昨年に飛び込んだ大ニュース、MOON CHILDの再結成。ここでは何にも書いてませんでしたが、浮き足立ってたのは言うまでもありません。再結成なんて、あの人たちのことだもん、絶対しないと思ってましたから。
そして、公式サイトの写真見て、ちょっとびっくり。カシーが変わってなかったので。
というわけで、1/14赤坂ブリッツのチケットを(広島のしいたさんと一緒に)取ったのですが、みなさまの記憶にもあるとおり、この日は午前中から大雪でした。午前の用事を済ませて家族にお昼を出して、「なるべく早いのに!」と思って特急に滑り込んだのですが、茨城県を出るまでもなく佐貫駅でストップしてしまいました。
雪にうもれる、新型スーパーひたちです。車内で暇なのでけっこうツイートしてましたね。
http://twilog.org/cam_ob1/date-130114
午後8時過ぎ、出発駅に戻ってきて、初めて、JR乗車券と特急券に「事故」の印を押して払い戻ししてもらったという、苦い経験をいたしました。
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そんなことがありましたので、周囲の多くの人にとても残念がられ、気の毒がられました。だからこそ、26日、売り切れてない追加公演があるのですし、なんとか都合つけて行かねばなりません! 直前にいくつか困難もありましたが、なんとか無事にこの日を迎えることができました。子どもを預かってくれたIさん、ありがとう!
乗った特急が、取手駅で緊急停車した時は、「悪夢再びか? そんなに私を行かせたくないのか!?」と思ったものの、2分遅れで出発。そんな不安もあったもので、開場までまだまだある15時半には渋谷AXに着いてしまい、グッズ買ってチケット引き換えて、開場までのんびり待ちます。
2日前に購入したチケットはB104だったのですが、ホール内が半分くらいうまったところに入れました。前3分の1は椅子席です。椅子席はさすがにうまっていて、後ろの方、階段を2段上がったところの前の列に陣取ることができました。最近見ているライブハウスに比べれば広いですが、ステージ上もけっこうよく見えます。2階は関係者席っぽかったですね。
セットリストがスタッフによる公式ブログに、あと、ライブレポ記事がネットに出てますので、ちゃんとしたのはそちらを是非どうぞ。写真もありますし。
以下、無駄な感想とかいろいろ当時(のレポ)風に。あくまでも風なので、そんなに詳しくないです。
楽しかったですねぇ。ESCAPEのヒットではなく、アルバムMLRBを手にしてあの全体の感じではまった、そしてライブに行くようになった私にとっては、およそあの頃のラインナップに近い曲に、「ここはどこのホールライブか?」って、感じに思えました。つい、あの頃のようにMCやら何やらを頭に刻んでたんですが、相変わらずの話の脈絡のなさに、だいぶ消えました。
以下、セットリストから、感想とか覚えてることとかちらっと。
0.INTERLUDE
多分、新録音。今回のサポート、大渡さんによるのかな? アルバムよりも繰り返しの数が多かった。
1. Star Tours
解散前の最後のシングル。しかもなぜか星ネタだったのでいろいろ思い入れも深い曲。しょっぱなからうるうるきてしまった。
「マイケルジャクソンです!」
と自己紹介したのは、1曲目終わった後だっただろうか。その時に会場が引いたのをオサムさんは感じたらしいけど、後になってどんどん盛り上がったので、「最初に(そう)言った時はどうしようかと思ったけど、もう忘れた。気にしない」みたいに言ってた。最後にも「マイケルジャクソンでした」と、ノリノリで挨拶してたw
ちなみに、公式の写真にあるように、シルバーで柄(文字?)の入った黒のTシャツの上に、赤い(皮?)ジャケットを着てた。
2.ラヴソング
自己紹介しなおし。再結成した(ライブする)ことを改めて。
3.アネモネ
4.微熱
5. Everything to love、Everything to lose
「振り向かない、焦らない、迷ったりしない」というフレーズについて熱く語る。(「八月のラブソング」っていう)ドラマのタイアップが決まってて、でも5日くらいしかなくて、曲のストックもろくになくて、ストックもないのにデビューが決まっちゃったバンドで、そういうわけで、追いつめられた状態で書いてた時に、このフレーズが浮かんだ、というエピソードを披露。
6. Over the rainbow
ところが、この曲だと思うんだけど、カシーがスティックを3回たたいたところで入ろう(始めよう)思ったけど、始められず。理由はよくわからなかったんだけど(多分、入りタイミングが合わなかった)、オサムさんは「みんな、聞く準備ができてなかったんだよー!」とお客さんに責任転嫁(?)していた(笑)
