引っ越しその後

引っ越ししてきて2ヶ月が過ぎました。

引っ越し前の数ヶ月は、
「ゴミを運んでもらってもしょうがない」
「欲しいモノは向こうで買うんだ」
って感じで、けっこうストイックな生活を送っていました。おかげでそれなりにモノ減らしは進んだような気がします。もちろん、こっちに来てから「捨てときゃ良かった」って思って、ゴミになったものはいくつもありますが。

段ボールは新居に来てから1、2週間のうちに全て開けたと思います。でも、「今すぐにどうこうしない」「とりあえずしまう場所がない」みたいな感じで、多少中身を入れ替えたもののまだ段ボール箱の中のまんま、っていうのが5箱くらいあります。えぇ、ほとんどが研究やってた頃の書類とかコピーで…orz

他にも気になるのが、引っ越してきてとりあえず収納場所にしまったけど一度も使ってない、っていうモノ。前の家で天袋に入れてたものなんかもそうなんですが、手の届く範囲で言えばちょっとした調理小物など、まだプチプチに包まれたまんまシンク下に入ってたりします。冬の土鍋なんかは次のシーズンまで出番はないわけですけど。そういうわかりきったものは横に置いても、「これってこの2ヶ月間、全く必要なかったモノなんだなー」っていうものが明確になってしまってます。それが心にひっかかるんですけど、前も何度か使ったし、使うかもしれないから捨てられず…。このへんがまだまだ、修行が足りないところです。

一方で、とりあえず収納してみたり収納箇所を作ってみたものの、どうもうまく使いこなせてない、というのも多々出てきて、最近の悩みどころです。間取りも部屋の使い方も変わったから、これはしょうがないでしょう。シンプルライフを目指すというより、まさに「収納」とか「生活動線」がテーマのものです。
「何を、どんな道具を使ってどこにどういうふうにしまったら使いやすいかなー?」
って考えてみるわけですが。日々の雑事に追われていてなかなかはかどりません。でも、焦って無駄な100均グッズを買ってしまったりしてもしょうがないのでここはガマン。不便もあるけど納得するところを求めたいものです。

そこで、うちに3冊くらいある収納&インテリアの本を出してみるわけですが、10年も前のものもあってさすがに見飽きました。なので、新たに購入したいと書店へ行ってみました。いろいろ見たんですが、なかなかしっくりくるものがなくて。サン○ュ系ムックは「子供のいる家」っていうタイプが似てるから参考になりそういて、あの(以前よりさらに)チャラチャラした紙面を見るともうそういうキャラじゃないよなー、って気がしてしまいます。一方で、古い家だからこそ参考になりそうなナチュラル路線の本も最近あちこちからうじゃうじゃ(笑)出てますけど、雑貨の多いカントリー調も「どうも違うな」って気がしてしまいます(というか前に買ってみて失敗しました)。

そんな中から、参考になりそうかなと思って買ってきたのがこちら。

間取り図とおおまかな家具配置が載ってて、紙面が見やすくて、生活が見えるけどごちゃごちゃしてない、ってあたりで選びました。

というわけで、モノとのおつきあい、引っ越しは良いターニングポイントですが、そのカーブをうまくまわりきって次の生活を軌道に乗せるのが大変だーと実感するこの頃です。