大阪市立自然史博物館と翼竜展

翼竜展


15日から始まりました翼竜展、行ってまいりました。前々から行ってみたいと思ってた長居の自然史博物館なんですが、上の子もなんとなくだけど恐竜とか化石掘りに興味を持つようになったんで、やっと決行です。といっても、恐竜キングは見てないし、知識なんてこれっぽっちもないような状態なんですが。

行く直前になって気付いたのですけど、これ、特別展のため会場も別で、料金も別なんです。それでも、中学生以下無料というのはとっても嬉しいことです。

並ばないと入れないという状態ではありませんでしたが、中に入ればやっぱり人はいっぱいでした。子供とはぐれるとまずいのであんまり説明をじっくり読んだりできませんでしたが、それでも、翼竜の登場から始まって、いろいろな種類の紹介、体にどんな特徴があって、何を食べ、どんな暮らしをしてたのかがたくさんの化石とともにわかるように展示してありました。びっくりしました! だって、飛ぶ恐竜といったらプテラノドンしか知らなかったから。こ〜んなにたくさんの種類があったんですか。展示の目玉である巨大なケツァルコアトルスよりも、私としては、大小様々な化石に目をうばわれてばかりでした。

一方、化石って何かもわかってない子供たちが一番集中して見てたのは、大阪の空を舞うケツァルコアトルスの映像でしょう。そんな、映像による解説も何ヶ所かあったのですが、外国人の恐竜学者が英語で話して字幕が出るシーンになると、とたんにチビな子供立ちは去ってゆきます…。また、うちは音声ガイドを借りるほどでもなかったので、当然ながら私によるガイドが必要です。「ねぇ、これ何て書いてあるの?」と尋ねられ、瞬時にパネルを読み、要点だけを伝えるというテクニックを必要とされました。きちんとできてたかどうか…(^_^;)

お土産を買ったりお昼ご飯を食べた後は、今度は自然史博物館の方へ行ってみました。こちらは常設展示です。入り口のナガスクジラの骨格に圧倒され、中に入ってみれば、自然に関する様々な展示でこれまたびっくりしました。科学といっても天文系や物理系の科学館に行くことが多かったので、こういう、虫の標本が無数に並んでいたり、動物やマンモスや恐竜の骨がずらりとあったりするところは本当に久しぶりです。そんななじみなさを感じるなんて…。自然や虫なんて身近にたくさんいるはずなのに。動物園へは子連れで何ヶ所も行ってたので、なおさら、生きてないものを眺めるっていうのが、意外な感じでした。

だからなのか、子供たちは生きてない虫の標本を眺めるより、数少ない、スイッチを押すと何か動きが見られる展示にしがみついたり、パソコンで映像を紹介しているところに座りこんでいるばかりです。う〜ん。虫などに興味が出るかどうかわかりませんが、標本集めとかを始めたがるのは、もうちょっと先なのかもしれません。

というわけで、いろいろめぐって1日たっぷり楽しめました。もっとじっくり見たかったところもあったので、また是非行きたいものです。学芸員さんに気軽に質問もできるみたいですし。それに、こうもひどく暑くなければ、植物園めぐりも楽しいはずですから。

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そうそう! 「一家に1枚 宇宙図」、こちらにてようやくゲットできました☆

博物館の催し一覧などのちらしが置いてあるところに同じように無造作に束で置いてあったのですが…。宇宙なんてこれぽっちも関係ない館に宇宙図が置いてあって、ここに来る人の興味と合ってないんじゃないかと思ったのですが、いかがなものでしょうか?


帰りぎわ、噴水から出る霧で遊びながら暑さをしのぐ子供たちです。

長居公園の第2陸上競技場では、高校生か何かの陸上競技が行われていたところで、柵の外から様子を少しだけ見させていただきました。トラックではリレーが、そして、フィールドでは走り高飛びやり投げをしているのが見えました。えぇ、そりゃもう、子供たちに「あれが本物の走り高飛びで、「花君」の佐野くんと同じだよ!」って教えてあげましたとも。