冬至でゆず湯

ゆず

冬至です。1年で一番夜が長いこの日を「寒いけど星を見るにはいい季節」なんて以前は思ってましたが、子供がいてそんなことはさっぱりしなくなりました。

でも、子供がいるからこそ日本の年中行事は大切にして伝えていかなければならないということで、晩ご飯のメニューにはかぼちゃの煮物を。それから、もらったゆずがあったので、お風呂はゆず湯にしてみました。写真は、お風呂に入れる前に熱湯にくぐらせてるところです。お風呂の写真は…、諸事情により無理です(笑)

体を洗いながらゆずのいい香りにつつまれて、とってもいい気分。子供たちも珍しいものに大はしゃぎで楽しそう、と、ここまでは良かったのです。

やがて、お湯につかっている間に浮かんでいるゆずを、ボッチャンボッチャン湯船の中に投げ入れたりして、気付けば実はふにゃふにゃになっていました。いじくりまわしてもんでしまって、皮はやぶれて果汁がもれ出し、ゆずはだんだんと無残な姿に。これで使って捨てるわけだし、しょうがないか〜とつぶやいてたところで…。

子供らは、出るまぎわになって「体がかゆい〜」と言いだしたのです。慌ててシャワーでお湯をよ〜くかけてお風呂から出てもらったのですが。なんだか私も太もものあたりがチクチク、ピリピリします。

あぁ〜、きっと多分、果汁なんかをお湯に出しすぎたからなのかな〜と予想して、「ゆず湯+ぴりぴり」などでネットで検索してみたら、出てくる出てくる!! リモネンとか何とかいろんな、柑橘系によくある(そうな)成分が原因として書いてありました。どれが主要な物質かざっと見ただけではわかりませんでしたが(今後の課題か?)、でも、ゆず湯はゆずを浮かべて香りを楽しむ程度で、お湯の中で種が見えるくらいしぼって遊んではいけなさそうです。

いい気分で冬至の夜を迎えられそうと思ったら、とんだ騒ぎになってしまいました。

そう。ネットのニュースでゆず湯をプレゼントされた動物園の猿達の様子を見ましたが。ゆずを食べちゃうくらいゆずで遊んじゃう猿は、お湯に入ってピリピリを感じたりしないのでしょうか? 毛で守られてるから平気!?