卒業対策委員会のDVDの話

2度目の卒業対策委員長仕事が終わりました(まだ引き継ぎが残ってるんですが)。

時節柄、新しく委員になった方が検索していらっしゃるのか、卒業対策委員関連のブログ記事が今のここのアクセス上位のようです。

cam.hatenablog.com

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うちの子が通う学校でやってきたことは、基本的にこれまで書いてきた記事のとおりなのでそちらを見ていただければと思うのですが。私自身が(実は)力を入れてきた記念DVD作りについて、ちょっとだけ書いておこうかなと思います。

検索してみると、いわゆる卒業アルバム(写真集や文集)の他に、 卒業記念のDVDを作っているところ、やっぱりありますね。卒業式そのものの撮影がメインになるでしょうが。作り方や内容については、卒業学年になってから業者に適宜入ってもらって撮影して編集の「今からスタートで全部お任せタイプ」から、それこそ、動画素材集めも編集も、子どもの枚数分コピーなども全部(得意な)保護者の手でやっている「完全手作り」なところまで。さすがにうちのところはそこまでできないので(私もできない)、この中間タイプでした。

素材に関しては、式とは別に、3学期に1日だけ動画撮影に入ってもらいました(活動や給食、レクの時間の動画など)。あとは、子どもたちの過去写真を集めて選んでのスライドショーです。

動画撮影に関しては、給食を食べてる風景だけ撮ってもせいぜいカメラの前でピースくらいしかしてくれないので、スケッチブックをカンペにして「食レポして!」などなど書いて持ってまわって、なるべくしゃべってもらえるように工夫しました。また、昨今は「将来はユーチューバーになりたい!」と言う子や、言わなくても夢中になってネットの動画を見まくってる子はたくさんいるので、ここはどうせ同級生しか買わないDVDなのだから、「安心して、自分がユーチューバーになったつもりで好きにしゃべって!」ってお願いしてそれぞれやってもらいました。実際は真面目に話す子も多かったのですが、ネタの選定から始めて、いかに、カメラの前で短時間で話すのが難しいかわかってもらえただろうし、将来の良い練習になったのではないかと、そう思ってます。

写真選びもけっこう楽しかったですね。そりゃもう下手すると何千枚も写真があるのでめちゃくちゃ大変なのは当然ですけど。一方である学年は使える写真がなかったり(あったとしても、何かのために先生によって加工、サイズ縮小してあってテレビに写すには足りないなど)して、手持ちなどからかき集めたりしました。結果、編集という過程を経て厳選されて、何の時なのか状況がわかるもの、良い表情のもの、変顔オモシロ写真等々、思い出になるものができたのではないかと、そう思ってます。

よく、卒業アルバムなどに関しても「全員の子が平等に写っているように全部数えた」なんて話を聞きますが、それはしませんでした。懇談会などで話して了承を得てましたし。このあたりのことは、多くの保護者が、自分ちの子だけでなく自分の子の友だちもかわいい(成長が楽しみ)、と思ってくれているからではないのかなと、そんなふうに思います。少なくとも私はそうです。

最終的な編集作業は、撮影してくださって業者の方にお任せしました。途中の、編集後が間違ってないかの確認作業も大変ちゃ大変なのですが、ここを間違うと(名前とか)とりかえしがつかないので、この部分は自分の責任で慎重にやります。

多分、他にここまでする人はいないので(結局ほとんど私がやった)、この作業も今後は引き継がれない(簡素化される)のではないかと思いますが、どうでしょうね。卒業対策委員会と一口に言っても、学校によって違うだけでなく、その年に役員をするチームの考えや、メンバー個人個人の考えや価値観にもよるのだと思います。違っていいと思います。

期待されちゃって「進学した先の学校を卒業する時に、また何かやってよ」と言われることがあるのですが、多分もうしません。だって短いじゃないですか。

役員になったみなさん、ご無理のないように。やりたくない活動はやめて、やりたいことだけやりましょう(余った予算は返してOK)。


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DVDじゃなくって、同じ円でもハロの写真。4/12撮影です。こんな感じで空を撮ることも増えました。