絵本をどう与えれば…

今回も、いつもどおり借りてきたわりには、あんまり読めなかった2週間でした。上の子が幼稚園へ行ったり、帰ってきたら友達の家へ行っちゃったり(下もいるので私もつきあうことに)、夕飯食べてすぐに寝ちゃったり、なんていうのが関係してると思うのですが、私があれこれ忙しくしてる責任も感じております…。

それに加えて、先日、絵本のお話を聞いた時に、絵本の会社の方が、「いろいろな種類の絵本を読んであげるより、子どもは、同じ絵本を繰り返し読んでもらった方が嬉しい」とおっしゃってたのがひっかかっています。新しいのを借りてくると、上の子は、新しいおもちゃが来た時のように、「何、何?」って感じで次々に手に取るのですが、「絵本読もう」って言わないとそれっきりのことも。

やっぱり、毎週いろいろ借りてくるより、そこで本当に気に入ったものは、購入してあげるべき、なのかもしれません…。

一方で、実は、幼稚園から毎月、月刊の絵本を持ち帰ってきたり(うちはワンダーえほん)、毎月送られてくる学研の本もあったりして、実は、家に読んであげてないお話(絵本)は増えているのです。絵本の与え方で悩む、この頃です。

まぁ、悩んでないでとにかく「一緒に読め!」って感じですが。

ピッキーとポッキー (幼児絵本シリーズ)
なんだかよくわからないけど、この本が一番登場いたしました。あんまりうさぎらしくないうさぎ、もぐららしくないもぐらが主人公なんですが、私から見るとほとんどかわいくないので、思わず引いてしまいます。けど、子供たちはそんなのどうでもよくて、楽しくお出かけし、寄り道し、目的地でお弁当を食べる、ただそれだけがおもしろかったみたいです。最初に村の地図があるのは、確かに興味をひきますね。

下の子は、この絵本のタイトル文字が、どうしても、「ピタゴラスイッチ」に見えるみたいで、「『ピタゴラスイッチ』読んで〜」と…。最初が「ピ」なのと、カタカナの列が、太ゴシックふちどりになってるから、でしょうけど、気持ちわかります。

いぬとにわとり
石井桃子さく、堀内誠一えの絵本です。ちょとと古いものなのかも。前にうちで大ブームだったぐるんぱのようちえんの堀内さんの絵ですが、色鉛筆画になって少し違う感じがします。

100ぴきのあり おなかぺこぺこ
版画の絵本! と思ったら、違いました。ガッシュで描いたとは、普通の絵の具とはどう違うのでしょう? けど、それによって描かれたアリ達の姿も、食べ物を持ち運ぶ動物達の様子もとってもかわいくておもしろいのです。が、うちの子には、「100匹が1列」と「50匹づつ2列」、「25匹で4列に」…、というの隊列の変化(算数?)がわからないので、本文を読んでもそのあたりは「何言ってんの?」って感じでした。最後に何も食べられないのも、アリ達から見ればかわいそうです。

以下、ほとんど私だけ見た絵本です。みんなけっこうおもしろいのに〜。

きんぎょのかいすいよく
夏にふさわしい、有名どころな1冊でしたが、レトロな絵とよくわかんないオチに、ひきぎみ。私がそういう印象だから、子どももあんまり食いついてくれないの、か
なぁ?

いろいろあってね
その色の物がたくさん描かれている、それだけなのですが、とっても楽しそうだったのにぃ。是非またチャレンジを。

しろいゴリラとくろいゴリラ
これも、ゴリラの絵がかわいいんですが、下の子に、「ゴリタ、おつきさま見てるねぇ」と言われたくらいで終わってしまいました。あぁ。

なつペンギン
人の住む暑い街に、たった一羽だけいるペンギン。かわいいし、村上さんの絵がおもしろいんだけど、作者あとがきの解説なんかを見てしまうと、かわいそうな印象でしめくくられてしまって終わってしまった感じです。