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茨城県のサイエンスカフェ(2012まで)

サイエンスカフェの活動ですが、ここ数年休んでましたが。昨年に声をかけてくださった方がいらっしゃって、今年度から新しくサイエンスカフェをやることになりました。今、その準備中です。

具体的な内容については、サイエンスカフェ水戸のブログを見ていただければと思います。開催決定です。

 

ところで。

随分前のサイエンスアゴラでの話になりますが、2012年のこちらの記事内で、

 

cam.hatenablog.com

 

ちなみに、この時に比較として出しました「茨城県の過去7年間の329件のサイエンスカフェの価格調査」について。気になる方はご連絡ください。

サイエンスアゴラ2012 - camelopardalis きりん座

 

と書いた、茨城県サイエンスカフェの調査結果について(たいして深くやってませんが)、ここでポスター発表しただけで終わらせるのはもったいないから、ブログで紹介せねば、と、ずっと考えておりました。というより、何か調べたのを発表する機会って、もはやここくらいしかないのですよね。 

 

 

きっかけは、さらにさかのぼること2年。

 

cam.hatenablog.com

 

もともと、日本で開かれているサイエンスカフェの問題点について、仲間の何人かと考えて活動などしてきました。アゴラで「考える会」をしたりメタサイエンスカフェなるラジオに出たのもそうです。

その流れで、2010年のサイエンスアゴラにて、来場者の方に

サイエンスカフェ参加費、いくらがいい?」

と聞いてシールを貼ってもらったことがありました。ブログ記事の茶色の棒グラフはその結果です。このアンケートでは、一番多いところが500円、次に多いのは無料です。そんな参加費(=収入)じゃ、ゼロからイベント作るなんて無理ですって。

 

そして、2012年のアゴラでも再度同じシール貼り調査をした結果が上のブログ記事にあります。

 

ですが、その前に、現実に開催されているサイエンスカフェは一体いくらぐらいなのだろう?という疑問が出てきたので、調べて同時に掲示したのが、この時のサイエンスアゴラの「横串フィールド」の私のポスターでした。

 

ただし、全国で開催されている1年あたり1000件以上というサイエンスカフェ(と名のつくもの)を、Web告知ひとつずつ拾ってゆく作業は膨大に見えたので、茨城県内のものに限りました。それでも329件です。

 

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 その時に掲示してたスライドの1枚をそのまま載せます。

 

無料最強です。これができた時に、本気で肩を落としました。

 

茨城県はつくばがありますので、わりと早い時期からサイエンスカフェを数多くやっている地域でもあり、主催側もそういった研究所関係等が多く、草の根のものは少ない傾向にはあります。ちなみにこの329件の開催地を調べたのが、こちらのグラフ。

 

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2011年で開催数が減ってるのは、震災の影響ですね。2005年につくば外で開催が始まっているのは、県主催でサイエンスカフェが行われたからです。

 

話は戻って。無料でサイエンスカフェができるわけとして、

  • 主催者(大学、研究所など)にサイエンスカフェ専用の予算がある(補助金がある)?
  • 研究所一般公開の一部としてサイエンスカフェをやってみている(ゲストはいつもの仕事の一部としてやっている)
  • 場所は学内や研究所内で、提供するものも飲み物だけとか?

ということを考えて、ポスターにも載せました。

 

水戸に来てじきに、上市朝会という商店街活性化に関心のある方の集まりに定期的に出ていた時期があったのですが。その場所にてサイエンスカフェの話をした時に、ある方に、

 

サイエンスカフェって、つくばの学生がゼミみたいにやってるやつのことでしょ?」

 

と言われたことがありました。その時は「そんな勘違いするなんて…」と思ったのですけど、上記のような調べた結果を見て(いや、その前にひとつひとつサイエンスカフェを拾っていく段階で)、その方のその認識はたいして間違ってないんじゃないかと考えなおしました。

 

サイエンスアゴラでの発表だったので、2012年11月以降のデータは入っておらず、その後は何も追加してないので、もとにしてるデータはここまでです。どなたか調査したい方がいらっしゃったら是非がんばって欲しいです。私はもうここまでにしときます。開催時刻(日中か夕刻か)や、参加人数(定員)、テーマ等の数比較もとれなくはないですが、告知文だけでは不確定なイベントも多いので、それでグラフを作るのはできないかなぁ、というような印象です。

 

本当は調査結果が欲しいですねぇ、最新のデータまで含めて。論文書けると思うのですが。どなたか…?

 

 

ちなみに…。

話がまた戻りますが、2012年のアゴラで調査した「サイエンスカフェいくらがいい?」のグラフ(オレンジ色)は、

 

ジャーナル - 一般社団法人 日本サイエンスコミュニケーション協会(JASC)

 

の第4号の、「サイエンスカフェのつくり方」特集内の記事に掲載していただきました。さかさパンダサイエンスプロダクションさんによる記事です。もう無料で読めるようになってましたね。

 

追記。

というわけで、今はこんな感じで。なるべくしてなったというか…。