ぶるるくんがやってきた

camelopardalis2008-05-13


先週末、夫と子供が市民まつりのようなものに出かけていって(その間、私は家でお留守番とか)、いろんなものをもらってきました。その中に、ぶるるくんがありました! CoSTEP2期でも講義をされた名大の福和先生の研究室による工作キットで(講義の感想日記はid:camelopardalis:20061130)、簡単な家の模型にすじかいを入れることで、地震のゆれに対して強くなるということがばっちりわかるというものです。

これを、自治体のお祭りイベントで市民に配布していたというのですから、ちょっと驚きました。他に配布してたのは、食育に関してのもの(栄養バランス良く食べましょうとか、正しいお箸の持ち方とか)、歯磨きに関するもの(子供用糸ようじやキシリトールガムなど)、リサイクルに関するもの(ゴミの分別についてや、リサイクルでできたボールペンなど)など。

そういった中の1つとして、地震について、紙ぶるるを使って市民に知って、考えて、実際に耐震について行動してもらう、ということをしてるのですから、自治体の力の入れ方が大きくなってきてるというのが感じられます。と同時に、講義で地震防災について熱く語ってらっしゃった先生の様子、そして見ている人まで熱くさせるそのコミュニケーション技術を思い出し、そんな活動がこうやって浸透していってるんだなってことを嬉しく思いました。負けてはいられない、ってわけじゃないですけど、「作ってみたよ」っていうのを記事にしていろんな人に知ってもらうのも、小さなコミュニケーションの1つと思って書いてます。これから家を建てようとしてる方! 持ち家の方! こんなのを是非とも頭に入れていただきたく、お願いします。

その日の夕食準備中に3人で作ってたのを食後に見せてもらったのですが、なるほど、すじかいが入っただけですごく頑丈な家になった感じです。下をぶんぶん揺らしても家の長方形は形を保って思ったほど傾きません!!

しかし、あまりに気に入ったのか、お風呂の後に幼児二人でふりまわして戦って(じゃれあって)いたら、あっけなく破れました…orz あ〜、大災害です、ごめんなさいm(_ _)m

一応、キットは2枚あって一軒は無事だったので、それが上の写真です。


さて、我が家の地震対策ですが、先日、社宅の耐震検査がありまして、コンクリートの一部などをサンプルとして検査会社が持っていったようですが、まだ結果を聞かされてないんです。古いだけに頑丈にできているのかそれともそうでないのか、非常に気になるところです。

そして、いざ、地震が来たらどうするか? ちょうど、先日のレスキューフォースのヒーローショーで、

  • 地震! → ざぶとんなどをかぶって低い姿勢になる
  • 火事! → 鼻と口にハンカチをあてて煙を吸わないようにする

なんてのをやってたので、子供達も覚えてくれてるようです。たまたまヒーローもんですけど、家族で時に話題にしてゆかないといけないでしょう。もう大きくなってきてるのですから。