おおかみペコペコ

おおかみペコペコ
「くぅ〜、やっぱ大根は先っぽが辛いぜ」

と、この表紙を見て思った人は、仲間です(笑)

おなかがすいたおおかみは、手近にあった大根を仕方なく食べるわけですが、それでおなかがいっぱいになってしまって、通りすぎたブタやうさぎなんかを食べられない(おなかが重くておいかけられない)、というお話です。前に読んだ、子ブタに親切にしてもらって結局食べられないキツネといい、宮西さんの本にはそういう話がよくある気がします。

えぇ、野菜を食べて高丘になってしまいましょう(^_^;)

せみとりめいじん (かがくのとも傑作集 どきどきしぜん)
だいぶ涼しくなってきましたが、まだセミは元気に鳴いてます。

というわけで、セミとりの本です。セミのつかまえ方ってこんなにこつがあったんですねー。知らなかったです!! めいじんのごんちゃんはあみまで自作してますし。やっぱ、虫はつかまえてみないと、ってのはわかるんですが、後が大変でつい尻込み。子供の頃は平気だったのにな…。

ところで、「かがくのとも傑作集」ってのが気になります。科学を絵本で見せる(空想じゃなく、かといって説明文でもなく)、っていうのが。

まほうの夏 (のびのび・えほん)
はたこうしろうさんの絵本。前に、雪のかえりみち (えほん・ハートランド)という本を読んだことがありましたが、その兄弟と同じなのかもしれません。

都会に住む二人は、夏休み、学校のプールと麦茶とポテチとゲームで飽き飽き。そこで、田舎に住むおじさんの家へ泊まりに行くことになったのですが。そこで経験する様々なこと。虫取りとか川遊び海遊び、魚釣りに花火に(初めての)おつかいまで…。もちろん、丸刈りにされて真っ黒になって。

やっぱり子供の夏休みはこうでなくっちゃねー、とかも思うのですが。ここまでいろいろしなくても、この半分くらいはひと夏に経験させてあげたいものです。この兄弟って何年生くらいでしょうね? 3年と年長くらいかなぁ。

そらまめくんとながいながいまめ (創作絵本シリーズ)
人気のそらまめくんシリーズです。新作本でしょうか。さんじゃくまめという長い長いまめが出てきて、例によって、そらまめくんのベッドとさんじゃくまめ兄弟達の長いベッドとどちらが立派か競争することになるわけですが。読んでくうちに、上の子がさんじゃくまめ兄弟達を攻撃するようなことを言うんです。長いベッドを滑り台のようにしたり、橋にしたりするのはずるいって。まぁ、もともとの仲良し主人公達に肩入れする気持ちはわからないでもないですが、あからさまに悪いことをしてるわけでもないし、そんなことないのでは?と思うのですけどね。

前編 かいけつゾロリのなぞのおたから大さくせん	(38) (かいけつゾロリシリーズ 	ポプラ社の新・小さな童話) 後編 かいけつゾロリのなぞのおたから大さくせん	(39) (かいけつゾロリシリーズ 	ポプラ社の新・小さな童話)
映画にもなったゾロリの原作本です。この映画、ケロロ軍曹の1本目の映画と同時上映で、それを映画館で見てたんですよね。ここでも感想を書いてました(id:camelopardalis:20060321)。

なんか、映画と随分違うみたいですね。映画の方にはロボ戦が出てきたり、シャアのヘルメットをかぶってみたりとかしてたみたいで。これってケロロに配慮したってことでしょうか? はい、自分が読み聞かせするには至らず子供に本を預けっぱなしでしたが、読んでるんだか眺めてるんだかよくわからないんですけど、それでもしょっちゅう引っ張り出していたみたいです。