水戸市が新たな憩い&観光スポットとして押している七ツ洞公園に、初めて行ってきました。映画「テルマエロマエ」のロケ地としても知られているところです。
七ツ洞公園に初めて行った。バラ目当ての来園者が平日でもそれなりに。花園の中はバラの香りが満ちてる。 pic.twitter.com/pzf27KhtQW
— おばやしあやの (@cam_ob1) 2017年6月6日
敷地に入るとこんな感じの建造物が目に入ります。公園の周辺は田んぼばかりの風景なのですが、公園の中に一歩入ると、日本らしくない絵になります。
ロケ地としても有名なここ。あの下に井戸があります。新緑がきれい。
那珂川からの農業用水ということで敷地に川が流れているのですが、途中途中をせきとめてダムにしているそうです。写真のところは、自然に近い感じに石を並べて作ってあるダム。カエルがいました。左に見える草の中では、オオヨシキリがうるさいくらいに鳴いてるんですけど、なかなか姿は見えなくて残念。
公園の名前の由来はこの水際のところに7つの穴があったからだそうです。古墳時代の「権現山横穴式古墳群遺跡」。でも、今は5つしかないそうですし、水があってよく見えません。
水辺の周辺の道はこんな感じで、ちょっとした山歩きをしてるようにも感じます。
そして、水辺と隣接したところにある秘密の花園は、バラ満開でした。バラの香りもかなり広がってます。
この日は平日だったのですが、写真を撮ってる人など、お客さんがかなり来てました。
で、「じゃ、私も」と思って花を撮ろうとすると、いるわけですよ、虫が。いや本当に忙しそうで、楽しそうで(ハナムグリ)。
クマバチ。丸くてかわいい。
そして、時にこんな凶悪そうなのもいるわけですが、スズメバチだって花しか眼中にありません。さすがにやや遠くからズームで撮ってるのでピントや露出いまいちですが、動かない花よりも、なんだかこういう生き物を撮ろうとしてしまいます。が、できあがった写真を見ればやっぱりコワイ感じがします。
他の種類の花もたくさんありましたが、アジサイはまだちょっと早かったって感じで、咲いてるのはほんの少し。今頃は、バラと入れ替わってるかもしれません。今月末は園芸王子でボウケンブルーの三上さんも来るのですよね。
そんな七ツ洞公園のある水戸市の国田地区ですが、上に書いたように公園から出れば見事な田園地帯でした。田んぼにはサギがこんなにたくさん。
アイガモも、車もめったに通らない農道を、の〜んびり渡ります。
話には聞いてましたが、この地区、住宅がわりとある道路を路線バスが朝と夕方にしか通りません。ここは幼稚園前(元小学校の建物?)のバス停。近くには9年制の小中学校もあるところです。だからこその、1000円タクシーなのでしょうが、みなさん使ってくださってるでしょうか。
七ツ洞公園は、森の中、水辺、異国風の建造物、色とりどりの花々。そういったのを楽しむのにとってもステキな公園でした。できれば、イベントの時の臨時バスではなくて、普段から公共交通でも行けるようになればと思うのです。