7. グロリア
8. ポータブルロック
終わって、赤いマラカス持ってきて、あれこれ話。
どこで話したか覚えてないんだけど、いくつかここでまとめとく。
・再結成なのでメンバーに話してもらおうと声をかけるけど、わりっちもカシーもあまり答えてはくれず、困るオサムさん。開場から「カシー!」の声が飛ぶけど、「リーダーに気軽に話しかけないで。何かあるならオレを通してから」。
・メンバー変わってない(?)話から。「わりっちは、相変わらず帽子キャラで」「カシーの髪はオレンジ(みかん)色。故郷、和歌山を愛する男」と紹介。変わらないスタイルで来てくれたことが嬉しい。
・40代なメンバーを強調。大渡さんも都さんも46年生まれでオサムさんと同じ歳だそう。都さんは地の色がピンクのレオパード柄(?)のジャケットに、黒シャツ、赤ネクタイ。大渡さんとは、ヒゲのことをネタにしていた。
・「ここで、『みなさんにお知らせが』、とか、『次は武道館で!』とか言えたらいいんだけど、本当に何も決まってない」。
9. requiem for the man of nomad
この曲でジャンプできるのは、素直に嬉しい。
10.ララバイ
11. ESCAPE
キーボード都さんによる、preludeから、曲へ。照明が赤くなった時に、「あ、そういえば解散前のライブでも赤だったなぁ(多分)」と思い出せたのが驚いた。できれば当時のライブアレンジで聞きたかった。
MC。「WILD」の紹介に非常に苦労して、何と紹介したらかっこ良く決まるのか、どつぼにはまりなかなか始められない有様を露呈。最近のワイルドといえば「杉ちゃん」になってしまうとも。でも、苦しんだ末、わりっちにふり、その、マジメで正統でワイルドなタイトルコールに助けられる。別のところでも「ふつうにしかしゃべれなくてすみません」みたいにわりっちは言ってたけど、それが一番使えるんだよなぁ、と思った次第。
12. WILD CHERRY
13. 選ばれた場所
「夏草」のいつものリズムに合わせて、メンバー紹介。
14. 夏草の想い
15. Brandnew Gear
後ろの方で見てておもしろかったの。サビで手を振るんだけど(そういう曲が3曲くらいあった)、最初はお客さんの手の振りで左右どちらが最初か合ってなかったのが、だんだん、前の人に合わせてそろっていくところ。後ろにいないとわからない現象。
EN-1
1. フリスビー
ステージに戻ってきて。「僕たちは月の子供です!」とかなんとか叫んで、曲へ。この曲といえば掃除機なんだけど、今回は、キーボードによる宇宙っぽい音色のイントロを入れてたのが印象的。
2. Hallelujah in the snow
「サイリウムとか、みんな持ってない?」「持ってないよね、アイドルのコンサートじゃないんだから」。
「14日の雪を思い出しながら」という話だったけど、頭に浮かんだのは、やはり、この曲のPVかな。ドラムのリズムのきざみがしみるのは、楽譜を見ながらさんざん聞いたからなのもあると思う。
EN-2
1. Sweet R&R Music
「この曲で最後」「えー」の繰り返しに「俺たちはロボットじゃないんだから」とか(笑) 「えー」と返したくなるなる私たちの気持ちわかって。
2. グッド・バイ・バイ
終わって、最前列に6人出てきて挨拶。わりっちのマジメな挨拶の後に、「じゃ、次は14年後に」のカシーの発言が出て、会場は一時騒然!?
1/14の赤坂がどんな感じだったのか、どんなふうにオサムさんがつらそうだったのかはわからないんだけど。14年前の当時のようにダンスとかジャンプとか披露してくれたのは、なつかしかったなぁ。確かに動いた量は少ないかもしれないんだけど、ステージが広い&他に演奏メンバーが豊富にいると、あんな感じだったよな、と思い出したり。
歌も相変わらず。最近聞いてたのが、ラジオやTVショー(Ustream中継)みたいに落ち着いてじっくり聞かせるスタイルが多かったのか、それに比べたら荒っぽいところはいくつもあったんだけど、ライブだから。あと、高音部分を2、3カ所くらいすっぽかしたのがちょびっとだけ気になった。
また見たい。また見たいけど、やっぱり秋山くんも入れて4人じゃないと、とか、今の曲が見たいとか、希望もいろいろ。
余談ちょっと。今年の親戚が集まった新年会にて、高校入学してバンドに目覚めちゃったっていう親戚の子に、「今度、MOON CHILDってバンドのライブに行く」って話をしたら、普段はすごく無口なのに、いろいろ聞かれちゃった。まさか、親戚のおばさん(と書いておこう)がロックのライブに行く人だとは、思わなかったみたい。今度会った時、どんなんだったか聞かれる、かな。まさかこんなところであれこれ書いてるとは思わないだろうけど。
渋谷AX、外に出たら、月が見えた。