id:camelopardalis:20120331 に、2011年度のをまとめていたので、2012年度も、記事にしきれなかったもの、簡単にまとめておきます。前の年度に比べたらあんまり参加したりしていないのですが、それでも行けるものは可能な限り参加して話を聞いたり質問したりしてきましたので。
4月28日 ふくしまの話を聞こう 1
年度最初に聞いたお話は、「ふくしまの話を聞こう」の場にて、のものでした。司会してました。id:camelopardalis:20130312 に第2回の開催の経緯として、この日のことも少しだけ書いてあります。
当時、ブログには書きませんでしたが、SNSでちょこっとだけ、経緯や、イベントした側としての感想を書いた時に、必ず引用させていただいたのが、こちらの糸井さんの感想です。求められていたこと(でもできていなかったこと)ができて良かった、と思いました。
https://twitter.com/itoi_shigesato/statuses/196142891310125056
10月14日 「みんなでエネルギーの将来を考える」北澤宏一先生講演会
放射能汚染問題というよりは、原発事故とエネルギー問題についてのお話がメインだったのが、こちら(id:camelopardalis:20121018)。この続き、開ければいいのですけどね。機会があるでしょうか…。
11月7日 パルシステム講演会(魚介類の汚染について)
申し込んでいたのに、かなり遅刻して着いた講演会。お話はかなり進んでしまっていたのですが、ホワイトボードに書かれていた内容から、まぁ、放射能汚染に関する基本的なことを話されていたと想像できました。実際に販売している魚介類ついては、「基本的に冷凍のものを扱っているので、旬の時につかまえたものを半年くらい続けて供給するというようなパターンになっていますから、つかまえた時のデータで確認している」、とのことでした。
パルシステムといえば、事故後、某大学の教授に名指しで非難されちゃって大変だったことが記憶に残ってます。そのせいでさらに厳しい自主基準を設置した、というわけではないでしょうが、組合員としては気になります。それについてお尋ねしましたところ、
「特に目に見えて影響があったわけではない。
自主基準を設けたことで賛成の声は聞かれたが、実際の売上げに関しての増減はほとんどない」
という説明でした。
しかし、定員に満たない参加者数(20名くらい?)。水戸での開催で、組合員向けで、託児があったとしても、講演会(勉強会)の参加者数はこんな感じなのでしょうね。
ちなみに、お話してくださった方は、パルシステムをとっている方ならみなさん見てらっしゃるであろう、毎回ついてくる「カタログ掲載商品の放射能情報」をまとめてくださっている方、でもありました。
11月11日 サイエンスアゴラ2012
サイエンスカフェ水戸として、サイエンスカフェやったり、横串フィールドにサイエンスカフェについてのポスターを出したりしてきましたのは、こちらに書いたとおりです(id:camelopardalis:20121121)。
もちろん、会場では、放射能汚染関係、震災関係ものも企画されてはいたのですが、自分の出し物関係でいっぱいいっぱいで、興味があっても参加できなかったのが多かったです。茨城大、田内先生もゲストで来てらっしゃったっていう企画(まとめはこちら)も聞きたかったな、と。
11月27日 第8回 みとちる茶話会
みとちる茶話会、久しぶりに参加できました。
詳しいことは書けませんが。水戸に住みながらいろいろ考えている方、だけでなく、水戸に転居してきて、あるいは戻ってきて、さてどうすれば良いか戸惑っている人がいることがいらっしゃることがわかりました。
水戸市で放射能問題について困った時、もちろん、水戸市の地域安全課の担当部署に連絡すれば、情報も集まっていることでしょうし、話を聞いてくれるとは思います。ですが、お役所ではないところで情報を得たり話をしたい場合、今後もみとちるが役割を果たしてゆくのだな、と思いました。
可能な限り、これからも参加してゆきたいです。
12月5日 震災後の活力ある地域社会をつくる ―防災と気候変動適応を問い直す―
茨城大学主催の講演会です。公式のイベント情報はこちら。放射能問題ではなくて、防災のお話でした。
ツイピクにあげてあった画像が、こちら。http://twitpic.com/bj64wh
1つ目は、茨城大、三村先生による、津波想定と防災対策について。2012年8月まで検討された、津波浸水想定の地図も紹介されました。防災と減災のメリハリある対策をしてゆかなければならない、などのお話でした。
2つ目は、九州大学の小松先生による、気候変動による水・土砂災害についてどう対応するかのお話でした。例として、鹿児島の川内川流域での取り組みや、流水型(穴あき)ダムなどを紹介されました。地域では、ハザードマップを作ったり、避難訓練を行ったりしますが、「マップを読まない人」「やっぱり来ない人」にどうわかってもらうかが課題だそうで、身にしみます。
最後のパネルディスカッションと質疑応答は聞けなかったのですが、大洗町についての資料をいただきました。あれだけ大きな津波が襲いながらも直接的犠牲者はゼロだった大洗町。復興の取り組みも、アニメの盛り上がりもあって、軌道に乗っていそうに見えました。
あと、ここで、茨城大学による復興支援プロジェクトの調査研究報告書をもらえました。平成23年度版ですが。2011年11月に聞いた計画が、その後どうなったのかが書いてあるものです。ネズミをつかまえる話とか、復旧支援ロボットとか、気になってたので読んでみたいです。
2月24日 ふくしまの話を聞こう 2
ブログ記事はこちらです。id:camelopardalis:20130312
3月2日 第3回サイエンスカフェ水戸 法と科学の哲学カフェ
短いですが、サイエンスカフェ水戸ブログの報告記事としてまとめてあります。
蓮井さんをお招きしたことで、やはり、放射能のリスクの話が中心になりました。
2013年3月8日 パルシステム生産者・消費者交流会
3/8(金)、ホテルレイクビュー水戸にて開かれた、第13回、パルシステム生産者・消費者交流会に参加してきました。
あ、パルの講演会によく行ってますが、組合員ではありますけど、そういう信者ではありません(もっと会員増やせー、とか、TPPがー、とか、言ってませんて)。買いたいものだけ買ってます。でも、結局、こういう交流会や講演会や勉強会を開いてくれるのって、ここくらいしかないからここに参加してるってことになってます。他も(近くで)やってくれたら行くんですけど。
メインでお話されたのは、たまごの生産者さんと、原木しいたけの生産者さん、でした。
特に、茨城で原木しいたけを生産されている飯泉さんのお話には、放射能について具体的なデータもありました(どの地域のどのくらい値が出る原木を使うと、できたしいたけにどのくらいの値が出るか、出ないか)。そこまできちんとわかっていて原木しいたけを育てながら、この状況下で、原木の扱い方、汚染されていない原木の調達、里山再生を続けること、さらには、汚染の高い木や山(地域)をどのようにしたら良いのかなど、いろいろな活動もされていることに、驚きました。
後半はテーブルごとに、ざっくばらんにお話できる時間でした。私のところのテーブルには、豚を育てていらっしゃる方と、あと、野菜を作っていらっしゃる方がおりました。私たちの知らない、生産の苦労のお話もありましたけど。やっぱり「いつも食べてるものを作ってらっしゃる方はこの方!」っていう驚き&感謝、が感じられるのが、いいのでしょうね。