ハネスうさぎのクリスマス

もっといろいろ読めると思って図書館では借りてくるんですが〜、なんだかなかなか時間が作れないこの頃です。時間の使い方が下手なのかもしれない…。

ねこのちゅうしゃ (おはなしメルヘン)
ねこざかなシリーズなどで有名な渡辺有一さんの絵の本。すっかり、こういうふうに描かれたねこ達に愛着が出てきました。そんなねこ家族が、予防注射を前にしておびえまくります。子供ねこたちだけでなく、大人ねこまでもが、恐い夢を見ておたおたするところがすごいですよ。結局は逃げられないんですけどね。上の子が大の注射嫌い。先月、インフルエンザの予防接種を済ませたばかりなので、「その気持ち、わかる、わかる」って気分で聞いてたのかもしれません。

チリとチリリ
とにかくひたすらカワイイ「どいかや」さんの絵本。チリとチリリが自転車に乗って森の中へとお出かけします。も〜、小物もかわいい! 森の木々もかわいい!! 動物達もかわいい!!! 独創的で一見変テコな人間や動物達を描く絵本もありますが、こう、ひたすらに「かわいらしさ」を追及してるところがまた、この絵本の一番のポイントなんじゃないかと思わされます。最後のホテルでの演奏会シーンなんかもいいですねぇ〜。ちょうど「のだめ」を子供らと見てるだけに、「これは千秋せんぱい(指揮)で、こっちはのだめちゃん!(ピアノ)」とか言ってくれました。

もっちゃうもっちゃうもうもっちゃう
前に「よりみちエレベーター」を借りてきた時に「気になる」と書き残した(id:camelopardalis:20061012)、あの本がありました。ひでくん、デパートにて「おしっこがもれちゃう」とトイレを探しますが、いろいろ障害があってなかなかたどりつけません! やっと見つけたと思っても、キリンのトイレだったり、お化けのトイレだったり。中でも、一番上の子にうけたのは、迷路のトイレでしたが! …、と思ったら、夢オチ!? でも、それだけでは終わらないところがこの絵本のおもしろさでしょう。見開きの「あ〜 すっきり」の顔は、いいですねぇ〜。けど、子供達には、この最後の隠されたオチが何かは、説明しないとわからない様子でした。まだ小さいからそこまで推測するのは無理かな?ってことで。

ハネスうさぎのクリスマス (世界の絵本)
この絵もかわいいです、私好み。ハネスうさぎは郵便配達が仕事。クリスマスを目前にして配達すべき物が山積みです。困ったところを、森の動物達が、ある時はかご、ある時は荷車、そして、雪の日にはソリを作ってくれるのです。クリスマスにお決まりのサンタクロースやトナカイは出てきませんが、クリスマスってこうやって、カードや手紙やプレゼントを贈り合う、それが楽しいんだというのを、動物達にあったか〜く見せてもらった気がします。(まぁ、日本はそれが、クリスマスカードでなくって年賀状なのかもしれませんが)