卒業対策委員会の話

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桜も散りかけ、入学関連行事もひととおり終わり。

 

時節柄、「卒業対策委員会」、いわゆる「卒対」で検索して来る方がいらっしゃるので、そのへんの話を補足しておいた方がいいかな、と思って書いてみます。

 

といっても、学校によって活動内容は千差万別。

 

分厚い卒業アルバムから謝恩会まで、山盛りの仕事を保護者に任せる学校もあれば。アルバム等は業者任せでちょこっとお手伝いするだけのところも。もちろん、卒対自体がない学校もあるようで、その場合は事業内容が少ないので学年委員が卒業関係分も引き受けているところかもしれません。

 

実は、幼稚園で卒園関係の役員で長をやったのが、こういった役員仕事の始まりといえば始まりでした。

cam.hatenablog.com

 

ここは、アルバムと謝恩会と別々に係が分かれているところでした。謝恩会の方を担当はしましたが、食事会準備から出し物からプレゼント系までわりと手作りの仕事が多いところで、もう、余計なこと(人間関係?)含めいろいろありまして。なのに、震災でパーになりかけたり。でも、震災のせいで予定していなかったプログラムができなかった分、

 

「このプログラムがなくても感謝の気持ちは表せるじゃん」

 

となって、翌年からなくなったのは、本当に良かったとそう思っております(というか、そう思わないとやってられない)。

 

 

そして、こちらの記事のとおりに小学校でもやりました。

cam.hatenablog.com

 

大変さは学校によって本当に様々ですが。卒対が単独であるならば、PTAと違って予算を単年度で使い切る必要があるのが、卒対の特徴かもしれません。それだけ、自由度がある、その時に選ばれた委員でやりたいようにできるといえばそういうことになります。

 

とにかく、何をするにもそうですが

  • 事業内容(アルバム、記念品、食事会、他)の中で何をやるか決める
  • それらにかかるお金を予算案として出し、承認をもらう
  • みなさんからお金を集める(現金徴収か、銀行引き落としか)
  • 決めた事業をそれぞれ行う(記念品を決める、食事会の場所や内容を準備する、など 役員が仕切るのもあれば、ものによっては役員外からお手伝いを募っても)
  • 卒業時に決算報告を出す

ということに尽きるのではないでしょうか。

 

個人的におもしろかったのは、卒業記念DVDの作成に関わったことです。膨大な写真の中から決められた枚数を選んだりするのは、それは大変な作業でしたが。考えて取捨選択すること、編集することによって、私の考える意味を持った写真の並びになってきて、愛着もわきます。

 

ちなみに、どの子も平等な数写っているように、というカウントは、負担増大になるのでやりませんでした。でも、結果的に文句はひとつも聞いてません。「この子の写真は少ないからこれを選ぼう」という意識は持って選んでいましたし、「クラス写真をまぜておけば、『うちの子のが1つもない!』という事態は避けられるだろう」と、入れてみたりはしましたが、その程度です。気にしてる人がいないのか、私が信頼されていたかどうかはわかりませんが。

 

前に書いた記事のとおり、仕事内容を削減できたのは、先生の提案(理解)、後押ししてくれる仲間の委員、委員長の「やめます!」宣言、がセットになったからですので、減らすのを考えてる方にも、是非そのへんを固めてがんばって欲しいです。

 

ちなみに現在は、PTAの仕事削減について年度頭からワーワー言ってます(自分を励まし、周囲の理解を得て雰囲気作りをする、という目的で)。

 

引き受けたみなさん、本当に、どうぞご無理のないように。