2020年 観梅はじめ

水戸の梅まつりが始まる前ですが、暖冬の影響でしょうか、梅がどんどん咲きはじめてます。

弘道館とその周辺

偕楽園では12月から開花の速報が出ますが、そんなに探さなくても近所で見かけるようになるのが、だいたい1月中旬から下旬くらいです。というわけで今シーズン最初の写真が上記のツイートです。
花が少ないからと近づいて撮るととたんにピンボケになって、使える写真が撮れません。なので1枚だけ。


2月に入って改めて、旧県庁に用事があったのでその周辺をちょっと見てきました。

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弘道館では、塀の向こうにたくさん咲いてるのが見えます。

この日、完成した水戸城大手門を見てきました。

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ツイートに載せなかった写真ですが、門の横、瓦を積み上げたような塀の模様が印象的です。実際にこういうのが出土したそうです。


ちなみに、まだできてませんが、

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水戸城では二の丸の角櫓が建設中で。できあがれば駅北口デッキからも眺められるようになります。
なんかようやく、お城の一部ができて、歴史の街らしくなってきました。

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雲龍梅って、花よりも、その、くねくねした枝が特徴的だと思います。偕楽園内ではこの名前は見たことないな思ったら、「香篆(こうてん)」と呼ばれているそうです。探してみないと。


偕楽園千波湖の鳥たち

2/11には、偕楽園に行ってきました。まつり開幕前、県民無料のうちにメインの園内に入ります。

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御成門近くの満月。料金所を作らないことで御成門が閉門になってしまいましたが、このあたりのチェックは欠かせません。

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ピンク色の花。
「梅は枝が目立つから、なるべく花が密集してるところを撮りなさい」とどこかの本に書いてあったような気がしますが、構図としてもどうしていいか難しいものがあります。まぁ、じっくり撮ってるのではなくてスナップみたいに流しているので。

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白い花は白黒で撮ってみたくなりますが、これだけ咲いてると背景も白くなって、後で見て「あれれ?」という感じも。

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白いのは冬至かな?

そういえば、「ここに木があったような感じの土の盛り上がりなのに、ぽっかり空間が」なんてところがいくつかありました。多分、昨年の台風でダメになっちゃったんでしょう。被害は、左近の桜だけではなさそうです。

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みどりちゃん! じゃなくって月影。

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あえていろんな色が重なるところで撮ってみました。本当に、南側に面したところはどこを見たらいいんだろうと思わされるほど、白赤ピンクいっぱい咲いてます。

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この赤い花、この場所で出会ったお客さんと「名前ないですねぇ」って話しました。名札つけといてください。

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あえて寄らない(寄れない高さ)で撮ってみた、てっけん。これでも満開になるくらいの勢いで咲いてます。このへんも、毎年確認する定期巡回の樹木です。

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足元ではスイセンも咲いてました。家の近所ではまだでも、南に面した日当たりの良い暖かいところなら早いのでしょう。

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お土産屋さん、見晴亭の中に、黄門まつりで大活躍だった生徒会チームのパネルがありました! 河嶋桃ちゃん、こんなところに。

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何やら鳴き声がしてふと見上げると、コゲラの背中。樹の皮の下に虫でもいるんでしょう。


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千波湖も偵察します。オオハクチョウいます。
県内でもよそのなんとか沼などでは盛んに餌付けして集めて数を競ってるようですが、千波湖は餌付け禁止です。でも、少ないながらも来てくれるのですから、見るのはこの程度で十分なのではないかと思うんですけどね。冬だけで。

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一方で。数はかなり減りましたが、外来種コクチョウも相変わらずです。こんな感じで必死そうですが、本当に連れてきてごめんね、って気持ち。

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隣を流れる桜川では、コサギがリフレクション。自転車のリフレクションと向かい合ってれば良かったな、という構図。

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四季咲きの桜では、おなかをすかせたヒヨドリが花をつついてました。


というわけで、うかうかしてるうちにもう春です。

新型コロナウィルスもあって外国人観光客の方がどのくらいいらっしゃるのか、燭台切光忠関係のイベントも無いし、気になるところではありますけど、いらっしゃったお客様へは、せいいっぱいのおもてなしができると良いですね。