ワニくん、な一週間

絵本百選で紹介しましたワニくんシリーズ、とりあえず前半5冊分を、NHKのテレビ絵本で見ました。うちの子供たちったらはまりまくり。ビデオに録画しておいたら、何度も要求されて繰り返し見てます。怖〜いはずの「ながいよる」まで。下の子も、「ワニくん、だいすき」とつたない日本語でしゃべってるし。

最初は、山口良一さんの声が低すぎて、小学4年生のはずのワニくんにしては、おっさんぽいと思えてたのですが…、別にアニメに声をあててるわけではなく、これは読み聞かせなんだし、気になったのもほんのわずかな時間だけでした。

テレビでは、絵の一部が動いたり、音楽で場面を表現してるのも、改めて見ると新鮮です。普通の家での読み聞かせでは、こうはできませんから。そして、ワニくん、やっぱりとってもいい子じゃないですか! 

ところで、その、みやざきひろかずさんがマスコットキャラクターを描かれた「かわべ天文公園」ですが、旧知の研究員さんにメールしまして、いろいろ裏ネタ(?)をお聞きしてしまいました(お忙しいところ、ありがとうございました!)。

まず、訂正しなければならないのは、もう「川辺町」はなくなっていて、合併されて所在地の住所が「日高川町」になってるそうです。どこもかしこも…。

id:camelopardalis:20051130で紹介して、id:camelopardalis:20060219に写真を載せましたキャラクターは、「当初、『天空人』という名称で呼んでおりましたが、1998年に愛称の募集を行いまして、『ホッピー』という名前になりました」ということで、名前に関しては一件落着。あぁ、しかし、私の持ってるパンフレットがいかに古いか、ですよね…。

そして、やはりというべきか、マスコットを描かれたみやざき先生には、天文公園で行われていた絵画コンクールで毎回審査をしていただいていたそうです。けれども、それも2年前まででコンクールが終了。「コンクールがなくなってしまったため、残念ながらみやざき先生との交流も年賀状などの季節のご挨拶のみとなってしまった」そうです。

公開天文台で絵画コンクール、しかも、プロの絵本作家さんと交流だなんて〜〜♪ ん? そういえば、佐用町も星の絵本大賞とかやってた、なぁ(今、思い出した)。絵本に興味がなかったのであんまり眼中になかったですけど、こうして、絵本を通して、絵本が好きなたくさんの方の世界ものぞくことで、こういうイベントが注目されたり支持される理由も意義も、今ならよくわかります。もったいないことをしました…。

そういうわけで、ワニくん、来週の放送もすっごく楽しみです!

そして、和歌山県といえば、3月末に和歌山大学天文学会の年会がありますが、行けばかわべのみなさんにもお会いできます、でしょうか? まだどうするか決めてないけど…。