新型コロナウィルス対策関係で、偕楽園はオープンしているものの、イベント等が全て中止になってしまいました。
それでも梅は綺麗に咲いています。2月末の平日午前、入園無料部分をざっくり巡ってきたのでその写真です。
偕楽園、ほぼ満開です。
— おばやしあやの (@cam_ob1) 2020年2月27日
無料の拡張部は、平日さらに人少ないし。 pic.twitter.com/aVrJCiHQUa
東門から南に下って線路を渡る歩道橋から見た、田鶴鳴梅林。満開です。
歩道橋を降りてその梅林の中に入って行きます。
青空にピンクの梅。拡張部分の梅林では、ほとんどの樹に名前が書いてなくて何かわからないんですよね。
ここは道路が広いのであんまり梅のトンネルになってませんが、両側ともかなり咲いてます。というか、左前のなんて終わりかけてます。
人いませんね。全くいないわけじゃないんですが。
二色の梅。本当に不思議。珍しいようでいて、園内けっこう2色のもあります。
twitterにアップしたうちの1枚。向かい合わせで挨拶してるみたい。
こっちは白梅と紅梅で。
ちょっと影になったけど色もきれいに出たと思います。ピンクだと見驚かなと思うのですが、違うかもしれません。
メジロがいました。食事に夢中です。
この日、この他にも、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツグミ、カワラヒワ、ハクセキレイなどなどを見かけました。
猩々梅林(しょうじょうばいりん)まで来ました。花は満開なのに、あんまり人いません。寂しいベンチ。
twitterにアップした2枚目の。
「梅は花が密集してなくて枝が目立つから、うまく構図を考えないと」いけないらしいですが、今なら密集、チャンスです。
窈窕梅林(ようちょうばいりん)まで来たところで、川岸にカワセミがいました! 望遠レンズでじっと狙っている方もいらっしゃいました。私のキットレンズでは撮ってトリミングして、これが限界です。色鮮やかです。
川に飛び込んで魚を採ったりもしてました。自分のカメラじゃこれが限界ですが、そんな様子も見れておもしろかったです。
「公園デビュー」とタイトルを付けたい1枚。
窈窕梅林には新しく植えた小さい梅の樹がいくつもありました。花が咲いているものも、ないものも。これはあった樹です。枝垂れだったと思いますが、まだ一輪だけ。
で。この頃からなんだか雲行きが怪しくなってきて…。
今回のベストショットじゃないかと個人的に思ってる1枚。
空は雪雲で黒く、まるで、人間が誰もいない魔物の国で、花が満開になっているようです。そういえば、梅の枝ぶりもぐねぐねしていておどろおどろしく見えます。
やがて、雨と、それから雪が降りはじめました。パラパラとコートに当たって、雪じゃなくってあられ。
偕楽園で梅の写真撮ってたら、急に黒い雲が来て、あられになった。11時50分の写真。サイズは直径3ミリくらい。
— おばやしあやの (@cam_ob1) 2020年2月27日
スマホが古くて寒さでバッテリーが切れるから、これ以上撮れなかった。降ったのは10分間くらい。もう晴れてる。#関東雪結晶 pic.twitter.com/nVOz6nG3lO
荒木先生にリツイートしてもらったおかげで、こんな写真であっという間の100いいねがつきました。
慌てて東門のお店など建物があるあたりまで戻ったら、もうその頃には雪がやんでしまって青空が戻ってました。
落ち着いたところで、中は通らずに表門の方にもまわってみます。
レンタサイクルがありました。いろいろイベント中止でお客さんも少なめで、せっかくの実証実験も苦戦かと思います。
表門からは入らずに、そのまま園の外の道ぞいに、歴史館側の西側部分へ向かいますが、その途中の道、こんな塀になってたんですね。知らなかったです。杉林のふちでひっそりと梅も咲いてます。
西門入ったとこでお出迎えしてくれる、緑萼。
八重旭、という名前の梅。外側の花弁がピンク、内側が白、が特徴なので、つぼみがピンク色です。
日陰の中でもひっそりと梅が咲いてます。幹もぐねぐねで古いらしく、ダメにならないのが不思議なくらいですが。
ちなみに、この間、歴史アドバイザーの方に聞いたところ、幹がねじれるような樹はざっくりと樹齢100年ものだそうです。
池にリフレクション。
暁鐘の鐘と、2色の梅。子どもたちの成長も見守ってくれてます。
バタバタしてるうちにもう3月。学校も休みになっちゃってますが、オープンで人がまばらな空間を散歩する分には問題ないと思うので、また撮りに行こうかなぁとは思ってます。