こんなふうになっちゃうんですね(決してカメラのせいではないですが)。相変わらずコクチョウたちもいます。

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前に見た、コクチョウのひとりっ子ちゃん。どうもこの春に生まれたのはこの子だけらしく、もうこんなに大きくなってました。他のカップルは抱卵などはせず、それぞれ餌さがしとかでウロウロしてるくらい。

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このカメラ、特定の色だけ残して他は白黒で撮影できるという機能があり、早速試してみました。赤残しなので、くちばしだけが赤く写ってます。おもしろい(でも、この場合は、他の部分は全部同じようなグレーになっちゃってる)。

まだ、他の機能とかはよくわかってないのですが、徐々にいろいろ試したいです。

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コブハクチョウももちろんいました。


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カモ。アオクビアヒル? 若鳥なのか、色がまだ安定してない感じです。

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そんな感じで一周して戻ってきたら、同じところに今度はダイサギがいました。レンズをいっぱいに伸ばしてシャッター切りましたが、こんなふうに顔つっこんでるのまで撮れててなんか感動です!

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裏側にまわって撮ったもの。くちばしに小魚がいるのもわかります。羽の細かなところまでくっきり写ってて、さすがだと思ってしました(カメラが)。こんなのは、タイミングにもよるでしょうが、今まで撮れなかった写真ですよね、やはり。


夏はこれを持ってどこか行きたいですね〜。お天気さえよければ。

七ツ洞公園はバラ満開だった

水戸市が新たな憩い&観光スポットとして押している七ツ洞公園に、初めて行ってきました。映画「テルマエロマエ」のロケ地としても知られているところです。

www.city.mito.lg.jp

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敷地に入るとこんな感じの建造物が目に入ります。公園の周辺は田んぼばかりの風景なのですが、公園の中に一歩入ると、日本らしくない絵になります。

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ロケ地としても有名なここ。あの下に井戸があります。新緑がきれい

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那珂川からの農業用水ということで敷地に川が流れているのですが、途中途中をせきとめてダムにしているそうです。写真のところは、自然に近い感じに石を並べて作ってあるダム。カエルがいました。左に見える草の中では、オオヨシキリがうるさいくらいに鳴いてるんですけど、なかなか姿は見えなくて残念。

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公園の名前の由来はこの水際のところに7つの穴があったからだそうです。古墳時代の「権現山横穴式古墳群遺跡」。でも、今は5つしかないそうですし、水があってよく見えません。

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水辺の周辺の道はこんな感じで、ちょっとした山歩きをしてるようにも感じます。

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そして、水辺と隣接したところにある秘密の花園は、バラ満開でした。バラの香りもかなり広がってます。

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この日は平日だったのですが、写真を撮ってる人など、お客さんがかなり来てました。

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で、「じゃ、私も」と思って花を撮ろうとすると、いるわけですよ、虫が。いや本当に忙しそうで、楽しそうで(ハナムグリ)。

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クマバチ。丸くてかわいい。

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そして、時にこんな凶悪そうなのもいるわけですが、スズメバチだって花しか眼中にありません。さすがにやや遠くからズームで撮ってるのでピントや露出いまいちですが、動かない花よりも、なんだかこういう生き物を撮ろうとしてしまいます。が、できあがった写真を見ればやっぱりコワイ感じがします。

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他の種類の花もたくさんありましたが、アジサイはまだちょっと早かったって感じで、咲いてるのはほんの少し。今頃は、バラと入れ替わってるかもしれません。今月末は園芸王子でボウケンブルーの三上さんも来るのですよね。


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そんな七ツ洞公園のある水戸市の国田地区ですが、上に書いたように公園から出れば見事な田園地帯でした。田んぼにはサギがこんなにたくさん。

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アイガモも、車もめったに通らない農道を、の〜んびり渡ります。

