しかけ絵本は魅力的

ワニくん放送中に借りてきてたので、ワニくんが2冊。
ワニくんのイス (ワニくんシリーズ)
ワニくんのひるねの木
この2冊で、ワニくんのスローライフっぷりが堪能できます。うちの子供たちも、借りてきてすぐにテレビ放映だったので喜んでたのですが…。あまりにテレビで何度も見すぎて、放送が終わったらそれっきり。移り気な子供ですから仕方ないのですけど、早いものです。

それより驚いたのは、あの宇宙人が「ワニくんのイス」で既出だったこと。ん…、でも〜、プレアデス星団からやってきたらしい、というのに、「ふしぎなよる」では、銀河を越えてワープしてきた(らしい)と絵で説明してます。プレアデス星団は系内天体(しかも、それなりに近い)のに〜。いえ、3次元を越えた世界に通じている彼らにとって、そんなスケール感覚は古いのかもしれません。

せんろはつづく
以前、いつもの図書館へ本を借りに行ったら、偶然やっていた絵本の読み聞かせ会で、読んでもらった本なのです。素朴な絵とお話に、なんとなく「だいぶ以前の出版かな?」と思ってたら、けっこう新しい本なのですね。もちろん、作家さんは昔から活躍されている方のようで。

子供だけでどうして線路が作れるんかい! というつっこみは横に置いて…。そう、これは、おもちゃのレールを組んで線路をつなげたり、坂道にしたり、町並みを作ったり、そういうお家でやる遊びと同じなんだ、と思わされたのでした。子供たちも喜んで聞いてくれて。上の子はちゃ〜んと、読み聞か会のことも覚えてました。うちの子はあまり、同じ本を続けて「もう1回読んで」とは言わないのですが、これは珍しくリクエストされました。

よくばりぎつねのじろろっぷ (日本傑作絵本シリーズ)
あの、「ヒッポヒッポルー&ヤンダヤンダ」シリーズを書かれた、おのりえんさんの本。同じ人なだけに、とっぴなお話も、なんとなくふしつけて読める文体も同じ感じがします。変だけど、なんだかおもしろい。じろろっぷはヤな子ですが、それをキライに思わせないのが、やっぱり、絵のかわいらしさ、なのかもしれません。

くまさんはねむっています
折角の大きな、冬らしい、動物さんもたくさん出てくる絵本なのに〜、あまり出番がありませんでした。寒そうなのとともに、くまさんがこしょうで大きなくしゃみをしたり、そうかと思うとめそめそ泣くのが、どうやら上の子は気に入らなかったようです。うむむ。

もう おふろに はいる じかん?
出番が多かったのは、こっちの方。犬の親子が出てきて、お風呂に入ってから眠るまでの行動の羅列、と言ってしまえばそれまでなのですが、同じ調子で読めるのが、おもしろかったのかもしれません。「なんでおやすみ前にチュッってするの?」「どうしてひつじの夢を見るの?」とか、いろいろ質問されましたが…。おかげで、ぐずぐずして寝る支度がなかなかできない上の子に、「もう○○するじかん?」と言って時計を指せば、行動してくれたりするようにはなりましたが。

ヒッポちゃんの ママ、どこにいるの
Mommy, Where Are You?

(リブロの絵本)
そして、うちの子供たち、もう奪い合うようにして一番読んだのが、こちらです。表紙もリンクもないのですが…。これ、仕掛け絵本なんです。「ママ、どこにいるの?」「ここよ」という、めくるだけですけど。そして、英語つき。英語の絵本なんてほとんど借りたこともないのですが、「こっち(英語)は、何て書いてあるの?」と言って毎度毎度読まされて…。やっぱり仕掛け絵本は魅力的なんですね。同シリーズで「パパ、あそんでくれる?」という絵本もあるそうなので、あったら是非とも借りてこなくてはいけません。