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天文学会@岡山理科大学

天文 科学技術コミュニケーション (旧)今日の一枚

天文学会@岡山理科大



恒例ネタです。天文学会です。

しかし、うちの子供二人の運動会の練習も佳境に入って、そう簡単に大人の都合で休ませるわけにもゆかず…。悩んだ末、金曜日(2日目)の帰宅後に出発し、懇親会から参加ということにいたしました。

ホテルでの懇親会にて、研究者のみなさんお食事に懇談に集中されてる間、壇上にて好き勝手してたのはうちの二人+αでございました。ご迷惑にはなってなかったでしょうが、似つかわしくない光景だったかもしれません。けど、そんなのも許されるようになったのは、保育室ができたり、世の中の流れもあって、変わっていってるからなんでしょうね。無謀だとわかっていても、後に続くみなさんが気軽に参加しやすいと思ってもらえるためには、と(勝手な)理由をつけて連れ回す我が家です。

保育室

着く前に上の子は、「保育室に行かない、ホテルの部屋で遊びたい」な〜んて言ってたんですが、保育室に入ってみればおもちゃもある、テレビもあるで、夢中でした。短い時間でしたが大変お世話になりました。とりたてて珍しいこともなかったし、私自身も保育室にほとんど滞在しなかったのでレポするほどのこともないのですが。今回預けられる子供たちの名簿に知った人のお子さんの名前があって、「○○くんの名前があったよ、結婚してたんだねぇ〜。お子さん1歳だって」って後になって夫と話のネタにしてました。ご本人には会えずじまいでしたが。いつまでもチビだと思っていたうちの二人も、今回参加した子供らの中では最年長だったようです。

中小望遠鏡

3日目、口頭発表の時間帯はだいたい、「中小望遠鏡」のセッション会場におりました。中小っていっても、西はりまの2m望遠鏡なんかが中小になっちゃう、そういうセッションなのですが(それに対して、口径8mすばる望遠鏡などの研究専用の特別望遠鏡が「大望遠鏡」)。

なので、そういった中小望遠鏡の特徴を生かした研究発表もありましたが、同時に、中小望遠鏡を使った研究者による広報活動、アウトリーチ活動に関する発表もいくつかありました。

印象に残ったのは、木曽観測所。一般の人が参加できるメニューがいろいろあるの、ホームページを見てもよくわかります。

W先生が質疑応答の時間で、(行政など他のところにこういった研究者の活動の重要さを理解してもらうためにも)「アウトリーチの時間を定量化すると良いのでは?」と提案されてました。研究者が暇がないからとか、やっても理解されない(お金につながらない)からコミュニケーション活動をしない…。それらを何とかしたいなぁ〜というのは、サイエンスコミュニケーションやってる人達にもよく出る話です。そんな状況下でも、やりくりしつつ成果をあげているところ(研究者)もあります。個人の相当な努力による部分もあるかもしれませんが、それを「(その人が)がんばったから(無理したから)すばらしい」のではなくて、どのくらいの時間をかけたのか(必要としたのか)定量的に示すことが、今後の活動の何かの指標になるのかもしれません。

そういえば、N天文台にいた時に、ここは研究員が研究と教育普及を両立するってのが大前提でしたが、研究員が双方にどのくらい時間を裂いているのか定量化、していたはずです(2m望遠鏡関連の提案書を作成してる時に)。当時、「仕事山積みで研究なんかぜんぜんてきないよ〜」と思ってたんですが、その時の資料とかってどっかに残ってないんでしょうかね。

やっぱり、サイエンスカフェ

ポスターセッションの時間もありました。やはり気になっちゃうのは「サイエンスカフェ」関連ものです。2つ出てました。

右の紺色の、九大のみなさんによるサイエンスパブin福岡、のポスターを作られた方とお会いできたので、いろいろお話聞くことができました。まず目についたフレーズは「博多の屋台文化」。これって、サイエンスカフェ発祥のカフェ文化に似た感じがしていいかもしれません。他にも、開催場所を毎回変えたり、わざわざゲストをそのために呼ぶのではなくて出張か何かで来られたついでに、こういうイベントでもてなす、というの、工夫してるなと思わされました。コミュニケーションしてお互い学ぶのがなければ、みたいな目的も大事だけど、ちょっと新しいネタでの楽しいおしゃべりの時間も大事なひとときかもしれません。運営に携わってる学生さんが、コミュニケーターとしても育っていっているな(つまりは運営のノウハウを実践で吸収中)という感じを受けました。

というわけで、そのへんも含めて自己紹介がてら、「サイエンスカフェを考える会」とか今年の「サイエンスアゴラ」のこととか、宣伝してきました。結局、私自身が最近やってきた活動って、このへんなのですから。もちろん、その活動があったからこそ、今の自分のいろんな考えもあるわけで。

休憩場所のようなところでお昼のお弁当を子供二人とつついてたら、K先生(年会に保育室を作ったあの先生)が声をかけてくださいまして。サイエンスカフェに関する活動とかしてますってお話したら、「そういう活動は、(できれば)文章に残した方がいい。ブログじゃなくって、例えば『天文教育』でも何でも」とアドバイスいただきました。確かに、ブログは手軽だけど、参照できる論文や報告文ではないですから。さきほどのサイエンスカフェのポスター前でも、結局、昨年の考える会のまとめをされた松田さんの論文を紹介しましたし。

そういえば、全国のサイエンスカフェの中で、天文系(特に、やろう!と思った人とか、メインの裏方さんが)のって、どのくらいあるんでしょうね? アウトリーチに熱心な研究者も関係者も多いから、多そうにも見えますが、実際は…。もちろん、内容も問いたいです。