表紙を見て一番に、大阪でのお友達「M子ちゃん!」と子供二人そろって叫びましたとも! 冬になるとみかんばっかり食べてるおかっぱ頭のかわいい女の子がおりました。多分、この冬もみかんをたくさん食べてるんでしょうね♪
さて、この絵本の主人公「みこちゃん」。みかんの食べすぎで自分がみかんになってしまったばかりか、触れるもの全てがみかん色になってしまいます。でも、それってなんか楽しいですよねー。外は雪。雪の中に倒れてみれば、みかん色の人の形のできあがりです!
かわいらしい動物達(というかぬいぐるみやおもちゃ)が出てきながら、ところどころに切り紙、中には英字新聞まで使ってあってクールっぽくもあり、そんなところも目を引きます。
前回に続いて、かわいい動物達がいっぱい出てくるふくざわゆみこさんの絵本です。雪の森が表紙だったので冬の本かな?と思ったら、もうすぐ春だったとは!
一番に目覚めたヤマネくんは、みつばちさんの家のある木が傾いていることに気付きます。森の動物達を起こしてなんとかしようとするのですけど、まだまだ力不足です。そこで、力持ちのクマさんを冬眠から起こそうとするわけですが…。
ほ乳類な動物達がかわいいのはよくあるケースですが、この方にかかるとワシもカエルもみつばちもこーんなにかわいくなってしまうのですか! とちょっとびっくり。
ハッピーエンドの結末は、子供達も読んでほっとするようです。
また見つけました! 図書館ネタの絵本。カリーナは図書館にて、「どうぶつたちもほんをよみたいかもしれないな」と思い、どうぶつのための図書館開館日を想像します。おなじみのいろんな動物達が次々にやってきて、椅子に腰掛けて本を読み始めるのはいいのですが…、やっぱりアクシデント発生! 大騒ぎになってしまいます。
空想は自由ですよね。子供はいつでもそんなことをしてるのかもしれません。
「どうしてクリスマスには、サンタクロースが トナカイのひくそりにのってやってくるかしってる?」
→「それはね、サンタクロースがトナカイののるそりをひいてやってこられるほど ちからもちじゃないから」
と、こんな感じで、問答が続いてゆく絵本です(笑) マジメに読むとバカにされたような気もしますが、まぁ、クリスマスですから(^_^;)
何がきっかけにせよ、世界中の人が笑顔なひとときを過ごせるのが、クリスマスなのかもしれません。最後から2枚目のページの絵。サンタとトナカイの顔を曇らせる、中東付近から出る火と真っ黒な煙。気になります。
見つけると借りてきちゃう、はたこうしろうさんの絵本。こちら、おかしき家は男4兄弟とは! とにかく、4人のギャーギャーぶりが聞こえてきそうな表情と部屋の様子に、多少は心あたりがあるものの、圧倒されてしまいます。そんな4兄弟は、「ひとりになりたい!」と外に出て別行動するわけですが…、やっぱり誰かと話したい! 家に帰ってまたしゃべりまくり!! お母さんの苦労を思ってしまうわけですけど、聞いてる子供にはどう見えたのかな。
みんなでわたろう (ひさかたメルヘン 4)
早速借りてきちゃいました。こちら、今年の下の子の生活発表会の劇の原作本です。随分古くてびっくりなんですけど、ちゃんとあるものですね。
野原のまん中に流れる川、渡って向こうに遊びに行きたいと考えた動物達は、それぞれ、ねずみはねずみサイズの細い木、さるはさるサイズの中くらいの木、ぞうはぞうサイズの太めの丸太を渡しただけの橋を作って渡ります。しかし、それらは夜の間の大雨に流されてしまい、動物達はがっかり。そこで、みんなで力を合わせ、流されないような丈夫さを持ち、かつ、大きなぞうでも渡れるサイズの橋を作ります。
劇と出てきた動物達が違う! のは、クラスのみんなの好みや、人数合わせによるものなのかもしれませんが。それから、流されないように杭を差し込んでから橋をかける、というのも劇でありませんでした。絵本を開いてわかるそんな描写に、なるほど、なのでした。
薄い色づかいの絵がほんわかしていて、独特なやわらかい雰囲気を出してる、そんな絵本です。