今年、意外にはまったもの その2

cam.hatenablog.com

前回の続きです(といってもその2までしかない)。

日本史、幕末

今年、大河ドラマ西郷どん」を見てました。内容に引き込まれるかどうかという点では、「真田丸」や「直虎」なんかよりは全然はまらなかったのですが。

その中で、ほんの少しの出演だった、劇団ひとりさんが演じたジョン万次郎を見た後、togetterでの感想まとめで紹介されてた本が気になって読んだのが、最初のきっかけかもしれません。そう、今年の目標に(夜のパソコンをやめて)読書するのがあって。

椿と花水木―万次郎の生涯〈上〉 (幻冬舎文庫)
椿と花水木―万次郎の生涯〈下〉 (幻冬舎文庫)

ページ数は分厚いしあの時代の言い回し(時に引用)が出てくることも多くて難しかったのですが、それでも、鳥島など海での描写、アメリカでの生活、優しい方に囲まれて熱心に勉強しやがて日本に帰国という波乱万丈の人生に、読む手がなかなか止まらなかったのが、2、3月の頃だったと思います。

その関連で次は西郷に、というふうにはならなかったのですが、なんとなく幕末関連の本とかが気になるようになりました。


ところで。

neco-neco.jp

大河ドラマ真田丸」の関連宣伝で見つけたNHKEテレでやっている「ねこねこ日本史」。
ねこがかわいい! 笑える!! わかりやすい!!!
今年はまったものではないのですが、絶賛継続中です。
それ以来欠かさず録画して、そにし先生のコミックスも全巻買ってます。
グッズも欲しいですが、なかなか売ってる場所まで行けません。会津鶴ヶ城でクリアファイルは買いました。

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そこで、高杉晋作の回がありました。前編はコミックスにあったとおりでしたが、原作になかった後編もアニメオリジナルで作られ、放送されました。例の、デーモン閣下に似た晋作が出てきて騒動になった回でもあります。

あの演出は「?」と思わなくもなかったのですが、それ以外の展開や描写がおもしろくて、「功山寺挙兵」や「第二次長州征伐」、脱藩を繰り返して無念のうちに病死してしまう高杉晋作は、ねこアニメではあんな感じだったけど、実際はどんなふうだったのだろうかと気になるようになりました。
騒動があったので多分、アニメの再放送もDVDに収録もないでしょう。幻の回になりそうで惜しいのですが。

それ以来、図書館本で高杉晋作の本を借りてみたり、他の幕末の関連人物なんかの本も読むようになりました。小説も、解説本も。時に児童向けの本であっても。今までよく知らなかった時代だけに、「そうなんだ!」と新たに知ることもたくさんありました。

ちなみに、多くのひとは高杉晋作の声は声優の子安武人さんで再生されるらしいですが(銀魂)、私の中では佐々木義人さんで決まりです。

なにかと血生臭い時代でもあり、無念の思いもあふれるつらい描写もたくさんありますが、社会のしくみをがらっと変えなければならない時にどんなことがあったのか、それぞれの人がどんな思いだったのか、はまる人がたくさんいるのがわかる、興味深い時代だなと思います、幕末。まだまだ語れるほど自分自身に知識はないですが。

多分、来年もちょこちょこ関連本を読むことになるんじゃないかとは思います。あと、やっぱり見てみたくなるのは三谷幸喜さんの「新選組!」。近所のレンタル店に置いてなくて困ってます。

右の「読書メーター」に、こっそりと読んだ本を記録してあります。自慢できるほどそんなに多くはないですが。
おすすめも知りたいところです。