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大地震、そして、サイエンスカフェ延期

こちらの更新が一番遅くなりました。

地震から4日が経過しました、水戸です。家族みんな無事です。

11日の発生時刻、ちょうど、園バスで帰ってくる下の子を迎えに行こうと家を出て玄関扉を閉めようとした時でした。

「けっこう大きな地震だな」

と思ったものの、全く収まる気配がありません。 もしかして建物にいては危ないかもと、急いで離れましたが、外に出てもゆれが全く終わらないような状況です。 若干収まったところでバス停まで走りました。 途中、近所の方に「すごかったですねー」「大丈夫ですか?」と言いながら。

でも、次々に襲ってくる大きな余震。 そして、園バスは定刻を過ぎても全く来る気配はなく。

そのうち、小学校の下校時刻にもなってしまうので、この場を離れて良いものか、どうしたら良いのかわからず、携帯をにぎりしめながらオロオロしました。

そうしていると、外に出ていたご近所の方が「信号が止まっているよ」 と教えてくれてまして、園バスが来ないだろうということを確信しました。

また、じきに、別の園に下の子を通わせているご近所のお母さんが 下の子の手を引きながら学校に向かって前を通ったので、その方に上の子をお願いし、園に向かうことにしました。

信号が消えた道路をなんとか渡ってたどり着いた幼稚園では、敷地内の広いところに2巡目のバスの子供達、延長保育の子供達、先生方が集まっていました。 中には泣いているお子さんもいるんですが、 先生の腕の中でお昼寝している年少さんも。

「携帯がつながらなくて(バスが出ないことが伝えられなかった)」と先生はおっしゃてましたが、 この状況では仕方ありません。 かろうじでメールがつながっていたので、同じバスで帰宅する子のママ友さん他にメールし状況を説明。しばらく待って迎えに来られたのを確認してから、下の子と家に戻りました。

その途中、古い空家の壁が崩落し、道まで散らかっていた現場がありました。市内には、全壊とまではゆかなくとも、このように壊れた古い建物がいくつもあるようです。

家に着いたところで、上の子が同じ棟の子供達やお母さん方と 帰宅しているのを見つけました。 同じ頃に夫も職場から戻ってきておりました。

というわけで、その後は家にて余震を感じながらもサバイバル生活。 夜、車で寝るか、避難所に行くか悩みましたが、 ガスが通じていて家なら暖かいし明かりも取れること、寝室に家具がなく、建物倒壊がない限り落ちるものがないことから、家で一晩過ごしました。といっても、うとうとしては余震で起こされ、の繰り返しでしたが。

携帯電話は、地震発生時はメールやtwitterがある程度使えましたが、夜から翌日昼くらいまでつながりにくく、電池もなくなってきてしまいました。 けれども、手回し充電機能つきのラジオが買ってありまして(これもCoSTEPで地震防災の先生の講義を聞いたおかげ)、大活躍しました。 まさかそれが役立つ日が来るとは思ってませんでしたが。これを使って充電しつつ、実家と連絡をとることができました。

そのような感じで、翌日まで続いた水&電気なし生活も、 夕食を食べ終えた12日夕方には復旧。とりあえず、通常に戻りました。

壊れたのは、キッチンでコップなどが5個程度。 それから、CDラックの扉にもなってる姿見の鏡が割れましたが、その程度でした。もちろん、本棚の本、おもちゃなどはかなり散乱しましたが。 テレビは震動吸収するものをはさんでおいたので落ちず。 本棚そのものも固定してたので倒れず。 食器も、引き出しに入っていたもの、引き戸の中に入っていたものは無傷でした。

食料は買い置きが(たまたま)十分にあったし、生協がある程度は届けてくれたので間に合ってますから、お店に並ぶようなことはしておりません。

週があけて。学校や幼稚園はもちろんお休みです。ライフラインも戻ったし、とにかく、普通にいつもどおり過ごしたい子供達と、(テレビや新聞で報道される)大震災のショックと「困っている人に何かしなければ」みたいに気持ちだけ焦っている自分たち(?)とのギャップをどううめるか、が課題かなと思ってます。

昨日、震災後初めて街の様子を見てまいりましたが、twitterなどで紹介されていたのを見たとおり、大変な状況でした。全壊している建物こそ(多分)ないものの、一部倒壊があちこちにあります。「キケン」「近寄るな」と書いてある張り紙のついた建物や塀も見られ、今後も余震での倒壊に気をつけなければなりません。

そのようなわけで、ゲストの方とも相談しました結果、27日に予定していたサイエンスカフェ水戸は延期とすることにいたしました。残念ですが、仕方ありません。
http://cafemito.exblog.jp/

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ちなみに、地震発生の日まで、平日日中は家事も何もかも投げ出して準備をしていた幼稚園の謝恩会は、延期となってしまいました。みなさんからお金を預かって準備してきたことですから、その責任も感じております。4月になっても5月になっても、やりたいと思っております。