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いわき市アンモナイトセンターで自由研究

サイエンス

水戸です。市内まだいたるところに「キケン」な場所もありますし、報道のとおり放射線も平常値よりまだいくらか高いなど、いろいろありますが、がんばってます。

さて。気になるのは何と言っても福島の状況です。地震津波原発事故。せいいっぱいやってゆくしかないということでも、先が見えないのは本当に不安なことでしょう。

茨城に隣接するのがいわき市。そして、いわき市は北の方の一部が屋内退避圏内にかかっているということで、避難するしないや、物資が届かない、配送されないなど、ニュースにもなりました。今は、そういったことはかなり改善されていると思いますが、でも、不自由で心配な状況は続いているでしょう。気になります。

いわき市といえば、思いつくのは、そう、いわき市アンモナイトセンターです。いわき四倉インターから北へ行ったところ。もしかしたら、圏内なのかもしれません。ホームページによると、震災の影響により休館中で、仮事務所がいわき市考古資料館内にあるそうです。

アンモナイトセンターへは、化石発掘体験に、一昨年、去年と訪れました。気軽に本物体験できる、しかもお持ち帰りもできるということで、子供よりも自分の方がはまってしまっているのではないか、といった感じさえあります。
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施設に展示してあるのは化石なので生きていませんからそういった心配はないでしょう。けれども、施設の再開のめどが立っていないであろう今、フタバスズキリュウアンモナイトもシンボルであろう、そんないわきを応援したいと思っています。

実は、夏休みの日記にもそれとなく書いておりましたが、上の子がこの2回の発掘体験をもとに、夏休みの自由研究をやりました。

とにかく、持ち帰ったは良いもののついつい放置してあった化石をきれいにして、教えていただいたとおりに薄めたボンドを塗ってこれ以上壊れないようにし、いただいた資料で何の化石かを確かめ(わからないのもある)、まとめました。猛暑の中の作業でしたが、出てきた化石は30個以上。種類も、メジャーなイノセラムス(貝)がほとんどですが、トリゴニア(三角貝)などもありました。もちろん、貴重なアンモナイトのかけら、サメの歯、あの場で教えていただいた生痕化石まで。

学校への提出物は、主論文、野帳(メモや資料など)、標本(つまり今回は化石そのもの)、ポスターの4点セット。これを全てそろえるのは手伝う方もなかなか大変でしたが、低学年でできる範囲であっても、基本的なものが作れたと思います。えぇ、かなりあれこれアドバイス(手伝い?)しましたが。


主論文の中はこんな感じ。クリアファイルに入れてあります。写真印刷は自宅プリンタをフル稼働させ、本文はなんとか本人に書かせました。


こちらが、ポスター。とにかく、「アンモナイトセンターってどこにあって、何ができる?」というのが見た人にわかるようにまとめたつもりです。ちなみに本人の感想の最後は、「今度こそ、恐竜の化石を見つけたい」というものでした。

そして、この結果が、なんと、市で賞をいただきました(その学年の最優秀ではありませんでしたが)。

本人も、めちゃくちゃ喜んだ(学校で鼻が高かった)のは言うまでもありません。

これも、化石発掘体験という貴重な機会を与えてくださったこの施設と、発掘後も質問などに答えてくださった施設のスタッフのみなさんのおかげです。昨年に訪れた時に、「まとめるだけで自由研究になる」とアドバイスしてくださいました。

もちろん、今年も行きたいと思っておりましたが、震災とそれ以降のこの状況。昨年訪れたアクアマリンふくしまも含め、残念でなりません。一日も早い復活を祈っております。