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袋田の滝ジオツアー(ミニ)

ふと気付くと、家族の中で袋田の滝に行ってないのが私だけ? という状態だったということに先日気付き、行ってまいりました、一人ミニジオツアー。旅の案内は、あえて、町のパンフレットではなく、茨城大学地質情報活用プロジェクトが作成した、地質観光マップ「袋田の滝」です。

水郡線の袋田駅で下車した後は、駅前に待機している茨城交通バスに乗っちゃって、先に滝の方に向かいます。

滝周辺は、紅葉が始まったばかりといったところでした。激しく滝壺におちる水もいいのですが、削られずに残る真っ黒な岩(水中火山岩)に映える、幾すじもの白い糸のような水の流れる様子がきれいだと思いました。これから、観光客がどっと増えてくるのでしょうね。


観瀑台エレベータをのぼった先には、茨城県北ジオパークの大きな説明看板もありました。エレベータに乗る人を整理する担当の方がいらっしゃいましたけど、こういう方に説明をお願いしてはダメでしょうか…。

ちなみに、ジオパークの話が出る前から、ここは、地質などから地球の歴史を感じさせるところという認識があったようで、古い看板で「袋田自然研究路」なる案内がいくつかありました。これらに、ジオパークとしてまとまった(組織のある)活動が加わると、よりわかりやすく、関わりやすくなるのかもしれません。

滝の前にあるお店でお昼におそばを食べた後は、マップルートを順路とは反対に進みます。滝川の下流に向かって道を歩いて「斜交層理」が見られるところを探しますが、道路から川へ近づく通り道がわかりません! うろうろ歩いては探し、「ここから入っていいのかな?」と思いながら、畑仕事をしているおじさんに会釈をして、あぜ道を歩いて川岸に向かいます。

ありました、解説写真と同じのが。しかし、こういうところも説明の人がいないとちょっと入りにくいものです。畑仕事のおじさんは、気にしてない様子だったので、畑の脇を通って川岸の地層を見に行く人には慣れてるのかもしれませんが…。


さらに進んだところにあったりんご園でりんごを購入しました。滝近くの園はここだけのようですが、「お客さんの多い週末になると、別の地域のりんご畑からそれぞれの園の方が持ってきて駐車場で売ってる(だからお客が取られてしまう)」と、ここのりんご園のおばあさんはちょっと嘆いておりました。

時間がなかったので「河童の休み岩」は飛ばしてしまって、最後に駅近くのがけで「レキ岩」の観察です。

しかし…、素人が一人で見てもよくわからない…。がけの面が風化してたり、草が生えていたりして…、気付くのはどんぐりがいっぱい落ちてることとか。道を走る車には注意です。

ミニジオ一人旅。解説の人がいてくれたらと思うところはいくつもありましたが、有名観光地でルートがほぼできているなら、けっこう簡単にめぐれるものです。帰りも水郡線です。

久慈川を眺めながら帰ろうと思ったらすぐに寝てしまい、目が覚めたら、カミスガでおなじみの上菅谷駅でした。

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さて、そんな茨城県北ジオパーク。地質や、もともと土地柄としての魅力がこのように時が経とうと変わらずあった上で、どうしたらもっとお客さんが来てくれるだろうか? 楽しめるものになるだろうか? そんなことを、サイエンスアゴラで話してみたいと思って、サイエンスカフェを企画をいたしました。アゴラ会場でですから、つまり、参加者のみなさまは水戸や茨城ではなく、東京方面のみなさまです。是非、ご参加いただければと思います。よろしくお願いいたします。

日時:2012年11月10日(土) 15:30-17:00
場所:日本科学未来館7階 交流サロン
   東京都江東区青海2-3-6 (交通案内はこちら)
ゲスト:小畑大樹さん(茨城大学 修士2年)
    澤畑優理恵さん(茨城大学 4年)
参加費:350円(飲み物、お菓子代)
定員:20名(定員を超えた場合は、立ち見になります)

詳しくは、サイエンスカフェ水戸ブログ http://cafemito.exblog.jp/19041454/ にて、随時、情報を更新いたします!