かぞえてみましょう

チップとチョコのおでかけチップとチョコのおるすばん
最近、そんな感じで(?)絵本を読む時間もあまり取れず、興味持ってくれないなぁ〜、なんて困ったりしてましたが、そんな時、我が家はやっぱり、どいかやさんに登場していただきましょう。大当たりでした。かわいいくて、安心して見てられるんだけど、ちょっと気になるストーリー。まだまだそういうのがいいみたいです。小さいんだなぁ〜。

どっちの本も、妹のチョコが兄に迷惑かけて、というふうに物語が展開するわけですが、上の子は兄のチップと共感したかもしれません。

「おでかけ」は1996年の作品、その後たくさん絵本を出されて、続編の「おつかい」に続いて2002年の「おるすばん」のようですが、その間に、どいかやワールドがしっかり確立した感じがします。おとなしめで色も少ない「おでかけ」に対して、「おるすばん」での「まちのなしえん(梨園)」の描写は、細かくてかわいい〜。上の子も、このシーンが好きみたいです。

ごめんね ごん (木村裕一 しかけ絵本)
しかけ絵本ということで借りてみたのですが、あんまりしかけのおもしろさがよくわからない、ページに穴があいてるだけのタイプでした。子供自身がちょこっとめくれるものだったり、飛び出したりするんじゃないとおもしろさ半減なのかもしれません。もちろん、そういう本だとお値段がっ!ということもあるのは承知の上です。難しいですね。

ストーリーも、ごん(子犬)を捨てた話なので、読んでるこっちも悲しくなって…。ハッピーエンドであっても、ごんにこんな悲しい思いをさせたなんて、という気分で読んでしまって。

ねえ どっちがすき? (幼児絵本シリーズ)
2〜4歳向け、基本的に見開きで1つの事柄が完結する簡単な本、小さい子向けのわかりやすい絵本(と教えてもらった)ということで、借りてまいりました。ハンバーグとウィンナーは、上の子も悩みながらも「どっちも好き」と言ってましたよ。降矢奈々さんの絵、なんだか気になります。テレビ絵本で「ともだちくるかな」などをやってたからかな? 女性だと思うのですが、恐そうな狼をはじめ、大胆な絵が目を引きます。

かぞえてみましょう (かえるえんみどりぐみ (5 かずのえほん))
上の子も、ひらがなを少しは書くようになったり、数字を覚えたりしてきてるので、こんなのを借りてきました。ら、これがもう本当に大当たりぃ〜〜!!! 運動会は未経験なのですが、それでも、数字を読む、数を数える、長さ比べする…。ひたすらどのページでも「いち、に、さん、し、ご…」と数えておりました。ちなみに、読み終わって私、カレーが食べたくなったのは言うまでもありません。

いっすんぼうし (日本傑作絵本シリーズ)
先日のボウケンジャーで「Task21. 打出の小槌」のお話があったので(あの、真墨と映士がケンカする回)、子供に何がもとのお話なのか、そして、私も確認するために、借りてきました(不純な動機…)。読み終えての上の子の感想は、ふ〜ん、程度。昔話だからこうなのかなぁ? ボウケンジャーで小槌を見たことは、もう忘れていたかもしれません。

かわいい(今どきの?)絵もいいけど、こういう、昔話にふさわしい日本画の絵もいいなぁ、と思いながら眺めてしまいます。

ところで、この本、表紙をめくると、そこにはな〜んと、錫杖の絵が!? 「これって、ボウケンシルバーが持ってたやつだよねぇ〜」と、上の子が言ってくれるではありませんか。すかさず、「シルバーじゃなくて、変身前の高丘映士!!」とつっこみますが。この絵、先端にリングが4つひっかかっていて、確かにちょっと似てるんです。けれども〜、これは、本文中では鬼が持ってる金棒なんです。下へ行くに従って太くなり、とげとげもついています。あぁ、なんだかがっかり。(苦笑)

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そんなわけで、すっかりミーハーやってる私の、出合正幸さんインタビュー雑誌探しに付き合うということで、午前中にみんなで本屋まで行ってみました。幼児雑誌や特撮コーナーをひととおりめぐった後、絵本コーナーの前で、ふと、上の子が、「これ読んで」と、「そらまめくんとめだかのこ (こどものとも傑作集)」を出してきたのです。そうかぁ〜、やっぱりこういうかわいい本、で、こんなストーリーが好きなのでした。きっと立ち見して、内容をもっとよく知りたくなったんでしょうね。そんなことがあるんなんて、ちょっと驚いたのでした。