ないもの自慢

そもそもの始まりですが…、結婚して社宅に引っ越してきて、すぐに子供もできて。そんな家族生活のスタートでしたので、我が家には最初の頃は、本当に物があふれていました。お互い、一人暮らしが長く、趣味もあってそれぞれで集めてたものもかなりありました。特に私、10年以上だったものですから…。その間、引っ越しの都度、一人暮らしの部屋は少しづつ広くなり、持ち歩く物も膨大に増えていったのです。

しかし、結婚してやってきたこの社宅は、その直前に私が一人でいたところよりもちょっと広い程度。床には、自分の持ち物の本やビデオ、その他いろんな物だけでなく、職場から引き上げてきた論文やら書類関係も山積み。ビニールひもでたばねてあったそれらを眺めながらも、だんだんお腹もでっかくなってゆき………。「これでは赤ちゃんと暮らしてゆけない!」と、捨てモードに入らざるをえなくなったのでした。その頃、「狭い家でも〜〜」とかいうインテリア雑誌を買ってきては、眺めて参考にならないか考えたりして、そういう「お部作り」に少しづつ興味を持ちはじめました。

ただ、この時、幸いだったのは、結婚した時に余計な家具を持たせられなかったこと。いわゆる、婚礼家具一式はなし。タンスも何ひとつありません。そのかわりに二人で暮らしはじめてから自分で悩んで選んで買ったのが、本棚(A4サイズ用)、つっぱりできる薄型スチールラック(これも本やマンガやビデオ用)、扉の全面が鏡になっている棚(ビデオ、CD用)の3点のみ。本当に大活躍しております。

そのかわり、現在の我が家にないもの(自慢)は、

  • タンス (衣類もタオルも押入れの衣裳ケースの中なので、すっきり。ただ、出すときに「押入れを開ける」→「衣裳ケースを引きだす」の2ステップ必要なのでめんどうな時も)
  • 食器棚 (普段使いは、作りつけのシンク上の棚に入るだけです、来客用? そんなのありませ〜ん)
  • 靴箱 (子連れで出かけてばかりなので、転ばぬようにスニーカーしかはいてません。家族とも1足づつ出てればまずは十分なので、残りはみんな、玄関上のつっぱり棚へ)

というところでしょうか? 今のところに住む限りは、維持したいものです。

そういえば、最初は私もデスクトップ型パソコンを使ってましたが、ノートパソコンに切り替えたので、ラックは必要な人にあげちゃいました。