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話には聞いてましたが、この地区、住宅がわりとある道路を路線バスが朝と夕方にしか通りません。ここは幼稚園前(元小学校の建物?)のバス停。近くには9年制の小中学校もあるところです。だからこその、1000円タクシーなのでしょうが、みなさん使ってくださってるでしょうか。

www.city.mito.lg.jp


七ツ洞公園は、森の中、水辺、異国風の建造物、色とりどりの花々。そういったのを楽しむのにとってもステキな公園でした。できれば、イベントの時の臨時バスではなくて、普段から公共交通でも行けるようになればと思うのです。

2012年夏に小笠原に行った写真を貼ってみる(母島〜帰り)

2012年夏に小笠原諸島へ行った時の話です。前半は父島に1週間ほど滞在しました。

cam.hatenablog.com

その後、母島移動して1週間ほど遊びました。その時の写真です。

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母島に行くのはもちろん、ははじま丸です。

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母島の沖港を、集落から登れる小剣先山の山頂から見ると、こんな感じ。

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母島に入って最初の夜は、カメレクチャーに参加しました。子ガメの中に真っ白なアルビノのがいるのに驚きましたが。翌日には死んでしまったそうです。

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翌日は海ツアーへ。海から見た母島。崖の中に家みたいな穴があるのは、戦争跡です。

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ハシナガイルカ。いっぱいいました! この時はドルフィンスイムはなしで、平島の近くでシュノーケリングなど。

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生き物が続きます。イソヒヨドリ

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母島に来たらな絶対に見たかった、メグロ。かわいい! なんだかのんびりした声で鳴きます。

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滞在中のある1日は、山のガイドさんにお願いして、南崎までガイドさんとともに歩きました。そこから見た鰹鳥島。なんてことない無人島に見えるけど…。

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よく見ると(上の写真を拡大)カツオドリがいっぱいいて、白いのはヒナです。モフモフでかわいい。

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カツオドリの大人(♀?)は港で見かけました。かなり近づいても逃げません。

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(多分)アケボノカタマイマイ(固有種)のカラの中に入ったオカヤドカリ(天然記念物)。生きた固有種カタツムリには会えなかったので、次の課題です。

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オガサワラトカゲは固有種。

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一方、こっちはグリーンアノール(外来種)。茶色になっちゃってますが。小笠原に来て、外来種問題も随分と考えさせられました。

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外来種といえば、野鳥たちにとって脅威のノネコ。見かけました。

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これは父島で撮った写真ですが(ピンボケ)、こんなふうにノネコをつかまえるワナが山の中に仕掛けてあって、つかまったネコは内地に送られて獣医さんが必要な手当などをした後に、飼ってもらえるようにするプロジェクトが動いています。

www.ogasawaraneko.jp


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散歩でブラブラして、港をのぞけば、ここでもこんな魚が簡単に見えます。ツノダシ?

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山歩きの時に海岸まで降りて見た、貨幣石(有孔虫の化石)。

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星空も撮影してみました。コンデジで三脚使用、ISO6400、8秒露出と、マニュアル設定できるギリギリまでですが、星どころか、天の川まで写ってびっくりしました。さすが小笠原です。この写真ではいくらか傾きかけてますが、さそり座の位置が高かったです。

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カシオペアと、ペルセウス。流れ星も見れました。

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最終日は、朝に母島を出た後、昼にはもう父島を出発します。恒例の、父島で見送ってくれる船。

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行きのおがさわら丸は海が荒れたのでなんだかよくわからないうちに着いたという感じでしたが、帰りは穏やかだったので船旅を楽しみました。島々の景色、海鳥、トビウオ、日の入りに日の出、忙しいくらいです。これは、夕日。

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夜が明けて大海原をどんどん進んでゆくと、行く手にきれいな形の山が! 富士山が先に見えます。


というわけで、前後編合わせて2週間の旅の写真の中からセレクトでした。これがあっての、現在の、「離島に行きたい!」があるのです。