とんかちくんとのこぎりくん

夏休み、もちろん読書の宿題もあります!

ともだちくるかな あしたもともだち ともだちおまじない (おれたち、ともだち!)
ともだちやシリーズ3冊です。

「くるかな」は、最後に「良かったねぇ〜」というよりも、それそれのシーンの絵のおもしろさっていう方に注目してしまいました。二人で魚釣りをした時の記念写真がやぶかれ、キツネの部分だけが丸めて捨てられたけど、仲直りして貼り直した…、っていうのとか。裏表紙、ろうそくを吹いたらキツネがふっとんだのもねぇ(笑) やっぱり、悲しいシーンを一緒になって悲しむ、ってのは、子供としてはしたくないのでしょうね。

「あしたも」も、そういえばそんな感じでした。こっちで悲しい思いをするのはキツネの方。結局、知っても知らないふりをするわけですが。それにしても、これに限らず、鼻歌? 自作の歌? が出てくる絵本がたくさんありますが、読む私が勝手に歌いやすいのと、すごく歌いにくくて「こんなのありえない!」と思えるのと、両方あるなぁって思ってます。“こまった くまった♪”は、歌いやすい方ですね。

「おまじない」は、お話になってなかったのでちょっとうけが良くなかったですが。「どのおまじない(シチュエーション)がおもしろい?」みたいなのは考えてみました。子供は、おまじないの言葉が意味する深いところより、絵のおもしろさで「おならをしたら」とかがうけてました(^_^;)

キツネのおとうさんがニッコリわらっていいました [ 宮西達也 ]
おなじみ、みやにしたつやさんの絵本です。新しい本だそうで、amazonには画像がありませんでした。

これ、前に幼稚園でカルピス提供の折りたたみ絵本でもらってきたお話です。あれはたった8ページでしたが、こちらは絵本。もしかしたら、本とは微妙に違うのかもしれない! という調べたい気持ちがムズムズしまして、借りてきました。絵本の方は本文が32ページもあります! ストーリー展開はもちろん同じなのですが、文章があちこち端折ってあったりまとめてあったりました。絵は、配布物の方は1ページに2カット分の絵が入ってるものもありました。やっぱり本誌の方を見ちゃうとこっちの方が圧倒的にいいな、と思ってしまいますね。

内容ですが、コブタをつかまええて家族に持ち帰ろう(もちろん食べる)と思い、ブタの街にやってきたキツネのお父さんですが、ことごとく捕まえそこねてしまうどころか、逆にコブタに親切にされてしまいます。
「アハ、アハ、アハハハ……」
とごまかすキツネのお父さんは、読む方も演じがいがあります(笑)

キョウリュウがほしい
読み終わって一番に、
「夢オチかい!」
と上の子自らツッコミ入れたのは、最近、そんな本が続いて私がそうしてたからでしょう。

キョウリュウが家にやってきちゃったもんだから、散らかされ汚されてショックを受けるお母さんの気持ちが、私の気持ちに重なってしまいます。子供としては、それがおもしろいんでしょうけどね…。

カメレオンのカメレくん (チューリップえほんシリーズ)
さすがカメレオンだけあって、絵がとってもキレイな絵本でした。ここの紹介の表紙画像はなんか暗い感じなんですが…。誰でも黒で線をひいてしまいたい輪郭線や模様を、白抜きで表すところは新鮮です。そう、カメレオンて「色が変わる」「舌をのばして虫を食べる」のはピンと思いつくんですが、「のーんびりゆーっくり歩く」んですよね。そんなのもよく組み込まれたお話でした。

とんかちくんとのこぎりくん (学研おはなし絵本)
いつもどおりおかしな中川さんの絵本です。とんかちくんはシュモクザメ、のこぎりくんはノコギリザメでしょう。けんかばっかり乱暴者、もちろん友達なんかいない二匹ですが、カメの誘いで新しい竜宮城の建設へとかりだされ、大活躍するという、そういうお話です。二匹が喜んで大工仕事をし、さて、御殿ができあがったところでページをめくったら、上の子が吹き出してしまいました! 何故って、そこに出てきた乙姫様が美人ではなかったからだとか…。まぁ、確かに絵本ですし、これまでがそういう海の生き物達の絵ですから、そんな美女が出てくるわけないわけでして(笑) まぁでも、気持ちはわからなくもないです。

ながれ星のよる~ランスロットとりんごの木 (fukkan.com)
流れ星の予報を聞いて見に出かけるロボットのランスロット。そしてそこに同行するりんごの木というお話です。星形の流れ星が地面に激突し、それを充電しなおして(?)星に乗って遊ぶ二人の姿がとても楽しそうなわけですが…。まぁ、絵本なので深く考えないようにしましょうか。何とも不思議な世界ですが、それが子供にとっては楽しいのでしょう。ランスロットが出てくる他の話もあるようなので、また探してこないと!

カレーのひみつ (しぜんにタッチ!)
先日、学校で自分たちで夕食を作る機会がありまして、もちろんカレーにしたわけですが、そういうわけでカレーの写真絵本です。いつもはルゥを買ってしまってますが、スパイスを並べてカレー粉、そしてカレールゥを作るところから紹介されてるので、私の方も勉強になっちゃいます。

実際ですが、それまで子供をほとんど台所に立たせたことなかったのですが、包丁持っての野菜切り、あく取り、そしてルゥを入れてまぜるのまで、やらせましたとも。おかげで本番も無事にこなせたようです。