年賀状書いて、一年をふりかえる

毎年恒例のことですが、今ごろ年賀状を書いてます。

書き終えて…、ふと、なんだか文字を書くのがしんどくなってきてると感じてしまいました。以前は手紙を書くのが大好きでした。「文通が趣味」と公言し便せんを引出しいっぱい持っていて、手紙を山ほど書いてたし(その数だけもらってたし)、100枚もの年賀状の宛名書きだって、とても楽しみでした。ステキな名前、知らない土地の名前、そして、めったに書いたことのない漢字・・・。相手の顔を思い浮かべて(顔も知らない人もいたけど)文面を考えるだけでなく、そんな文字を書いてるだけでもちょっとした幸せ感じていました。

それが、技術の発達と社会の流れか、私も、今やパソコンをにらんでばっかり。書きたいこと、伝えたいこと、その都度打ち込んだりメールしたり、そしてこうして圧倒的に推敲しやすくなってますが、そういえば、あんなに好きだった文字を手で書くことからかなり遠ざかっています。今でも十分言いたいことは相手に伝わり、自分も満足感が得られているし、手書きよりももっと早いスピードでたくさんの文章を出すことができているかもしれません。けれどもその分、どこかの頭の一部、使わなくなってさびついてきているかもしれません。書きたいことに手が追いつかないのにイライラしてみたり(そして文字が余計に汚くなってなんとなく嫌な気分に…)、簡単なことが思い出せないくせに、辞書で調べるのがめんどうに思えたり。

手書きの貴重な機会を残してくれる年賀状、本当はこんなぎりぎりに慌ててやらず、もっと時間をかけて書きたかったなぁ〜。…と、毎年思うのでした(進歩なし、え〜ん)。

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ところで、そんなお久しぶりな方々にこそ、年賀状は「昨年は○○なことがありました」という大事なご報告になります。そこに書いた主なことは、

  1. 上の子が幼稚園に入園した
  2. 科学コミュニケーションの勉強を始めた (CoSTEP)
  3. ボウケンシルバー高丘映士にはまった

でした。相手によってこの中の1つを選んで、って感じでしたね。

この日記を見ても、左のカテゴリ欄の下の方、新しく加わったものに、「手芸」(幼稚園グッズを作る必要が出たから)、「CoSTEP」、「ボウケンジャー」、「出合正幸」があるあたり、今年に加わった「書きたいネタ」を象徴してるような気がします。

これらについて改めて書きませんが、今年はこれらの自分に多大な影響を与えるものと出合った転機の年だった気がします。一方でこういうことになったのは、子供が大きくなったから、自分の心に少し余裕が出てきたからなのかもしれません。

来年は、この新たな出合いを大事に育ててゆく、そんな年にしたいです。

なんかブログ収めっぽくなりましたね。