ディアルガvsパルキアvsダークライ

ダイヤモンド&パールのソフトをとうとう買えてないので(やっぱりゲームなんてやってる余裕はなく、ポケモンレンジャーも途中で止まったまま、ファイアーレッドもジムバッジ2個でやりかけ…)、この映画の前売り券は買ってなかったのですが、子供らも期待してるし私も見てみたいしで、やっぱり映画に行ってきました。

以下、簡単に感想などです。

  • ダークライの声が石坂浩二さんで、セリフは少なかったんだけど存在感があって、めちゃくちゃかっこ良かったです。ダークライの、謎につつまれたその存在、みなに嫌われているという恐いところ、でも、本当はこの場とみなを守りたいと必死で戦うところ、それでいて、一体どのくらい長く生きているのかわからない年齢不詳(&不死身?)なところ…。あの見た目以上のものをたくさん感じることができた気がします。そういえばこれまで、劇場版に登場する幻のポケモンのうち、大型でちょっと恐い感じで、なおかつ人ともしゃべれるポケモンの声を大御所の役者さんがあてたことがありました。ミューツーの市村正親さん、エンテイ竹中直人さん。どちらもものすごく印象に残ってます。
  • 声優の話題続きで…、エンドロールにて、三宅健太さんがゴーディの声を当てていたことに気付きました。私としたことが…。ボウケンジャーのガイ役だった方です。とっても大事なシーンだったのに気付かなかったなんて。でも、悪役じゃなくって落ち着いたおじいさん役だったからわからなかったのかもしれません。来年テレビでやったらしっかり確認しておかないと! そういえば、2週くらい前に2代目サカキさま役の声もやっと聞くことができました。こっちはすぐにわかったんですけどね。
  • とにかく街並みがきれいでした。だから、そこに暮らしている人々もとても楽しそうに見えました。スペインを取材されたっていうのは、ガウディじゃなくってゴーディによる時空の塔が出てきたところですぐわかるのですが。外国風だから美しく見えるとかそういうんじゃなくって、車とか、電柱とか、この日常には欠かせないんだけど、その、ごちゃごちゃした人工物が一切排除してあるからなんでしょう。私達の日常にそれを求めるのは不可能かもしれませんが、車が走りまわって便利な生活と、こんな風景との調和は無理なのかもしれない、映像によるフィクションの世界でないと見れないのかな、と思うと少し残念な気もします。
  • 今回のサトシは超人的な力は見せなかったものの、やっぱりおいしいところで大活躍でした。ポケモン映画10周年ならばサトシの冒険も10年。そして、ピカチュウだって見た目はチビで変わらないけど、新しいポケモン達の兄さん的役割を果たしてきてるんだなぁ。
  • 子供たちに感想を尋ねたら、「なんじゃこりゃ〜〜〜!!!!!」が一番おもしろかったとか。そうだよねぇ。山寺宏一さんも10作目ですが、サトシを助けるかっこいい役から、悪役、そして、今回のまぬけ役まで、「別人」でありながら「またやまちゃんだ(安心)」って思ってもらえる、それを演じ分けてるのはすごいです。
  • パンフレット買ってきました。まだ工作ページはやってませんが。中央の4ページ分のマップに感動しております。日本の各地方がモデルになってるポケモンの世界。それが一望できます。本物の日本地図(地理)と比較しつつ、アニメでサトシ達が旅した場所としても見れるし、これまでの映画の舞台となったところも実はこのマップの一部であるってわかるし、そして、自分がゲーム中で旅したその思い出もよみがえってきます。