筑波山、初めていってきたが、秋の行楽シーズンでかなり混雑してた。ケロロを探すどころではなかった感じ。軽装の人も来れる山なんだな、と。 pic.twitter.com/Z5WND9iUc4
— おばやしあやの (@cam_ob1) 2021年11月14日
日曜に、筑波山へ行ってきました。
近場に出かけたくなり、どうせなら行ったことがない筑波山にしてみようと決めました。
筑波山に決めた要因の1つは、twitterで「石岡駅からの臨時バスが出ている」というのを見つけたからです。
しかし、これ、なかなか元の情報(つまり時刻とか)に行きあたらないのです。「東筑波観光シャトルバス」というキーワードに行き着くまでにも時間かかりました。
そしてようやく見つけたのがこちら。
これ。の、さらに、pdfファイル。つまり、時刻や料金等の情報は紙ベースみたいです。
このへんのネット宣伝が下手ですね。「ある」っていうニュース(プレスリリース)ばかりで、そこは中身へのリンクもなし。
当日。
石岡駅のバスターミナルで待っていると、やはり同じ目的の方がちらほらいました。でも、来るはずのバス乗り場にはフラワーパーク行きのバスがいて、「筑波山には行かないのか?」って不安そうにうろうろしてる人が、そのバスの運転手さんにいちいち聞いてました。
出発時刻ギリギリに来たのはお花が全面にプリントされたバス。ちらしにもそう書いてありました。
ちなみに、ちらしよく見ないと、片道990円のところ、一日乗車券が1000円というのもわからないですよ。Suicaをかざしてる人いましたけど、大丈夫だったのでしょうか。
それからこの石岡駅。駅直結の2階はデッキになってイベントやっていて、その下がこうした薄暗いバスターミナル。水戸と一緒です。空間を有効に使っているようでいて、バスを隠している感じも否めません。
1時間ほど乗りました。
乗ってみて景色を眺めてみてわかったのが、石岡駅(市中心部)って市の東の端にあって、西にどんどん進んでいくと、「市街地エリア」「農村エリア」「果樹園エリア」「筑波山」となっていたことです(地図見ればわかるけど)。特に、市街地の古い建物、それから、果樹園の多さに驚きました。
どちらもガイドマップなどには載ってますが、実際に(バスからでも)見ると違います。
山に登って行くくねくねした道では、自転車で登る人も数人見かけました。すごい。
登った先はつつじが丘という筑波山への上り口の一つ。ものすごい数の車(満車)と人です。なめてました。
並んでしばらくして、ロープウェーに乗って山の上まで。
街や田畑が眼下に見えます。
しかし、その後が長かった。
女体山の山頂まで10分といったところが、登ってみれば溜まり場みたいなところに大勢の人。「最後尾」の看板を持った係員さんと、絶え間ない「頂上は大変混雑しております」のアナウンス。そして、ロープウェーなどは使わずに登ってきたらしい登山のかっこうの人から、運動靴でないヒール靴の人、それから小さい子どもと一緒、犬連れ、本当にたくさんいます。
秋の筑波山、なめてました。
コロナ禍以降、一番の人混みの中に入ってしまいました。
頂上まで行くのにあきらめた人もいるでしょうが、ここまで来たんだからと1時間待ちでのろのろと列に並んで頂上を目指しました。
頂上近くにある神社。
動いてないと風も冷たいです。
ようやく到達した頂上は、本当にてっぺん。そして、多少霞んでましたが、遠くまで見渡せました。
霞ヶ浦もわかります。
当然、下を見ると怖いです。
パシャパシャ写真を撮ってちょっと眺めたら、すぐに次の人にバトンタッチです。
女体山頂から降りたら、山頂連絡路の登山道を通って男体山の下の筑波山頂駅まで行ってみます。
道でも人はそれなりに多かったですが、わりとスムーズには歩けました。
紅葉が色鮮やか、というほどではなかったですが、上の写真、さすがこのカメラだけあって鮮やかに撮れてると思います。
筑波山頂駅。ここもすごい人。
ちなみに、上のtweetにも写真あるように、ケロロ軍曹とタイアップしたイベントもやってた筑波山ですが、もう、この人混みの中、ケロロたちを探す気持ちの余裕はありません。
ケロロじゃなくってガマ石。
写真には写ってませんが、下には石を投げてる人がたくさんたまってました。
もとの女体山頂からロープウェーで降りようと戻ってきましたが、ここまで見てきたとおりで、下りのロープウェーに乗るためにも長蛇の列ができてたので、早めに並ぶことにします。
本当、山の上で行列に並びまくって何してるんだろう、という感じ。
ちなみにこの日は実証実験で、登山道も夕方まで下りは禁止されているので、歩きで登った人も、ここから降りるならロープウェーを使わなければならないのだそうです。
なんてこった。
こういう時は、並んだ前後にいる人とちょっと会話したりして、非日常を楽しみます。慣れているからなのか、「人がいっぱい!」とかオドオドしてるのは私くらいで、なんかみんな「そんなもん」て余裕な感じにも見えました。
帰りのバスに間に合うように早めに降りて、遅いお昼ご飯、つくばうどんです。
ケロロ小隊たちがいるポスターの前で食べました。タママがつくばうどん食べてます。絵のとおり、肉だんご入りです。
帰りの同じバス、筑波山から乗ったのは私一人でした。
このバスも実証実験らしいですが、大丈夫なんかとちょっと心配にも。
ただ、県央、県北から来る人はTXつくば駅より石岡の方がアクセスいいはずなんですが。やっぱりマイカーなんでしょうかね。
こんなわけで、いずれにせよ、1度行ってみたので、何がどうなってるのかだいたいわかりました。
巨石もたくさんあって、ジオパーク的にも筑波山はおもしろいはずですし、登山道も登りやすそうなので、また機会があったら(人が少ない時期に)行ってみたいです。