カロンとコロン

アゴラとか学校行事とかあって、なかなか絵本が読めませんでした。いろいろ借りてたのに…。

カロンとコロン―はるなつあきふゆ4つのおはなし
いつもかわいい♪♪♪ どいかやさんの絵本です。はるなつあきふゆ、それぞれに短いお話があった後、お話に出てきたものを「つくってみよう」のコーナーがあって、なんかワクワクさせられます。料理ものだけじゃないところがいいですね。

くまのベアールとちいさなタタン きょうはピクニック (ママとパパとわたしの本)
べアールとタタンシリーズ、また借りてきました。いいお天気だからドーナツあげてピクニックに行こうとする二人ですが、できあがったそばから食べちゃった…、っていうのはよくある展開ですが。気を取り直して改めてドーナツを作って、それを持って出かけるわけなんですけど、頂上で転んじゃってドーナツも二人もふもとへコロコロコロコロ。そこで、ドーナツを拾ったもぐらの家族と仲良くなるという、なんともハッピーな一結末です。なんてことはない日常なんでしょうけど、ほのぼのします。

くつがあったらなにをする? (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
横に長〜い絵本。こんなの見たことなかったかもしれません。

くつがあったらなにをする? いすがあったらなにをする? ぼうしがあったらなにをする? いろんなモノを、そのモノ本来の役割だけでなく、いろんなことをやってみて遊んでる男の子と女の子が出てきます。それだけなんですけど。そして、例によって上の子は、「そんなんあるかい!」みたいな感じでツッコミまくるわけですが。

この文章がなんとなくなんですけど、詩? 歌? みたいなんですよ。アメリカの作家の絵本ですけど、もともとそんな感じの文章なのか…。訳の方もそんなふうに楽しめる工夫がしてあるんだろうな、と思ったら、訳者の方は言葉遊びの本も多数出版されてる方だそうです。なるほど。

しらないいぬがついてきた (チューリップえほんシリーズ)
しらないいぬがついてくる。ので逃げるぼくですが、知らないところにやって来てしまい困ってしまいます。と、今度は、帰りの道を知ってるらしい、そのしらないいぬについてゆくことになるのですが…。たったそれだけの絵本なんですけど、それだけなので下の子も余裕で読めちゃってました。全体的に茶色っぽい街が、不思議な、でもとてもなつかしい感じを出しています。

雲をみようよ
かわいらしい絵本でありながら、「巻雲」「積雲」「層雲」などなどの、ちゃんとした雲の名前と特徴まで解説してある本です。これを読めば、雲の種類だけでなく、雲の形はお天気と関係していて、世界各地にはいろんな言い伝え(雲を見て天気を予想する)や伝説がある…、などのことが、ざっとわかるようにできています。科学(解説)絵本?と言ってしまえばそうなのかもしれません。

イソップ童話―イソップ名作選 (カラー版・世界の幼年文学 (1))
テレビを見たり、人から聞いたり、何かの拍子に思い出したり…。ふとしたことで、イソップ童話の中のお話を思い出すことがあります。そういうわけでまとまった本を探してみたら、この本にあたりました。そう、これ、私が子供の頃にうちにあって何度も読み返していた本だったのです! めちゃめちゃなつかしー。この、動物の絵とかもかわいいから好きだったんですよ。

というわけで借りてみたいのですが、いくつかのお話を読み聞かせしただけで返却期限とあいなってしまいました。読んだのは、「金のおのと銀のおの」「よくばりな犬」「きつねとせみ」「いなかのねずみと町のねずみ」など…。

斧の話でも、肉をくわえた犬でも、ついつい欲を出してしっぺ返しに合う話があるわけですが、その都度、「アホか!」と突っ込む上の子…。その行為がばかげていることだとわかってくれればそれでいいのですけどね。